廃校の活用アイデア:美術館、アートフェスタ
廃校を活用するアイデア
美術館、芸術祭、アートフェスタ
伝統工芸、空間デザインやプロダクトまで多岐に渡る、地元出身者の芸術の紹介
(絵画、日本画、陶芸、彫刻、版画、仏像、表具、
ポスターなどのグラフィックデザイン、
家具、
ミニチュア工芸、張り子、など)
地元出身の芸術家に作品を展示してもらいます。
伝統工芸の展示では、後継者が早急に必要ならばそれを強く、全面に、見に来てくれた人誰にでもわかるように表示します。
地元出身の作家にこのイベントに気づいてもらうことが大切なので、県や、市に開催の旨を広報してもらいます。
市報に載せる、地元の新聞で「廃校で開催する芸術祭に出展してくれる作家を募集している」と記事にしてもらう、
地方テレビ局で話してもらう、
ラジオ、雑誌でも同様に
空間デザイン(インスタレーション)
照明デザイン
プロダクトデザイン
どんな作品でも展示することで
見に来てくれた学生に「こんな仕事の仕方もあるんだ」と発見してもらえる
ひとりの作家が教室をまるまる使って展示する作品数がある場合、教室の空間の使い方、展示の仕方は作家の意向にまかせる
ほか、焼き物などの展示方法は、作者の希望通りにする
見に来た方からの仕事の依頼や、参加した芸術家同士でつながりが生まれる
作家が多数いて一日で展示できない場合は、
半期に一度の企画展に分けて開催します。
わたしは伝統工芸の展示が最も大事だと思っています。まず存在を知ってもらうところから。漆で絵を描き金の粉を蒔いて化粧箱やなつめを装飾する蒔絵(まきえ)、貝殻をはめこんで装飾する螺鈿(らでん)、
三代着て味が出る絹織物の結城紬(つむぎ)、
その土地の出身者の珠玉の作品を一堂に会して観られたらどんなにいいでしょう。
中高生や若者に伝統工芸を知ってもらって、見てもらって、感動と共に心に灯を点してほしいです。
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