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【保護者向け】子どもを伸ばす効果的な叱り方3選

私は春期講習会中、叱りまくっていました。
担当クラスや学年の都合上もありましたが・・・
例年以上にしんどかったです。

その際に私が意識したことを、今回は伝えていきます。

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こんにちは。たんずです。
私は現役塾講師で11年目に突入しました。
日々の指導から学んだこと、感じたことをnoteを通して
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はじめに

まず、大前提としてお伝えしたいのが

「叱る」と「怒る」は違うコマンドである

ということです。

もう少し具体的に話を進めていくと

叱る:叱る側はあくまでも冷静である。子どものために叱る。
怒る:叱る側が感情的になっている。自分のために怒る。

感情と目線、という点で違いがあります。

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ガミガミ怒ったところで、そのリターンは本当に少ないと思います。

コストパフォーマンスが悪い、ともいえます。

では、「怒る」ではなく「叱る」ために意識していることをお伝えします。

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1.制限時間を設ける

まず、叱る際には「制限時間」を設けましょう。

何十分、何時間と説教を続けたところで、効果は薄いです。

お互いの時間の無駄になります。

私が意識している目安時間は

5分

この5分間で言いたいことを全てぶつけて、
子どもに理解をさせようと考えています。

短い時間で叱られる、子どもも理解してくれれば、
聞く耳を持ってくれると思います。

短く端的に、改善すべきポイントを伝えましょう。

(私は最長で4時間、親父に説教をされたことがあります)

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2.大きな声を出さない

次にこれです。

どんなに腹が立っていても、大きな声は絶対に出しません。

なぜなら

子どもに言葉が届かなくなってしまうからです。

先ほども述べましたが、

子どもが聞く耳を持たなければ、どんなにエネルギーを注いでも

時間の無駄になります。

あくまでも冷静に、低いトーンで

「いいかい?」と教え諭してあげてください。

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3.論理的に話す

これまでは
形式的な、いわば叱りのスタイルについて
述べてきました。

では、内容面についてのポイントをまとめます。

私が意識しているのは

子どもに共感してもらうために、
子どもにとって身近な具体例を挙げる

このポイントとなります。

具体例はいつもその場のアドリブですが
事前に考えておいた方が絶対良いですね。

例えば

いつも遅刻してくる生徒を叱るのならば

「君が今日乗ってきた電車がいつも
5分遅れてきたら腹が立たないかな?」

「もし腹が立たない、というのならば、
その電車のせいで君が先生や両親に怒られたら
腹が立たないかな?」

とまぁ、こんな感じでしょうか・・・。

子どもって理屈っぽい子も多いんですよね。

納得してもらうまで、
こちらも冷静に理路整然と叱らなくてはいけません。

なのでこちら側も理論武装をしておく必要があります!

でもこうやって理屈と理屈を戦わせることで

子どもの論理的思考力も上がると思っていますよ。

ぜひ、論理で戦ってみてください!

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まとめ

✅制限時間を設ける
✅大きな声を出さない
✅論理的に(例を挙げて)話す

以上が、私が意識している叱り方でした。

初めの2点は、簡単に実践できると考えています!

もし子育てに悩んでいらっしゃる方いれば、
ぜひご活用ください!

ちなみに私は小学生にこの方法を実践しています。
中学生はあんまり叱ったりしないなぁ〜という日々です。笑

ここまで読んでいただきありがとうございました!

またお会いしましょう!

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