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どこにでもあるような仕事が出来る人は、世渡りが上手なわけ

無理して最先端の仕事を追い求めなくてもいい、スペシャリストにならなくてもいい、どこの街ででも見つかるような仕事が出来る人が結局目指す仕事にありつける。

下のリンク記事は「地味な資格」の重宝さについて書かれています。これ「的を得てます!」と実感します。

私は52歳で会社生活を結局サヨナラしたアーリーリタイアメントですが、サヨナラの前に一応は再就職を考えました。それまでの仕事はIT企業のコンサルタント。単身赴任で家族と離れて暮らしながら朝早くから終電数本手前の電車でねぐらに帰る毎日でした。会社にサヨナラしたのはその会社がリストラをしたからです。

一応慌てないで済む貯えが当時完成していたから、私は地元に帰って仕事の負荷を減らしながら勤められる再就職先は無いものかと求人を探しました。探した仕事は今までの専門性が活かせる仕事でした。

ところがそういう仕事は地元にはありません。海外駐在員としてならかつて専門だった技術系の勤め先は見つかりましたが、上述したようにもう負荷の高い仕事から解放されたかった。そんな仕事を地元で自宅から通えるような場所で探しても見つかりませんでした。

求人リストを眺めながら『こんな仕事ができたら、希望するような自宅から近距離に勤め先があるのに』という求人はありました。その仕事とは、薬剤師、カメラマン、測量技師、レントゲン技師、とこんな仕事。それぞれ資格とか身に着けた技能が必要で、私にはそれらがありません。

結局私の再就職の望みは叶わず、再就職活動は6か月で諦め、その後は真剣にセカンドライフに進みました。

上述した資格や技能が「地味」かどうか分かりませんが、リンク先記事に書かれてあった行政書士や土地家屋調査士などと同様に、日本全国どの街にも勤め先が存在していそうな職業であり資格ではないかと思います。

そういう資格とか技能とか、考えれば私は学生時代からリストラ退職するまで、まるで注目したことがありませんでしたので、不覚だったと思います。



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