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アゴッチ島全景 シーズン1(あごぶろぐ)

2020年3月20日に初上陸され、やがて開拓が始まったアゴッチ島だがついに形になってきたのでここに記録を残すことにする。最初はたぬき開発の移住パッケージプランとかいう胡乱なサービスをきっかけに集まった者たちだったが、大して調査されていない未開の島での厳しいサヴァイバルを経て、真の友情が生まれ、やがて同志となった。アゴッチ島はそういう、世間のつまらないプロモーションやポテサラがどうとかみたいな話に左右されない、鋭い鷹の目を持ちし者たちが集い生まれたある種の共同体だ。今回は普段綴ってきた記録とは別としてアゴッチ島の全景……見どころ……住人の息遣い。そうしたエモーショナルな全てを刻みつけていく記事にする。

この記事のためにこれまで生き抜いてきた瞬間瞬間をスクリーンンショットボタンを駆使して切り抜いてきたところ、写真は全部で90枚近くになった。これはかつてのライブドアブログだったら断末魔の叫びを上げているところだ。実際、そんな枚数を貼ったことがないのでこのNOTE大陸もどうなるかはわからない。もしかしたらオーバーフローし、記事ごと電子の海に解けて消えていく定めが待っているかも知れない。出来上がったら長すぎて読めなくなり、訪れたやつが「こんなの読めないよ」と泣き言を言ってYOUTUBEの文字動画とかに帰っていくかもしれない。だが、妥協は全くしない。これは春から夏まで、アゴッチ島と住人たちの生きた証、その総決算だからだ。

飛行場1-1

案内人はもちろん、自分が務める。

地図_J

無題 (2)

(4月上旬に描かれた島のリフォーム図)

アゴッチ島は東西でまったく違う顔を持つ島だ。中央に位置する博物館の下を流れる川……そして役場のラインに沿って左上側が和風エリア。右側は洋風エリアとなっている。これは最初期の構想が「侍VS海賊」の戦いが日夜繰り広げられている島だった、その名残だと言えるだろう。特産は薔薇とリンゴだ。まずは飛行場前から見ていくことにする。

飛行場

・飛行場前

飛行場前4

飛行場前3

飛行場前はかんぜんに季節に合わせてあり、ヤシの木やサーフボードがこれでもかというくらいに夏をアッピールしている。アゴッチ島は比較的飛行場から役場までの距離が近く、複雑な道を造ることはできないためにあえて分かりやすく開放感のある景観を目指した。

飛行場前1-2

飛行場前は島の顔であるためひんぱんに変わり、これまでに中華茶屋→ダイナー→海の家と季節ごとに変遷してきている。現在は前身である海の家を発展させ、BARやお土産物コーナーが併設された。またサメと泳げるスペースが用意され、サメが泳いでいる。

飛行場前2

お土産物コナーにはダイビング用のグッズやありふれた土産が売っており、浜辺の前には試着室とシャワーブースを設置してある。7月には海洋調査が行われ、遊泳が解禁されたためだ。サメなどが泳いでいても問題ないとしずえが言っていたので、我々は安心して飛び込めるようになった。

飛行場前5

夜は併設されたサメBARを明かりが照らす。ここは「ドライブ」を聴きながらコーヒーや酒を飲むスペースであり、島長兼店員である自分の趣味ゆえに「ドライブ」以外を聴くことはできない。リクエストは受け付けていない。

・ゴンゾーのカブ畑

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飛行場前を左に曲がりけもの道を辿るとカブ畑が広がっている。ここはかつての住人であるゴンゾーが所有していたカブ畑であり、島の景観を巡ってしずえと何度も対立した思い出深い場所でもある。自分はゴンゾーと組み、地方行政と日夜戦いを繰り広げた。今やそんな戦いも過去なりし出来事となり、ここには穏やかな光が降り注いでいる。

・キャンプ場

キャンプ場1

キャンプ場はアゴッチ島の左下をまるまる使った場所であり、アゴッチ川から引かれた小滝が麗しいという宣伝文句をしずえに伝えておいたが、しずえはSLAY THE SPIREばかりやっていてぜんぜんキャンプ場の宣伝をしないのでここを使っているのは専ら自分だけだ。なぜか住人たちもここには来ない。広い川はあっても水遊びをするスペースがないアゴッチ島の中で唯一、水遊びができる場所でもある。

