写真散歩一年と三百四十一日目
サマリ
カメラ
ソニーα7r4レンズ
ライカヘクトール5cm時間
1時間歩数
7500歩
写真
雑記
今日は家族が友人とランチとのことで、送迎の合間に少し散歩と写真を。
写真のお供はミラーレスにヘクトール。昨日が初陣のこのレンズ、距離計連動がイマイチっぽいのでミラーレスで真価を問うてみたろか、と久しぶりにこのカメラを散歩に持ち出した。
結論、やっぱり良い。とても良い。儚いズマールともガッチリしたズミクロンとも違う、奇をてらったところのないエルマー的な写りとでもいいましょうか。ただしエルマーよりは少し柔らかい。
カメラが昨日のm10rと違い今日はα7r4なので、絵作り?の差なのか印象が異なる。コントラストも色乗りも十分に思える。昨日はオールドレンズらしく少しシャドウが浮くように感じたものが、今日はそうでもない。
ま、カメラも条件も全然違うのでなんとも言えないが、少なくともコントラストはやっぱり低めなんだろう。と言うのもピーキングだけではピントを全く追い込めなかったから。拡大を併用しないと厳しい。
一方、昨日と今日で変わらない点も。滲みは少ない。しっかり光を入れても同じ。コーティングレスなのに大変優秀である。やっぱり反射面が少ないからだろうか。
ゴースト、フレアも逆光では当然出るけれど、そこまで派手でも変な形でもない。ただこれは滲みと同じく面白みがないとも言えるのでなんともかんとも。
そして解像はそこそこ。ミラーレスの拡大で追い込んでも、めっちゃシャープとは言えない。なので距離計連動若干難ありのこの個体でも、あまり気にせずレンジファインダーで使っても大して実害は無さそうだ。
それと、光を入れて撮った写真のフレアになんだか嫌な斑が見える。メンテの報告にはクモリが若干残っている、との記述のみでバルサム切れについては触れていないので、そうではないと思うが。
ということで、ヘクトールは結構気に入った。なので光学の状態がよく、距離計連動が正確な(またはメンテで調整可能な)個体を気長に探すことにします。
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