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四月、「あつまれ どうぶつの森」が乱れ咲く②(あごぶろぐ)

時空間の歪みなどに囚われていないやつは知っているかもしれないが、実はこの記事を更新している現在はすでに6月に突入して久しい。だが、この記事は4月時点の内容だ。これはどういうことなのか? いちおう説明しておくべきだと思った。アゴッチ島での生活は果てしなくボリューミーであり、日毎に膨れ上がっている。つまり、それが答えだ。自分は4月時点で3月の記事を書いたつもりになっていたが、島での生活で感覚ががかんぜんに狂いきっているので現実での時間は2ヶ月くらいズレていた。島での暮らしはそれぐらいのパワーを秘めている。

どうぶつの森ははちゃめちゃに難しいゲームだ。難しいというのは、精神面の話だ。このゲームは自発的にやりたいことが思い浮かばないとシステム的に得をする行動を突き詰めるようになり、そうなるとソーシャルゲームと変わらなくなる。それは進化したあつ森においても変わらない。日々の変化を箇条書きにして追っていくと、もうそれはログインボーナスをもらうのと何ら違いはなくなる。化石を4個取るだの、マイルを溜めるだの……そういうのだ。だが、ただ漫然と生活する……日々の流れを楽しむ。そういう少しの思考の切り替えで世界は黄金に変わる。自分は今日はずっとダイナーなイスに座り、「ドライブ」を聴いている。そして、今こうして音楽を楽しみながら日記をしたたためることにしたわけだ。

・日々が流れていく

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島クリエイトに手を出した始めたのは4月の前半だ。しかし、住人の家の移設などを毎日わずかずつ進めていくことになる以上、どうしても日数が掛かる。これは海辺の住宅街を作るためになんかしている最中だろう。ドローンによる空撮だ。四つの穴は住人の家のマス目を示している。横軸がズレているのは自分が疲れているわけじゃなく、わざとそうしている。わざとだ。自分は間抜けな失敗はそうしない。

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左はマイデザインで、右は舗装の上に貼ったマイデザインだ。自分はとび森時代はマイデザインを貼ったときの角ばりが苦手で、マイデザインによる舗装はあまりやらなかった。今作の島クリエイターによる舗装は草地との境がかなり自然であり、そこにマイデザインを貼れるのはかなり気に入った。だが透過マスが必要なので、真ん中だと目立つ。それが気に食わなくて顔をしかめているはずだ。

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ブリトニーの家は豪勢だ。蓄音機……アイランドキッチン……デカい冷蔵庫。大型モニターもある。こいつはむかし歌手をしていたと言っていたので、その栄光が生んだ光といったところだろう。自分はアイランドキッチンが喉から手が出るほどにほしい。これはとび森当時、小学生とイス取りゲームしてでも手に入れたかったリゾートの宝だからだ。あの時のイス取り小学生も、今や高校生だ。

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自分の家に掛かる橋を建設したら自宅に帰れなかった夜だ。この日はカプセルホテルに泊まった・・。

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初期住人の片割れであるレイラとの別れの日だった。自分はシリーズ全体を通して、住人を頻ぱんには入れ替えないほうだ。だが、まだ始まったばかりのこの島であまりウェットにやっていても仕方ないと思った。

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ナイルはamiiboカードでキャンプサイトに呼んでいた一人だ。

自分はカードEリーダーの時代からどうぶつの森カードを集めているので当然amiiboカードもたしなみ程度には所持しているが、あまりコレを使ったことはない。どうぶつの森E+の時代からずっとだ。だが、あまりにもキャンプサイトが使われなくてしずえを疑いたい気持ちにもなったので、やつとのわだかまりを解消する良い機会だと思って呼んだ。何人かピックアップして呼ぶと、やつらは望みを言った。とび森時代ではゆうたろうに自分が望みを言う側だったので、やや神妙な気持ちにもなった。今度はこちらが叶える番というわけだ。

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アゴッチ島においての記念すべき一度目の誕生日パーティーの様子だ。主役はヒノコ。いつもはモンハンの火山地帯のようになっているが、今日は観葉植物やソファが飾られている。

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赤い二段ベッドを渡した。今思うともっと自然なモノのほうが良かったかもしれない。ブラキディオスが二段ベッドで寝るか? そういう話だ。

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誕生日会から駆けつけたブルースだ。この日の誕生会では二次会をやり、自分もお色直しをして駆けつけた。

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発売し、たぬき商店が完成して一ヶ月が経過すると商店の改装が行われた。これはセレモニーの際の写真だ。昔の商店はコンビニ→スーパー→デパートの順に規模を大きくしていっていたが、今回はコンビニとスーパーの中間辺りで留まっている。これからどうなるのかはわからないが、小ぢんまりとしていて島の景観には相応しいと自分は思った。

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しめやかに入店すると目玉商品が三枠に増え、他の商品枠も劇的ではないにしろ増えているようだった。自分は油断なく店内を回し見た。店の奥にはタルが二つ置いてある。デキるやつだ。これだけで信頼できる。タルはいい。

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これは一体? 趣を新たにした商店には高額商品枠が増えたようだ。ビリヤード台は……なんだこれは? こんなに高くはなかった気がするが。混乱とともに撮影された写真だ。ちなみにとび森で調べたところ、ビリヤード台は1800ベルだった。知らない間に大変な相場変動が起きている。

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細かく記録を残してはいないものの、右下のミニマップを見るに裏ではかなり舗装工事が行われている。自分はとび森を一年以上まいにちプレイしたが、ちょっとした公共事業以外に村で構った部分は少ない。だから今回、島全体をコーディネイトするのは初体験だと言えるだろう。まだまだ不慣れだ。