キャンプ場2

キャンプサイト自体は浜辺にある。近くにはくんせいマシンやバーベキューグリルがあり、芳しい香りが食欲を誘う。浜辺は特にいじってないので景観はかなりシンプルだ。キャンプサイトに関しては夏が終わり次第、自然の多いエリアに移すことも計画中となっている。その辺りはリモート会議を開いて決定するつもりだ。

・森エリア

森エリア5

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来た道をもどり、飛行場前のお土産物屋スペースを右にゆくと森エリアが見えてくる。ここは五月末あたりまでバラ園だった場所であり、その名残としていくつかの薔薇の装飾がある。島の名産も薔薇なので、そのアッピールも兼ねた場所ということだ。現在のアゴッチ島は自然が少なく、木々が生い茂る場所は珍しい。ここは意識して閉じた空間になるよう、出入り口以外は柵や家具、低木などで封鎖されている。

画像14

森エリア4

森の出入り口は四箇所あり、曲がりくねった道の先には会食ができる小さなスペースがある。敷地面積はバラ園だったときと変わっていないが、木々の成長を止めて大きさの調整などを施したことで中に入るとそこそこに広く感じられる。全体的にはアンティークな家具を用いられ、時間帯によって顔が違う夏のお気に入りスポットだ。

森エリア2

釣り大会中、連なる住人たち。

森エリア3

浮き島があり、天体観測などが行える。これまで直角的な形の川しか作ってこなかったため川の微調整には苦労し、どうしても人工的な川しか生まれないのであえてめちゃくちゃ眠いときに勢いで作ったら、ようやくらしくなった。

森エリア

森エリアに一番近い場所に居を構えるナイルはよく夜になると同じ木の下に座り、缶チューハイを飲んでいる。この写真はお気に入りの一枚だ。

・洋風エリア-ナイルゾーン-

洋風エリア3

森エリアを抜けると洋風エリアと呼ばれる広々とした場所が待ち構えている。飛行場から右上は全て洋風エリアだが場所ごとに顔はまったく違い、この場所はナイル居住から加速度的に侵食され、今ではピラミッドが二個になった。ほとんどナイルのための場所であり、建っている家もナイル邸だけなので割り切ってナイルゾーンと呼ばれている。角度的に見えないがこの場所の左上には博物館があり、その関係でオフタルモサウルスが飾られている。

洋風エリア5

ナイル邸

ナイルゾーンは黒や金の薔薇が咲き乱れ、他のエリアとはまったく別の個性を放っている。

ナイル部屋

ナイル部屋だ。かなりこだわりの強い部屋であり、ほとんどをピラミッドに占領されている。ピラミッドの横にはプレゼントした花や服が飾られ、大事にされていることがよくわかる。だが・・・こないだ送った黒いエアコンはどうなった? 全角度で部屋を見渡しても付いていない。ちゃんと熱中症に気をつけろ。この部屋はぜったいに暑い。

サブ家

ナイルゾーンの左上、見えにくい水上にサブ邸が建っている。見えにくいが浮き島を飛び越えることで侵入できる場所だ。最初は家が小さく、完全に隠しMAPだったが借金を払うことで徐々に家の存在感は増していき、ついこないだ地下室の建造が完了した。

サブ部屋

サブ部屋2

中はあまりイジられていないが、メインで変わったコンセプト部屋を作ることが多いため、サブでは店屋……この部屋のようなダイナーや喫茶店、あるいはレストランのような部屋を作りたいと考えている。しかし今のところは人を呼べるレベルには達していないというのが実情だ。

・洋風エリア-商店奥への道-

商店の奥道

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ナイルゾーン(サブの家がある水辺)を抜けると商店があるが、これを素通りすると再びけもの道が見えてくる。この場所は島の形が固まった五月辺りから二転三転し、あらゆる住人が移り住んだり、自然に還ったり、花畑になったりしたが最終的に今の形に落ち着いた。この先にはピッコロとビンタの家がある。

