【職業訓練校 入試問題】過去問の解説を作ってみましたPART3 大問2の後半
こんにちは、今回は大問2の後半をやっていこうと思います。
前回の内容はこちら
方程式の解法になりますね。
後半は方程式の解き方がわかってる前提で次のステップの
不等式の解法に入ります。
大問2の後半は不等式がテーマ
答えに当てはまる値の取りうる範囲を答えるというかたちですね。
こういう不等式の考え方とかは
実際エクセルで使うかどうかはわかりませんが、
会計とか経理とかを考えるときに
ノルマを達成していないところは
自動的に赤文字になる
というような設定をするときに役に立つかも(´。ω゜)
僕の場合はシフト表を作ったときに担当の人の名前がはいると
自動で、その先生のカラーがついて
文字を読まなくてもわかりやすいよね
的なことをしてましたw
問題はこちら
今回はこの4と5の解説をしたいと思います。
まずは解説をどうぞ。
(4)三角比の値 三平方の定理 特徴的な直角三角形(中3〜高1)
簡単に言うとsin150°の値ってどうやって出しますか?って問題で
人によっては暗記している人もいると思います。
暗記も比較的しやすい方ではありますが、
もし今忘れているなら暗記するか別の方法で理解するかを選んでおくといいでしょう。
今回は暗記してくださいって解説ではあまりにおそまつなので、
ちゃんとした説明を作りました。
キーワードは単位円です
とはいえ単位円を覚えてかけたら正解するのかというとそうではなくて、
中3内容の三平方の定理と特徴的な直角三角形の辺の比を覚えておく必要があります。
この特徴的な直角三角形の比は謎に記憶に残っている人も多いと思います。
単位円を描いて
直角三角形を描いて、その直角三角形が特徴的な直角三角形になっているので、
その辺の比を用いてsinとcosの値を出すと言うことです。
sinの値はyの値(縦)
cosの値はxの値(横)なので
そうやって覚えることになります。
(5)データの整理 平均値
これは今では中学生がやっている問題ではありますが、
年齢によっては高校でやるって人もいます。
高校でもやってない人もいると思います(私はそうでした)
ただ、今回は平均値なので、小学生でもできるサービス問題になりますね。
平均の本質は合計を個数で割ること
これを応用してまた問題を難しくすることができるのですが、
たぶんそんなトンチの効いた問題は出してこないでしょう。
ただし、一応抑えておく別のポイントがありまして
最頻値と
中央値(共に中学内容)
四分位数(昨年から中3 これまでは高校内容)
という言葉です。
これらはデータの分析や判定をするときに使われることのある言葉で
平均だけでなく中央値や最頻値、四分位数を見ることで、データの判断ができるようになります。
クラス毎の成績をみるときに、どっちのクラスが賢いかという判断をするときに平均だけでなく、中央値や四分位数なども判定材料にすることもあるからです。
いろんな値を評価して比べてどちらが優れているのかなどを判断しようってことですね٩( 'ω' )و
他にはデータとして
ヒストグラム
箱ひげ図
という表記についても抑えておくといいでしょう。
ここの問題は個人的にはまだまだ難しくしたり、
実用的な値に差し替えてもいいのかなと思っています。
大問2はこれで終わり。
1ページの中に解説を全部書くとやはり1ページで書ける解説の数や
解説できる問題の数は限られてきますからね。
次回は大問3の解説に入ろうと思います٩( 'ω' )و