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三月、「あつまれ どうぶつの森」が燃え盛る(あごぶろぐ)

写真 2020-03-13 18 35 57

まず最初にはっきりと言っておくが自分は「あつまれ どうぶつの森」のためにポケットキャンプ、あるいはリングフィットアドベンチャーによる過酷なトレーニングを欠かさず続けてきた。そして、しっかりとやり、かなり仕上がった。そんな状態なのであつ森をやらないなどという選択肢はまずありえない。当然購入した。ではなぜ、このNOTE大陸に現れて……いつものようにテントを立てて記事活動しなかったか? それは明白だ。たんじゅんに島の生活がはちゃめちゃに面白かったので、記事する時間が残らなかったからだ。ついでに言うなら、このゲームについてしゃちほこばって解説して入門編とか言い出すと野暮になるので、アレコレと言及したくなかったことも要因のひとつとして挙げられる。

ではつまり、記事しないということなのか? それもちがう。早とちりは身を滅ぼす。自分はこのNOTEという土地でやっていくにあたり、特に記事の形式に制限を設けてやっているつもりはない。好きなことをやると、だいたいレビュー記事になる場合が多いだけだ。自分はブロゴというサービスそのものが好きなので、ふつうの備忘録を書いたりもする。だが、大抵の備忘録は書いているヤツだけがおもしろいので、読んでいる側がどうかは知らない。自分は島にシンデララ城を作ったり、超すごいマイデザイン(なんかいい感じのレンガのやつとかを想像するといい)を描いてフリー配布したりするつもりもない。つまり、完全にただ……日々が……スクリーンショットと共に流れていく。あつ森に関しては、そういう記事をやるということだ。

・日々が流れる

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これ以上の前置きはない。すぐに始めるとするが、まずつぶきちとまめきちが現れて、地形の選択をせまった。自分はこういうのはもっと前に家とかで資料を見ながら決めてるやつだと思ったが、ここではあえて黙っていた。ゲームの始まりは神秘的な時間だ。やがて黙って読み進めていくうちに、自らとアバターがシンクロしていく……。

左上からじゅんばんに見ると①はカブを引っこ抜いている最中の男のようで、キアイが入っており中々いいと思った。②は川に囲まれた島に家を建てたい欲求が湧いた。③は獲物を食らう蛇のようであり、④はデルトラ・クエスト-魔物の洞窟-の表紙のヤツに酷似しており、自分の心胆を寒からしめた。結局、川のド真ん中に島を建てたい欲求が強まり、②の地図を選んだ。だが結論から言うと川の真ん中に行く方法は初日にはなく、川の真ん中に家を作る計画は頓挫した。

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これは上陸後の写真だ。レイラとピースがいる。これまでのシリーズで自分が出会ったことのないやつらだ。まめつぶのやつらが先導している。空気が澄んでいて、どうぶつの森ダイレクトで穴が開くほど見つめた、木の枝が当たり前に落ちている。波が寄せている。風が……木が……自分は叫びだしそうになったが、グッとこらえた。

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これは島名を決定する記念すべきシーンだ。自分はかなり前から島名を決めており、自らのネームである「AGORUN(よくARUGONと空目される)」+Switchをかけ合わせ、「アゴッチ」とした。思いついた瞬間はあほな名前のように思えたが、濁点が付いていて最後は「チ」で終わっているのが中々味が出ていると思う。古代エジプトなんかにこういう名前の武器があってもいいと思った。

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うたげの最中だ。ちなみに自分のキャラは二つ結びにしているが、男だ。これは過去シリーズで三つ結び(サザエサンみたいな髪型のこと)にしていた名残から髪がどこかで結ばれてないと落ち着かなくなっているためだ。男で二つ結びのやつはちょっとどうなのか? そういう疑念を抱いている時期もあるにはあったが、最近の呪術廻戦で腸相というやつが超かっこいいので結局は活躍による、という結論に至った。キャラの名前はもちろん、「あごるん(あるごんではない)」だ。

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スマホをもらい、カメラアプリを覚えた頃だ。フィルターを通して世界が色づいている。ちなみに特産はリンゴだ。自分はリンゴが好きなので、満足だ。今後、リンゴをPICKUPする部屋や区画を作ってみたいとも考えている。

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テントにやってきたフータはこう言ったし、自分も納得したものの後から実際に立った博物館は寄贈している数の割りに凄いものが出来上がった。今見るとアテにならない発言だったと言えるだろう。