商店の奥道3

商店の奥道2

マップ上で確認するとこの場所はかなり狭い。というのも後に案内する和風エリアと、洋風エリアの高所に挟まれた谷間だからだ。中途半端なデッドスペースとして長く燻っていたが、けもの道のデザインを手に入れたことでちょっとした自然を取り入れられる場所となった。自然の他には一休みするためのベンチや、ビンタが世話をしているスイカ畑がある。

ビンタ&ピッコロ

けもの道を抜けると海沿いを背後に構えた二軒が並び立つ。左がピッコロで、右がビンタだ。新人であるピッコロの家の外観は先にこの地に住んでいたビンタ邸とかなり似ており、単純に並べたくなった。商店の右に広がる住宅街とはやや趣が違い、この二軒は浮世離れした空気感を放っている。

ピッコロ部屋

ピッコロの部屋だ。全体的に優等生といったイメージだが銅色の目覚まし時計が目を引く。毒気がなくシンプルで良い部屋だ。ラジオに近づいたら「うたたねのゆめ」が掛かっていたので、自分は写真を撮るとアイサツだけ手早く済ませ、そそくさと帰った。あの曲はどうにも苦手だ。

ビンタ部屋

こちらはビンタの部屋だ。従来のビンタ部屋はどうなのかは知らないが、今は亡き「あおいシリーズ」家具を思い出す。青いベッドデスクとTOYなベッド(ブルー)は自分からのプレゼントであり、明らかにベッドの数が多すぎる。こいつは普段なにを考えている? 不思議なやつだ。

・洋風エリア-住宅街-

洋風エリア2

洋風エリア1

さて、ピッコロとビンタの家から戻りメインストリートへと足を向ける。タヌキ商店の前には川が流れ、海沿いに向かっては家が立ち並ぶ。ここは4月半ばくらいから建設を開始した住宅街であり、真正面から見ても二段目の住居が見えるように計算して造られている。赤い屋根が目立つ家の主はマスカラスだ。

マスカラス部屋

マスカラスの部屋だ。時折やつは空や天井を見上げ、センチメンタルな表情を浮かべる。

洋風エリア7

マスカラス邸とヒノコ邸(右)の間には白板の階段が設けられており、そこから洋風エリアの二階層へと移動できる。この辺りは元々、港町というコンセプトで造られており白と青、そしてタルが多い。タルは全ての基本、万物に通用する。見れば分かるがマスカラス邸よりも右側に位置するヒノコ邸の方が前に出ており、メインストリートは斜めになっている。これは現実の海外の港町もこんな風になっていたりするからそのリスペクトだ。

マーサ邸

坂を上がった先は一休みするスペースだ。ここはほぼ、4月半ばから変わっていない。夏に近づくにつれてサーフボードや屋台のリメイクなどを施したくらいで、後はほぼそのままだ。ちなみに住人がここで休んでいるのを見たことはほぼ無い。一階層と同じくサーフボドdーの後ろに階段があり、そこからマーサ邸に向かうことができるという寸法だ。

マーサ邸2

マーサ邸の隣には観光望遠鏡とちょっとした休憩スペースがあり、眺めが良い。この場所に観光客が来ることに関してマーサがどう考えているのかは、自分は知らない。写すのを忘れたがマーサの玄関先にはラジカセがあり、「けけアイドル」が掛かっている。いつ何時もアイドルへの夢を追い続けるマーサのために用意したちょっとした贈り物だ。ちなみにこないだ歌声がするので向かったら歌っていたのはマスカラスだった。

マーサ部屋

マーサ部屋だ。これはいわゆる初期部屋だが、小物は欲しがったものや季節に応じたものを渡している。つみきコンポで掛かっているのは本来は隠し曲である「ドライブ」であり、自分はこれで新曲かつ隠し曲である「ドライブ」の存在に気づいた。そういう意味ではマーサは恩人だ。自分はあの曲が好きだ。

