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やっぱり断捨離しない方がいいもの

断捨離の極意のひとつ「いつか使うかも?は、もう二度と使わない」
こういうモノこそ断捨離しよう!というスローガンみたいなものがありますが、今日の話題は、いつか使うかも?が実際に役立った実例の小話。だから断捨離って悩むんだよなぁ~、なはなし。

一昨日に長年使っていた自室のエアコンが突然故障しました。スイッチ入れると室内機は動き出すのに室外機が動かない。だから冷風ちっとも吹いて来ないという困りもの現象が起きました。取説調べていろいろ原因探って最後に出せた答えは「こりゃ修理しないとダメだわ!」。

しかしかれこれ23年も使ったエアコンだから、今さら修理してもなぁ、いっそ買い替えよう! だが待てよ!今は猛暑の真っただ中、きっと家電量販店はエアコン販売の掻きいれ時だろうから、今買うはマズい・・・。

実は我が家には移動式のエアコンというのがあり、便利なんだけど吸排気ダクトを屋外に引きまわす手間があるので、これを何とかしなければ使えない。でも新しいエアコンを取り付けるまでの臨時エアコンだから、何とか工夫して家に有るモノ利用してタダで臨時エアコンを使えるようにしたい。

それで役立ったモノが「いつか使うかも?」と保管していた厚手のビニールカーテンなのでした。

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臨時の移動式エアコンの後ろには上の写真のようにダクトが二本あり、排水ホースもあります。これを窓の外へ出すためには窓を50センチぐらい開けなければ出せません。しかし開けていては冷房できないので、ビニールカーテンを窓に木ネジで固定して、カーテンの下の方にダクトが出る丸い穴を明け、そこから室外にダクトを出すようにしました。

試運転結果はOK。とにかく部屋を冷やすことができるようになりました。

何が使えそうか、保管していても実際に使うときが来るか来ないかは、ひとによって違うとは思いますが、日曜大工(DIY)好きの人は使えそうな材料は保存しておく方が役立つと私は思います。

このビニールカーテンは、以前別用途で使ったものが不要になったものを、もったいないから、と保存していたものですが、これが無かったらとにかくホームセンターに行ってコンパネとか塩ビ板とかを買ったと思います。

買えるのだから保存していなくてもそれで良いと言えばいいのですが、買うためには暑い最中にホームセンターに出向いて選んで買って自宅まで持ってくる努力と時間とお金が必要です。これを金額換算すると1万円ぐらい? そう考えると断捨離しないで持っていて良かった!となるわけです。これ断捨離の匠から見たら悪い方法・・・。

しかしもう買えないものであればもっと金額換算価値は高くなるかも。たとえば家の中の壁紙。あれはモデルチェンジが頻繁で、基本的に今貼ってある壁紙はもうこの世では買えない!ということらしいです。壁紙破れても同じ壁紙がもう無い!とならないように、壁紙を貼る工事の後には職人さんがまさにゴミ袋に入れようとしていた壁紙の切れ端を「あ!それちょうだい!」と頼んで保管しておくことが案外そのうち役立つんですね。

なので私の家は「いつか使うかも?」なモノがけっこう断捨離せずに保管してあります。今日はその結果成功!!したのでここにnoteしたくなって書きました。

断捨離って、実際私は我が家で推進しているのですが、一筋縄では行かないですねぇ。


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