この頃の自分は住人の動きを観察している。住人には謎な部分が多く、坂がなくてもいつの間にか空間転移で下段へ移動したり……広場に集まったり。スマハオ版であるポケ森においては家具ごとに住人が別なアクションをしていた。そういう傾向を探っていた時期である。この時はマーサが音楽に合わせて歌うのを目撃し、動画を撮影した。

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広場に集まってくる傾向を見て、広場の前に音楽スペースを用意した。楽器はともかく、マイクはまったくと言っていいほど使われなかった。また、後に青空教室を作ったがそちらも活用されなかった。しかし、考えてみれば奴らは何か用事があって家から出ているので、いきなり歌ったり青空教室始めるほうがおかしいかもしれない。

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レイジがやってきた。この時は春のアップデートが行われ、レイジやつねきち……新しいものとしては低木の苗や、美術品が追加された。発売からわずか一ヶ月でまたボリュームがアップした次第だ。イベントの告知も同時に行われた。アースデー、メーデー、国際ミュージアム、ウェディング。きっちりと7月までのイベント予定が出ているので、7月に合わせてどうぶつの森ダイレクトが来ると自分の中にある探偵の勘が伝えてきた。

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レイジは島の商店に売っていない花の種と低木を持ってくる。低木は季節ごとに花を咲かせるデカいマリモみたいなやつだ。この時期はツツジ。次はアジサイが咲くことだろう。ヒイラギはおそらく冬だが、葉の形がちょーかっこいいので買っておいて、自分の家の周りに植えるつもりだ。自分の島は和風と洋風をキッパリと分ける算段を立てているので、それぞれに合う低木をチョイスすることにしている。

とりあえず和風用にアジサイ、ヒイラギ。洋風と浜辺のために旬のツツジと、ハイビスカスだ。レイジは全種類を一度に持ってくるわけではないが、定期的に村に立ち寄るようなので揃えるのは苦ではないだろう。

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天気雨に二重に虹が掛かっている。あつ森は空の移り変わりも気まぐれで、美しい。このところ自分はいつも島クリエイトのために島中を練り歩いているので、こうしたちょっとした天気模様がやる気にめちゃくちゃ影響する。だいたい、すごい雨の日とかは低気圧のなんかで現実に調子が悪くなるので、あつ森の雨もそういう効果があってもおかしくはない。

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レイラが旅立つときに合わせて、ナイルを島に勧誘した。amiiboで呼べる住人はたくさんいるので誰にしようかはかなり迷っていたが、一度はいっしょに暮らしてみたかったナイルにした。自分はどうぶつのE+のナイルのカードもamiiboのナイルカードも所持していたが、各シリーズではついに招待しなかった。そもそも毎回カードを集める頃にはすで暮らしている住人にすごい愛着を抱いてしまうようになり、せっかく買ったカードを使う予定がなくなる。今回はそうならないように容赦なく活用していく次第だ。

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つねきちが歩いていた。つねきちは悪徳商人として名高い男だが、どこか愛嬌があって憎めない。あつ森の縁日もこいつが担当するのだろうか? 

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つねきちは島の警察に見つからないように島のどこかにあるシークレッチビーチに船を停めている。自分はこのシークレットビーチを家の裏庭として使っていたので、自分の裏庭がいきなり胡散臭いアトモスフィア満載の場所になってしまった。まるでつねきちと共謀しているかのようで、住人に見つかるとバツがわるい。

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つねきちは4つの美術品と、2種類の色違い家具(島の商店に販売されている家具の大半は島ごとに色が固定であり、つねきちの売る家具は違う色らしい。知らなかった)を売っている。美術品は一日に一つしか買えない。この辺りは昔と同じだ。

自分は正直に言ってぜんぜん芸術に明るくないので、モナリザですら見分けるのに時間を要した。どれが真作でどれが贋作なのか……? 過去シリーズの頃からさっぱりわからない。自分は常に勘で購入するから審美眼も養われなかったし(その代わりに鍛えられたシックスセンスはいつも自分を苦難から救ってくれる)今回も似たような感じになるだろう。

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最初に島に現れた際につねきちが売りつけてくる絵画はどうやら本物らしい。実際につねきちの船に行って思ったのは、今回たぬき商店が売っている高額商品のインパクトが大きすぎることで、さして悪徳商人には思えなかったことだ。

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なに?

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ナイルがやってきた。すごく金鉱石な部屋だ。これは総額何ドルの輝きを持つ部屋なのだ? 自分からこいつに渡せるものがあるとするなら、真摯な感情……それのみだろう。十数年越しの出会いなので、良い関係を築いてゆきたい。

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花見の跡地だ。未だに置いてあるのは未練がましい気はするが、しばらくは住人のために開放しておく。

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これはあつ森ではない。見ればわかる。

チックタックという謎解きゲームだ。STEAMとかにも売っている。600円で安く、短時間でプレイできて面白かったが、自分の他にもうひとりの同志が必要となる。同志はざんねんながら別売りなのでどうにか用意する他はないだろう。自分はロードラブロゴ時代からNOTE時代である今に至るまで記事の校正チェックを任せているダークベリアル(やつは悪魔で、副業でサラリーマンをしている)と遠隔念話によってプレイした。やつは常に誤字・脱字を許さない鷹の如き鋭い瞳で謎を紐解き、自分はキアイでなんとかした。そしてエンディングを見た。sごかった。

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こういうゲームは記事にしても書けることがだいたいぜんぶネタバレになってしまうので、今回はこういう場所を使ってオススメしておくだけに留める。本当にネックなのがプレイに必須となるもうひとりの存在だ。この冷たき現代において600円と時間を捻出してくれる存在を確保するのは難しい。だがそういう存在に心当たりがあれば、誘ってみるのがいいだろう。今日はここまでだ。


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