洋風エリア5

マーサ邸から戻り左にあるのがピース邸だ。今気づいたがピースとマーサ、マスカラスの家の形はかなり似ている。

ピース部屋

ピース部屋だ。毎日訪れるたびに位置が変わるプロテインシェイカーが愉快な部屋だ。こいつは明らかに体調管理ができないので(これまでに3,4回風邪を引いている)夏の入りに扇風機を渡した。完全な初期組の一角なので部屋はどこか味気ないが、渡したものがそのまま置いてあるので中々に思い出深い。誕生日にプレゼントしたランニングマシンの前に置いてあるこの座布団は……自分が島で座るために持ち歩いていた座布団だ。これまでマスカラス、マーサ、ナイル、ピースにねだられて渡しているので、現在持ち歩いている座布団は5枚目となった。

ピース邸

ピースの家の裏手には洗濯物やちょっとしたトレーニング器具が飾ってある。これはピースの家の二階から繋がっているベランダ的な立ち位置であり、ツイッターとかで見たので真似た。ピース邸の左手はたぬき商店のバックヤードとなっており、ダンボール家具が大量に飾ってある。配送業務のための場所を用意するのは我ながら良い案だと思った。

・洋風エリア-仕立て屋通り-

仕立て屋前5

ピース邸と一段上のマーサ邸に挟まれた狭い通路の先には階段があり、洋風エリアの最奥のちょっとした通りへと通じている。この土地は元々はブルースが管理するリンゴ農園だったがやがて管理者はビンタに移り、いつの間にかリンゴ農園はなくなっていた。農園は消滅したがやがてピース邸、マーサ邸の裏に少しずつ果樹が移植され、かつての面影を僅かに取り戻しつつある。

仕立屋前3

よくある遠近感のやつだ。あまりにもよくあるのでやらないつもりだったが、シリーズを通してはじめてやるあそびだったので、やった。通り自体はあまり広くなく、見渡しが良い以上に特におもしろい部分はあまりない。

仕立屋前4

仕立て屋は不思議なことに3月の後半……発売当初に移した場所にそっくりそのまま戻ってきている。地形はめちゃくちゃに変わったのに不思議なものだ。どうしても崖上に立てたいと自分の中の本能が叫んでいたに違いない。

仕立屋前2

仕立屋前

通りの左端は海に向けて出っ張っており、ご覧の通り景色がいい。ここは夏の空や星を見るためだけの場所なので装飾はまったく凝っていない。

・洋風エリア-市場-

ヒノコ邸

ヒノコ邸の前に戻ってきた。この辺りはかなり昔からほとんど変わっていない。

ヒノコ部屋

さすがに夏に涼める部屋ではないとだけ言っておく。ヒノコはこのレーサーの服(赤)だったかがお気に入りであり、あまりにも毎日のように着ているので初期服がこれだった気もしてきた。赤い家具を大量にプレゼントしてきたが、未だに誕生日に渡した赤いダブルベッドが置かれている。

浜辺のレストラン

ヒノコの家から南下すると砂地の上にちょっとしたレストランスペースが設けられているが、正直に言ってあまり手が込んでいないので目に留まりにくい。現在のアゴッチ島はトータルで造られているわけではなく、それぞれのランドマーク的なスペースを最初に作り、その間の通路を何某かのテーマで繋いでいく手法で造られている。この方法を使うと島の管理はしやすく、歩きやすいがその代わりに見栄えの薄い場所も増えてしまう。これは一つの反省点であり、次に大規模な島クリエイトをする際には覚えておきたいポイントだ。

市場2

レストランスペースを通り過ぎると市場が広がっている。これはよくある、港の市場のやつだ。本当なら木箱がたくさん置いてあるはずだが今作には木箱がない。ここには彩度の低い家具を集め、掠れたようなアンティーク地のマイデザインを敷いている。カメラアプリを使ったことがあるか? あつ森のカメラアプリのエフェクトは優秀で、彩度が低い家具を集めてエフェクトを掛けるだけでめちゃめちゃよく見える。これはインスタとかのランチ画像が輝いて見える現象とまったく同じ原理だ。

市場エリア

この場所にローランが来ていると意味もなくわくわくする。オクトパストラベラーでトレサの話の最後らへんに出てきた商人の街はめちゃめちゃわくわくした。さほど広くもないがこういうエリアを作るのは自分の夢であり、今後島が衛星兵器などで焦土と化すことがあっても再建してこういう場所を作ると思う。


