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中学入学及び高校入学で勉強についていけない人の共通点4選
新中学生および新高校生の皆様は入学おめでとうございます。
これから中学や高校で勉強についていけるのか、という不安は春休みに塾に通っている生徒からよく聞くお話です。
今回は新しく中学校や高校に入学してから
急激に成績を落としたり、
急激についていけなくなる生徒の共通点をお伝えします。
共通点1 文字を書くスピードが遅い。
まずは文字を書くスピードです。
決して字を汚くてもいいから速く書きなさい
という意味ではありませんが、
成績を上げるうえでは字の綺麗さよりも
字を書く速さの方が重要であるだけです。
まず授業の板書についていけなければ、そもそも授業が成立しません。
考えることを放棄して、ただ眼前に広がる文字の羅列を
書きなぐるだけの数十分になってしまいます。
これでは吸収率は半分どころか、9割減です。無駄な時間確定です。
まだゲームをしていた方がマシなレベルです。
共通点2 ノートの取り方(答え合わせの仕方)が下手くそ
まず、授業のノートの取り方として
「先生の言ったこともメモしよう」とは言われますが
そんなことができる中学生高校生は基本いません。
先生は大学2年か3年くらいになるまではできませんでした。
もしも、中高生でできるなら偏差値70以上を目指せる逸材と言えるでしょう。
そんなことよりも
色を使わなさ過ぎる
文字が雑で読めない
これらは残念ながら許されません。
質問を先生にしにいったとしても
こんなノートの取り方の場合は門前払いを食らう可能性があります。
※教える側からすると、汚い字でノートを取る生徒は
「本当に自分で見直してわかるのかな?教えても明日には忘れてるんじゃないか?そうだとしたら教える時間が無駄になるなぁ」と不安にはなります。
同様に
「自分で丸付けをしたときのメモの仕方」が下手くそ
この場合も
成績アップは厳しいでしょう。
答え合わせの仕方は
「再現性が取れるかどうか」にかかっています。
自分でもう一度解くときに同じ答案が再現できるために答え合わせはあるのです。
そして、模範解答に書いてあるもので、納得感の得られないものについては
自分で調べたり、自分で計算し直してみたりして
再現性を自分の中で確かめるのです。
それで困ったら先生の力を借りるようにしましょう。
全部わかりません。
という発言が許されている昨今の学習塾や学校の教育ですが、
まずは模範解答を丸写しして、それぞれの意味について味わう練習をしてみましょう。
そして、それを答え合わせのときにメモとして残すのです。
具体的な先生の答え合わせやメモがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1712570537088-DYaY8g5W2r.png?width=1200)
わかりやすく1点だけ要点を赤で書いていますが、
なぜこんな式変形をしているのか、
ということは解説に書いていないことが多いです。
※初歩的な参考書問題集では書いてあるのですが、
受験で使うレベルになると、そんなことは書いてなくなります。
これらを自分で解説とにらめっこしながら見つけられないと
答えを丸暗記するだけの味のない勉強になります。
ただ、受験テクニックとして覚えておく方がいいものも多々あるので、
全部が全部そうではないこともお伝えしておきます。
共通点3 計算スピードが遅い
このInstagramの投稿にあるやつなので、
こちらを是非読んでください٩( 'ω' )و
計算スピードをあげることは偏差値と相関関係があるように感じます。
というか成績の良い生徒は単純な計算の処理速度も速いのです(当たり前っちゃ当たり前かもしれませんが)。
逆に計算だけはくっそ速いのに偏差値が伸び悩む生徒に出会ったことはありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1712570965925-CLnyRqCKgG.png?width=1200)
上記のやつは小2の計算問題100問を終わらせるのにかかった時間を表しています。
計算スピードの遅さはすなわち個別指導の授業の質に直結します。
計算が遅いと、いくら良い授業をしても、1時間で教えられる問題数が激減します。
これでは同じ1時間でも効率が悪く、コストパフォーマンスも悪いということになってしまいます。
共通点4 高校数学限定 学校の授業のペースに従う
これは高校生限定ですが、
学校の授業のペースは大学受験をするという前提のもとではあまりに遅いです。
高校数学は授業で聞いて理解する、ということがそもそも間違いに近く。
あらかじめ授業でやるであろう問題は先に終わっていて、
授業中も勝手に教科書の問題を進めるべきです。
授業はどの問題の解説を聞くのかだけ明確にしてから挑む事。
高校は予習が本番であり、自分で参考書や教科書で学習をしたうえで
授業を復習に使うことが大事なのです。
まとめるとスピードが命
勉強に置いてはスピードが大事です。
スピードのある人間になって初めて
深く考える時間を確保して、1問に30分とかかけて
物理や数学の問題を参考書の解説とにらめっこして
成長していくのです。
このnoteが面白いと思っていただけたなら、
もう一個noteを読んでいただけると幸いです。
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