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自分の島の特産はバラだ。初めて数日は服や装備品がなにも手に入らなかったので、身の回りにあるものを使って工夫しようとしていた様子が伺える。フェイスペイントも入れているが、これはあまり流行らなかった。もう少し範囲が広ければ目を縁取ったり、そういうことも考えただろう。

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これはかくじつに意識して撮影している。テント暮らしが長くはならないことを見越しての判断だ。この時は外に置いたダンボールの上にスイッチを置いていたが、このあとで雨が降ってきたので家の中にしまった。

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良く言えば羽化する直前、わるく言えば何がしたいかわからない。

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家が建った。どうも今作のハッピーホームアカデミーは上から指図してくるだけではなく、家のインテリアのために調度品や電化製品を送ってくるらしい。自分もアカデミーには一回勤めたことがあるのでわるぐちを言うつもりはないが、むかしより格段と良くなっている。我々が求めていたのはそういうサービスだ。

ダンボールの上にスイッチが載っているのは、ちゃんとしたテーブルがないからだ(その割りにしょさいのイスがあり、ミスマッチ)だが、こういうありあわせ感がたまらない。そして、こういう時期のハングリーさ……木とかをガンガン揺すって、蜂に刺されながらも家具を求めていた頃の飢えた獣の本能を覚えておくべきだと思ったから撮影している。いずれ、自分の島から石油が出て、ビッグサクセスを手にしたときもこの写真を見て初心に還るためにだ。

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この頃にはキャンプ地が柵によって囲まれている。文化レベルが上がってきた証左であり、価値のある資料のひとつだ。

自分はアカデミー勤めていた頃はクライアントの家の外のコーディネートをするのが苦手だった。それを克服するため、ポケットキャンプでは陣頭を取って指揮したし、集まってくるやつらの居場所になれるよう努力した。合わせて二年以上……その誇りの証がキャンプ場かんばんなのだが、この構図では見えない。

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これは博物館が建造され、見に来たところだ。自分はとび森時代の博物館を見たときも感動したが、今回はその比ではなかった。ただあまりにもガワが立派なので逆に寄贈品が増えるまではあまり見に来るまいと固く誓うことになった。

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(とび森時代)

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自分は住人に対してあまり押し付けがましいモーションを掛けることを嫌う。こいつらにも好みと生活があり、自分のおもちゃではないからだ。何かするとすれば、気分しだいではあるがたまに服を贈るときがあるくらいだ。手探りでファッションや色の好みを探っていくのは楽しい。これから良き隣人となるために、できることはしていくだろう。

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タケノコを持って帰って、植えた……。
前作は無限にタケノコが生えてきて竹林化する傾向があった。竹林化……是非も無し。望むところだ。自分はマイデザインを貼るなどの対策もせず、どうした? かかってこい……そう言ってファイティングポーズを取り、挑発してから寝た。次の日も。その次の紐だ。だがタケノコは無限に現れなかった。どうやら今作は無限タケノコしないようになっていたらしい。すごい竹林ができたらバンブー鳥放題だと思っていたのでやや残念だ。

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これは部屋が広くなったときの画像だ。見るからに毎日広くなる部屋に家具の数が追いつけてない。この焦燥感と期待感が血をたぎらせる。DIYすべきか? それとも後の戦いに備えて資材を節約するべきか? 限られた水で果てがない荒野を彷徨うように、自分は慎重に生活を続けた。

三月にはまだチョウチンアンコウが海に潜んでいたので、毎日夜釣りをしていた。だから扉の近くには釣りセットがある。折れた釣り竿の代わりをつねに持っていけるようにだ。釣り上げたかたっぽ長靴も相棒を取り戻し、歴戦のアーティファクトのように輝きを放っているのが写真からでもよくわかる。

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マーサの家の横に庭園があった時代だ。見返すとマーサの写真が多いが特にひいきしているというわけではない。ここは小さなバラ園とキャンプ場を足した、そこそこ立派な庭だ。自分はたまに作業や釣りに疲れるとここに来て、空を見上げた・・・石窯から夜の空に煙が立ち上っていくのを見ていると、長い戦いに荒んでいた心が癒やされるように感じる。

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キャンプサイトが生まれた。それまで伊達だったキャンプ場がほんものになった瞬間だった。来訪したこいつはマスカラスだ。自分はこいつを旧シリーズではぜんぜん見たことがなかったので、かんぜんに新しい住人だと思っていた。自分はGC時代からの戦士だが、これだけ住人の数が多いと知らないやつもまだまだいる。キザなレスラーだ。自分は覆面に隠した過去を知りたくなった……。

