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好きなことで社会に役立つこと始める考え方

会社に勤めている間は、きっと誰しも『会社で好きなことしている』とは思わず「自分は今の仕事を通じて社会に貢献している」と考えているのではないでしょうか。

やがて会社を定年などで退職し、いわゆる老後生活になると今までのように仕事を通じて社会に役立てることが無くなってしまい焦る! こういう時期がやってきます。

その結果、ひとは地域の町内会活動やボランティア活動団体に参加する手段を思いつき、とにかく何か役立つ事を!探しを始めて、うまくいけば軌道に乗ることができます。そのような時期が来る人は多分少なくて、多くの人はここで諦めてしまいます。

さらにそれらの活動を続けられた人は、幸運に恵まれた人か、そこで権力?を手にした人だけライフワークとなって続けて行けますが、またもや少なくない人は、やがて社会に役立つという目的が霞んで見えなくなったころ『この活動は自分に何をもたらすのだろう?』と考え込み離脱する。

そうなると元の木阿弥になり、映画「男はつらいよ」の主題歌なんかが頭をよぎる悟りの境地になります。

たぶん会社を辞めた後の生活の進み方は、こんな感じ?になるのが多いのかどうか?私はまさにそんな感じだから今日のnoteに書きました。私は上述した進み方を一巡して悟りを開いた辺りらへんに居ます。

ただ、最初からなーんとなく将来の自分は見えていたような気がしたので、地域活動&ボランティア活動デビューの前に、副業を同時並行して始めていました。それがこうしてブログを書いたり株取り引きをしたり。このような自分独りだけで完結する活動を老後生活の副業にしました。今は馴染めなくて辞めた地域活動や、なかなか進まなくなったボランティア活動で腐る日々があったとしても副業があるから社会に役立っている気分が維持できています。

ブログや株取り引きをやって、それがどうして社会に役立つのか?

まずその課題を考える前に、自分の好きなことを始めることが大事です。

自分の好きなことは、誰に何を言われなくても、独りでだって続けて行けるということが最大の特長です。ここが大事だからまず好きなことを思い出して始めることが第一です。

でもそれが世の中に役立つかどうか?が次の課題ですが、これは決して課題とは考えずに機会だと思ったらいいと思います。機会とは、うまく巡り合ったら誰か、例え知らない人であっても、巡り合ったかどうかが分からなくても、誰かの探し物に偶然に合って役立ってしまう、そんな機会がある!と考え、せっせと自分の好きな事の成果物をネットに情報として残していく。それを通じて社会に役立つことができる!と考えられるからです。

実際にそんな機会が無くても大丈夫!

「社会に役立っている感じ」が得られたら、気持ちが満足できるからです。

そう言ってしまうと身も蓋も無い気分に陥れてしまいそうですが、よく考えてみたら会社で今までやって来た仕事は、本当に社会の役に立っているかどうか?なんて分かりません。きっとそうに違いない!と思い込み、周囲のみんなもそんな顔して仕事しています。

そうじゃなくて会社の仕事内容はどうでもよくて、お金稼ぎだけが目的なんだ!という意見があるのも承知の上ですが、社会にとって悪な稼業を会社がやっていない限り、誰かの欲しいものを満たす社会貢献をどの会社も行っていることは間違いないでしょう。

でも地域活動やボランティア活動はお金稼ぎできない!と考えるなら、そもそも定年退職後に地域活動やボランティア活動へ参加してはいけません。ブログや株取り引きもほんのちょっとしか稼げませんから無理なはなしです。

好きな事をやりながら社会の役に立ち手法は、後付けでいけます

ブログはこの目的のために優れた仕組みを持っています。ブログは日記の延長だけど、もしかしたらコレ他の人が見たり読んだりしたら役立つかな!?と思うようなことを書いていけば1000人に読まれて3人には役立つと思います。これを「千三つ」と言い、昔からあまり起きないレアなことを意味しますが、ブログを発信する先のネット上はメッチャ多くの人が行き来しているから千三つでも十分に役立つことでしょう。

株取り引きを続けていると、たまーにネットをググってもヒットしないような状況に行き当たることがあります。例えば同じ証券会社で、最初の100株は一般口座で買い、次の100株はNISA口座で買った銘柄の株主優待が「100株以上お持ちの株主様にはクオカード1000円お送りします」となっていた場合に、クオカードは1枚もらえるのか2枚もらえるのか?

今はもう答えがネットに書いてあるかもですが、NISAが始まった当初はそんなチマチマした話題はまだネット記載されていませんでした。だから誰か同じ疑問を持つ人がきっといるだろうと考えて、証券会社に電話して聞いてブログに書くわけです。

海外旅行へ行き、運悪くスリに遭ってしまったとき、嘆いているばかりでなく、現場の写真を取り、警察署に行って状況を話していったい何をしてくれるのか?調べ、現実は被害証明書、ただし現金被害額は証明に含められず100均で買った財布っぽい入れ物1個だけの被害証明が得られました!でも誰かの役に立つ情報かもです。

地域活動でハイキング道を掃除していたとき「ここは道を迷う人が多い」という噂を聞いたら、道案内立て札を道ばたの木に括りつけることをしたら誰かの役に立てるかもしれません。

そんな感じなので・・・

定年退職したら、ガチガチに社会に役立つ仕事を探して見つけて辛くても我慢しながらその仕事をするより、自分の好きな活動を始めて、後付けで誰かに役立ちそうなオプションをそこに取り付けながら継続してやっていく方がいいのでは?

と私は考えます。

なぜそう考えるか?

好きでないことは、お金をくれたり、誰かの煽てがあると少しは続くけど、そういうお金や煽ては割と早く「充電切れ」になるんです!

好きでないことは絶対に長続きはしません。

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