・浜辺-ブリトニー邸-

地図_J

ハッキリ言って島の紹介なんかを写真&テキストでやらずにYOUTUBEでやる理由は、見ているやつが意味わからなくなるからだ。これまでまったく説明せずにやっているので、ここらで図にしてみた。飛行場からオレンジの線の順で紹介していき、今はぐるっと回って役場前の方向に戻ってきている。浜辺を通ることで洋風エリアはコンプリートだ。

ブリトニー邸

浜辺にぽつねんと建っているのがブリトニーの家だ。思えばこいつにはかなり苦労を掛けた。藁葺きの屋根という理由だけで洋風と和風をいったり来たりさせ、新人が入るたびに場所の調整や交換を強いてしまった。こいつはアゴッチ島の至るところに居を構えたことがあり、かつては運命に翻弄されるアワレな少女だったが今や貫禄あるクイーンへと成り上がったと言えるだろう。そういう経緯から自分はブリトニーに頭が上がらないし、とりあえず今は浜辺の一等地を用意して住んでもらっている。

ブリトニー部屋

ブリトニーはめちゃめちゃ良い部屋に住んでいる。あつ森を初めて当時の自分からすると宝の山であり、なにしろとび森時代に小学生と席取りゲームしてまでほしかったアイランドキッチンまで持ってる。今はここにある高級家具に手を出せる身分にこそなったが、それでも憧れの色褪せない部屋だ。

浜辺1

浜辺3

DJビンタ。

・和風エリア-博物館前-

博物館エリア2

博物館エリア

広場の隣の階段を上がると和風エリアが広がっている。ここは全て二段目に相当し、島の三分の一くらいの面積を占めているので島クリエイトしている間はかなり苦労した覚えがある。博物館は川を隔てた向こうにあり、通りにはレコードや骨董品が売られている。

博物館エリア4

展示されている恐竜の化石は定期的に入れ替えていたが、こいつの躍動感がすごいので固定となった。

博物館エリア3

博物館の真横には小さなアトリエスペースがある。自分は島クリエイターの舗装ツールではウッドデッキが一番好きなので至るところに使っている。ウッドデッキを拡張するタイプのマイデザインもよく借りる。

・温泉エリア

温泉エリア1

温泉エリア2

博物館の左隣の通りをゆくと温泉に辿り着く。和風エリアと言えば温泉だ。温泉には卓球台とサウナスペースがある。過去には岩盤浴スペースもあったが、思ったよりも岩盤浴に見えないのでボツになった。この辺りを囲うためにかなりのスペースが取られており、覗き大作も万全だ。

温泉エリア3

男女別の脱衣スペースを抜けると通路の奥に温泉が広がっている。温泉部分は一階にあたり、二階層で占められた和風エリアの中でくり抜かれて造られている。この辺りは島を更地にした4月頭辺りに考えた通りに作った。なお、当初は階段を使って温泉スペースに降りるはずだったが階段の上限数の問題で階段が撤去され、ハシゴで上り下りしなければならない。そういう不便さと立地の悪さから住人はほとんど使わず、秘境温泉と化している。

温泉エリア4


・和風エリア-縁日通り-

地図_J

一応通ってきた道順を書き示してこそいるが、自分ももはやわけがわからない。

和風エリア1

モモチ邸

温泉から引き返して戻ってくるとモモチ・ニンジャの家が待っている。ここは飛行場前からも見える場所であり、和風エリアの顔でもある。和風エリアは洋風エリアと明確な差別化を図るためにかなり直線的に造られており、広く舗装した石畳が特徴的だ。また、アゴッチ島の和風エリアは華美になることを嫌って赤めの和風家具や橋、グランドライトなどをあまり用いないようにしている。ワビ・サビを妨げる要因となりうるからだ。

モモチ部屋

ここがモモチ・ニンジャの家だ。日本刀を持っていればプレゼントしたいところだがあいにく持っていない。憧れの盆栽だながあるがレシピを見た感じでは次のシーズンまでお預けだろう。こいつの家にはベッドや布団がないから壁にでも張り付いて寝ているはずだ。

