葛飾区立石~不愛想という愛想

 1泊での東京旅。13時15分ごろ京成立石駅下車。駅前の商店街にある、もつ焼屋さんへ。大行列。運よく1時間後開店の1回転目の最後日で入店。

 金曜日の昼間、年配の方が多く、昼間から飲酒。「タン・赤いの・お酢」。慣れた口調で手際よく頼む、ほぼ常連だけの空間。ご近所さん?何をされている方???。いろいろな疑問が心に渦巻く。

 店員さんは昨今の「ホスピタリティ要求」の風潮も、なんのその。これが江戸っ子なのかどうか、わからないけど、「不愛想な愛想」が、私には心地がよい。

 火照った体で、アーケードを歩く。肉屋・総菜屋・刺身屋・練物屋、、、。雑貨も含め、ここで、なんでもそろうだろう。歩くことがが楽しい。昼間からあいている寿司屋や居酒屋。ここでも皆さん、飲んでいます。この街の歴史は知らないけど、住んでみたいと思う。都会のなかの田舎。都市のなかの村。きっと、いろんな人がいて、いろんな意味で「ピン・キリ」だろうけど。ひょっとすると夜になると「小便くさい」かもしれないけど、本当の田舎、地方、村にはない、多くがここにあると予感してしまう。

#エッセイ #散歩 #下町 #立石

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