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【高校生 成績アップ 勉強法】復習テスト、確認テストのやり方 レベル3(最終回)

こんにちは。
今回は少し前に書いていた復習テストのやり方の最終回になります。


前回のおさらい


前回までのおさらいですが、

要点を伝えると

レベル1 回答者として問題と向き合う

レベル2 解説者として問題と向き合う

ということがポイントでした。

前回は、実際に間違った答案や友人の答案に対して
生徒に代わりに解説してもらう

ということが大事でしたね。


いきなり生徒にさせるわけではなく、やはり先生が横で
解説のサポートをして上げる必要があります。


でもある程度指導を始める前から成績が優秀な場合は
早めに取り入れてもいいですね。


今回の目的は解説よりも更に上



回答者 解説者ときたら最後は問題作成者



実は最も勉強が理解できる、頭に残すには

問題を作るのが最強です。


それも定期テストレベルの

実力が分かれるような出題方法をしないといけません。


平均点が50点になるように問題を作り、

優秀者は優秀者で差をつけつつ、

勉強が得意じゃない子にとっての得点源の問題も作らないといけません。


非常にバランスを取るのが難しいのです



出題者の意図を汲み取れる回答者が最もテストで強い


逆を言えば、これがテスト本番でできればめちゃくちゃ強いんですねぇ!(´。ω゜)

数学だろうが、英語だろうが、

この出題者がどこで引っかけようとしているのか

なんの知識、なんのスキルをこの問題で披露してほしいのか


こういうことを読み取る力が必要なのです。


それが初見の問題を解くときに大事になってきます٩( 'ω' )و


いわゆる嗅覚に近いものですね。


これをどれだけ鍛え上げられるかが、成績アップのコツです。



可能なら友達同士で出題しあって解説しあってほしい



勝負が好きな生徒同士であればなおさらいいのですが

来週お互い5問ずつ問題作ってきて、
それをお互いに出し合って勝負をしよう

その問題をお互い毎回勝負しよう

とかなんでもいいと思うのです(`・ω・´)


でも残念ながら「生徒同士の会話を禁止する」塾がほとんどです。


授業や勉強に集中できないでしょ。
とかいろいろありますが

社会人になって、一切他人と会話せず
自分一人で黙々と作業や実験のみを続ける人もそうそういないでしょうw


今は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために
あまり声を大にしては言えませんが

本来であれば、どんどん生徒同士で問題を出し合って、
その問題が問題として適切なのか、

生徒同士の解説が果たして正しいのかを

先生が判断してあげる

そんな「環境が望ましいと思います。


そして作る段階で気になるのです。


「これってこの答えで間違いないよね?」



という疑問がわいてくるのです


そしてそれが正しいかどうか、

「そういえば似たような言い方でこんなやつがあったなぁ」とか
「どこかで似てるけどそうじゃないやつあったよなぁ」とか考えるわけです。


~so that S Vと
so~that S V
ってあったなぁ、とか

どっちがどっちだったっけ??(´。ω゜)

とかそういうのを考えたり、
似ているものに気をつけるために自分で頭の整理整頓や

紛らわしいやつはどこが違うのかとかを自分で見つけたり

それがわからなくて先生に相談したり


そういう過程が一番大事なのですが

それを全部無視する一方的な授業の押しつけは

集団授業の塾と学校だけで十分なのです。


それでついていけない人が個別指導や少人数指導型の塾に来るのですから

そこで勉強を教える身、そして


教わる側も先生に提案をすることが大事



なんですね(`・ω・´)


先生がそういうのに付き合ってくれない個別指導だったらちょっと文句言いたくなりますね。


まぁ大学生の安い人件費でやっているところは
改善はしないでしょうけど(´・ω・`)


そして先生は全部答えを教えられる無敵超人でもありません。

でも受験するのは生徒です。

先生が試験本番に答えられる必要はないのだから


小遣い稼ぎの大学生では時給1000円ちょっとで
そこまで生徒のためにする義理も正直ありません。


なので、できることならそういうのに付き合ってくれる先生と
付き合ってくれる同級生や仲間を子供たちは探しましょう。


先生は一緒に考える、仮説を一緒に立てるお手伝いでもいいのです。

生徒が自分で結論を出すまでの過程を一緒に悩むのも
一つの指導のあり方だと思います٩( 'ω' )و


だからいきなり問題出されてもそれに全部答えられるような先生像は
ほとんどの人は持たなくて大丈夫です。


その結論を出すまでの過程を楽しめる生徒が成績が上がっていくのも事実です。

受験に合格する点数だけあればいいのであれば、
そこまで頑張らなくても旧帝大くらいはいけます。



というわけで3つに及ぶ

復習テスト、確認テストの仕方は以上になります。

ありがとうございました。


Twitterの方も載せておくので、いろいろ教えてもらいたい人や
塾講師だけど、もっといい先生になりたい、
もっと価値のある先生になりたい人

連絡していただければ一緒にいろいろ考えていきましょう♫٩( 'ω' )و

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