和風エリア2

モモチ・ニンジャの家の左には縁日通りが開けている。ここは桜の時季に合わせて作っていた桜並木の道の名残であり、夏の花火大会まで数ヶ月備え続けた鋼のごとき胆力を誇るスペースだ。「リンゴジュース」「イカ焼き」「くじ引き」「かき氷」と四つの屋台が並んでいる。くじ引きの一等はあつ森同梱版Switchだ。

ヤマト邸

通りを進んで左にあるのはヤマト邸だ。だいたい朝のヤマトは釣りか筋トレをしている。和風エリアは洋風エリアとは違い、住宅街ではないのであまり多くの住人の家を建てるスペースがない。ゆえに三人くらいが限界であり、現在はヤマトとモモチ・ニンジャのみが暮らしている。昔はきんぞう、ヒノコ、ブリトニーがこの辺りに住んでいた。誰がどの場所に住むかは家の外観やフィーリングで決められている。

ヤマト部屋

ヤマトの部屋は戦艦内部のような物々しさだ。昔のこいつの部屋を知らないが、きっと宇宙船シリーズなどが飾ってあったことだろう。前作に比べると著しく家具(屋内用)の種類が減っているのは残念だが、これはこれで渋い。

和風エリア6

和風エリア5

茶屋だ。ここからはアゴルン邸の前に横たわる川の向こうにある庭を眺めることができる。あまり広いスペースではないが小ぢんまりとまとまっていて、中々にお気に入りだ。

アゴッチ門

縁日通りの先にはアゴルン邸がある。ここは簡単には攻め入られないように高い塀に囲まれている……そうやすやすと簡単に中を見られると思うな。

・アゴルン邸

アゴッチ庭2

アゴッチ庭3

ここからはアゴルン邸の紹介だ。広くとった庭の向こうにアゴルン邸がそびえ立つ。庭は広めにとってあり、川に繋がる滝……カメ……ビオトープ。侘び寂びを意識している。

部屋1

アゴルン邸の1F中央はスポーツジムとなっている。長い間和室だったが、アジサイの時季が終わるのに合わせてスポーツジムを開店した。ここの設備はなかなかだが、おかしの自販機があるのはアンチシナジーを感じる。スタイリッシュになるように色はモノトーンと黄色でまとめてある。

部屋6-1

アゴッチ島1F左は秘密基地だ。写真にすると暗くてあまり見えないがパワードヘルメットやアーマーなどが飾られている。どこか物悲しく、孤独なる戦いを思わせる部屋だ。なんとなくマーベル映画から影響を受けているが、何だったかはわからない。普通にアイアンマンあたりか?

部屋6-2

この部屋は電気を消した状態がデフォルトであり、映写機を使ってパワードメットに光を当ててみたら超かっこいい・・・・・そういうシンプルな思いつきから造られた。今作での光の表現、オブジェクトの質感には目を見張るものがあり、ライトを調節することで家具の持つ魅力をより引き出せるのではないだろうか。

部屋6

明かりを付けるとこんな感じだ。部屋で主に使っている色は赤と黒。「てっこつの壁」や「てっぱんの床」の銀色が全体を引き締める役割を担う。

部屋3-2


1F右はおとなしめの部屋だ。こういう部屋はめちゃめちゃあるので特に言うことはないが、けっこう前にジェラートピケがマイデザインを配布しだしたのは知っているか? 自分はジェラートピケの服が好きなので嬉しくなり、サメの服などをダウンロードした。だがあの手のルームウェアーが似合う部屋がなかったので急きょ作ったのがこの部屋というわけだ。

部屋3

壁にはもらった住人のブロマイドが飾られているが、増えてくると壁からの圧が増えすぎて部屋のバランスが崩壊する可能性が高いのでバランスを調整する必要があるだろう。部屋は全体でピンクと白の二色でまとめた、本当によくあるやつだ。