ちなみにこの後のキャンプサイトはめっきり使われなくなった。なぜだ? どうして宣伝しない? ここが島の発展への橋頭堡だと言ったあの言葉はまるきりウソだったのか? 戦略会議室の机の上で奮ったあの熱弁はどこへ行った? なぜ……しずえ……自分はしずえに問いただしたい気持ちになったが、一日中役場であくせくとやっているしずえを前にするといまいち言葉が出なかった。雨の中、展示場に立ち尽くすやつの弟、健人の姿と重なり……何も言えなくなった。いずれ時が来る、そういうことなのか。ならば、今はただ待とう。役場の扉に掛けていた手を下ろし、その日の自分は雨の中を立ち去った。

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日に日に上がっていくローンに対して釣りによる稼ぎが追いつかなくなり、部屋でロードラのマイデザインを作っていたのはこの頃だ。自分はマイデザインに関してはズブの素人だが、今作はなんだか近似色を吸いこみ、ぷよぷよみたいに繋がるので最初はあたまがどうにかなりそうだった。作ったのはクロノっぽい服とまゆっぽい服の二着だ。


なぜクロノと宝条まゆなのか? それは一番まともな正面資料があったからだ。自分は当時このコラボを見たときには正気を疑ったが、数年越しにデザイン資料として助けられることになり、少しだけ神妙な気分にもなった。自分は他にも何か作れないものかと探したが、目ぼしいキャラクターはほとんど見つからなかった。だいたい、ロードラのキャラは基本的に背中が見えないか、乳を放り出していることが多いのでマイデザインにはしにくい。

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スマホケースを作れるというので、うなりながら考えた結果ロードラの虹本を選んだ。スマホケースは真ん中にタヌキアイコンの風穴が開くのと上下がつながっているので完全に納得いった出来にするのは難しい。
(とはいえ、スマホの画面側を見ることはほとんどないため上下が繋がっていることはさほど影響しない気もする)

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(この画像は3月ではなく最近パニー島で撮影したもの)

マホケースに使った魔導書のマイデザインは「ほん」や「ざっし」に貼っても意外といい感じだったのでそこそこ気に入ってきている。

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そこそこやっているやつには分かることだが通常のマイデザイン枠は基本的に枯渇しがちだ。自分も類に漏れず枠の余裕はないのでスマホ用とそうでないもの、2パターン作る気はさらさらなく、スマホケース用の魔導書デザインをそのまま流用している。だから風穴が開いているが気にはしない。

コードはふつうに載せているからダウンロードすることはできるが、ほどほどの出来だから自分で作るほうが楽しいだろう。これはクロノやまゆの衣装に関しても言える。自分はもっとロードラのマイデザインが見たいので、誰かがバンバン作るといいと思った。

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七日経つ頃にはアバターの見た目はこの時すでに固まっていた。赤い髪に、一つ結びだ。
気軽なイメージチェンジの中でふとこのフォームを思いついたとき、自分の身には電撃がはしった。啓示的ですらあったと言えるだろう。以来、現在に至るまで自分は常にこのスタイルで過ごしている。

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「ダイナー」シリーズは非常にクールでキャッチーな見た目だ。自分は初めてふうせんを割ってダイナーカウンターが落ちてきたときに、すぐにダイナーを作ろうと思った。実はこの時、ダイナーな壁紙とカウンター(黄)しか持っていなかったが、今の熱のままやろう、と思った。これは実際のところやって正解だった。屋内のインテリアに新たなる息吹を感じたし、クリエイティブな気持ちになれた。カウンターにプロテインシャアカーを置いたとき、部屋全体が命を持った……そして語りかけてきた。「俺がダイナーだぜ」と。力強いその言葉は、イスなんか後からついてくる、とでも言わんばかりだった。

・三月は終わりだ

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かなり濃密な一週間だったと言えるだろう。3月は発売からたったの十日ほどの記録しかない。だがどの写真からも溢れんばかりのやる気と、内側から爆発しそうな期待感を漂わせている。あつまれどうぶつの森は当初は2019年発売予定……そこからの延期。自分は絶壁に体を打ちつけられ、奈落の底へと落ちていくような気分を味わった。だが、いまは確かにこうして発売されて、自分は島に足を踏み入れている。新しき友といっしょに。

だが……油断するな。割りと触っているやつにはわかることだろうが、ここまではまさに前哨戦、、平和なりし過去だ。ここからは島を開発する激しい戦い……暗闇の荒野を切り開くための改革が始まる。無限の時間とベルを食らう、魔のコンテンツだ。4月はそこに切り込んでいく内容になるだろう。


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