部屋5

部屋5-1

1F奥の部屋はオリエンタルな部屋だ。青いオリエンタル家具は他の家具と合わせるのがむずかしく、長らく倉庫で眠っていたが意を決して取り出してみたらそれなりに調和が取れた。何事もやってみるものだ。色は青と黒でまとめ、観葉植物にはかなり頼っている。壁際に置いてあるダブルソファも黒にしたかったが、実際に黒にしてしまうと壁となじみすぎて良くないかもしれない。

部屋2

部屋2-4

2Fは魔法道具の店だ。主に杖を売っていて、おもいきりオリバンダーの店に影響を受けている。ここも1F左の秘密基地と同じく、基本的には電気を消した状態で見るために作った。実はステッキのようなアイテムが家具の上に置けるようになったのはついこないだのアップデートによるものであり、昔は置けなかった。自分はかなり前にオリバンダーの店をやろうとしているが、そのときは杖が机の上に置けないので諦めている。色は見ればわかるがブラウンを基調とし、金色も入れてある。ゴチャゴチャとモノを置くので土台となる家具の色は落ち着いた色でまとめている。

部屋2-3

部屋2-2

ちなみに杖を机に置けるようになるまえは1F奥にハリー・ポッターをイメージした部屋を作っており、2Fに統合された形となった。せっかくなのでそのときの写真も残しておく。この部屋で使っていた「スカルのかべがみ」は部屋に入って明かりを消しているとゆっくりと発光し始める怪しい壁紙であり、これはローランのものじゃなく市販にも関わらずそういう特殊な力を持つ。

部屋4-1

部屋4-2

最後の地下はDIY部屋だ。DIY台はもちろんとしてDIYで作れるものを多めに配置し、ゴチャゴチャとしている。自分はだいたい部屋をゴチャゴチャとさせるので、嗜好が100%出ている部屋だ。DIY台を置いてある部屋はアゴッチ邸の中ではこの部屋だけなので必ずなにか作るときは地下に降りてきて作業する。色は緑と白、要所要所にオレンジだ。

部屋4

アゴッチ邸の紹介はこれですべてだ。長いアゴッチ島ツアーもそろそろ終わりが近づいている。最後にいちばん気に入っている裏庭へと案内しよう。

・アゴッチ邸-裏庭-

アゴッチ庭

アゴッチ裏庭3

アゴッチ邸を出て右に行くと庭から繋がっている階段がある。ここは三段目に位置するアゴッチ邸から一段目に降りるために連続した階段となっており、島クリエイト当時はなかなか苦心しながら作った。また、当時は作ることができる坂の限界数などを知らなかったので当たり前のように二つ使っている。ここは塀に隠れて見えにくい地味な場所だが、それ故に降りていくのが楽しい道だ。

アゴッチ裏庭2

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建設当時はこのシークレットビーチにつねきちが来ることなどまったく予想だにしかったので最初は単なる秘密の釣り場だったのだが。つねきちが来ることで悪徳商人と繋がりのある島長になったようで、それはそれで面白い。

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さて、アゴッチ島のすべてをこれで見せたことになる。案内は終わりだ。自分はもう少し海を見ていくので、マイナスボタンを押して自分の島に帰るがいい。

今回こうしてわざわざめちゃくちゃな枚数の写真を撮って紹介記事をしたためたのは、今後のアゴッチ島もどんどん変わっていくからだ。三ヶ月を通して進化してきたアゴッチ島ではあるが、その間に島クリエイトの地平は遥か先まで広がり、新しい表現、技法の数々は増える一方だ。今のアゴッチ島を当然気に入ってはいるが、さらなる進化のために変わっていくことを否定するのは島長としてはありえない決定……腰抜けの洗濯に過ぎない。ゆえに自分は一から島作りを計画し、全土にわたる工事を考えている。その前に今のアゴッチ島の景色を残しておきたかった。

文字数・画像数ともにめちゃくちゃだがこれで今のアゴッチ島の姿を記録することができた。そうはいないと思うが、このアーカイブを全て見た者が自分の他にいたとしたらオツカレサマと言いたい。ラムネで乾杯しよう。
今回は以上だ。次のシーズンで会おう。


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ドーモ! ドネートは常時受け付けています。 ドネートはときにおやつやお茶代に使われます。