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「そうだ、自分で直そう!」を啓蒙するテレビドラマ

6年前に業者に頼んで修理した洗面台シャワーホースがまた水漏れした

再びその業者に電話しようと思ったけど、やったこと無いけど『自分でコレ修理してみよう!』と決心して、自分の手で修理したら、みごと直った

そういう「DIY修理」をする気になった最近観始めたテレビドラマがあるので、ここでnoteしてみたくなった

そのテレビドラマとはCSやケーブルテレビで観られるディスカバリーチャンネルで放送の「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」
これです

この番組はイギリスもので、いわゆるポンコツ旧車を安く買い、それをレストアして高く売るというビジネスを主題にしたドキュメンタリーっぽいけど実際はドラマ番組

こういう手合いのドラマはたとえば日本ではドクターXとかになるかもしれないけど、ドクターXは俳優が演じる100%ドラマなんだけどクラシックカー・ディーラーズは専門家が俳優役になっているところが違う

ディーラーのマイクはホンモノのディーラーであり、メカニックのエドも工学の専門家というキャリアがある
なので最初に観たときにはホンモノのドキュメンタリー番組かと思ったが、レストアの進行がスムーズに進み過ぎる!?ので、いろいろ検索して調べたらスバラシく魅せる演出が入ったレストアシーンを編集した、ドラマ仕立てのようだ

だけど、このクラシックカー・ディーラーズを何回も見続けていると「自分で直そう」という意欲が湧いてくるから不思議

世の中にはエンジンはエンジン専門のレストア屋が、ターボチャージャにはそれ専用のオーバーホール屋があるようで、番組を信頼するならイギリスにはいくつもの専門街工場が存在しているようだ

きっと探さないから知らないだけで日本にもあるのだろう

我が家の近くにも旧車屋があって、ときどきそこに並んでいるたぶんレストア前の80年代車を遠目で眺めることがあるけど、まあ車の場合はレストアしようとしたら部品代は高くて、修理ノウハウをいまさら身に着けるのも大変過ぎ、最初からあきらめの境地なんだけど・・・

他のモノだったら自分で直せる、直せそうだ!とクラシックカー・ディーラーズの番組に背中押されてやったのが、前述した家の洗面台のレストア

1週間ほど前からシャワーホースからポタポタ水漏れがあることが分かった
水漏れ原因を探っていくとどうやら蛇腹ホースの内部にあるゴム製のホースが周りの金属蛇腹と摩擦して、それが積み重なってついに小穴が開いてしまったようだ

これがシャワーホースの写真


「洗面所 シャワー 水漏れ」とかのキーワードで検索したら「これは新品ホースに取り換えないとダメ、交換方法はこうだ」と動画まで出てきた

すでにたくさんの人が自分で蛇腹ホース交換をしている
じゃ俺もやってみっか!と、おっ始めたというのが今回

クラシックカー・ディーラーズでは車種と何年式か?などの情報を手掛かりにサービスマニュアルでオリジナル部品を探し出している

それをまねっこして、洗面台下に貼ってあるシールから昔のナショナル製の洗面化粧台だと分かった
これがシールの写真

問題はおよそ25年前の洗面台部品をどうやって手配するか!?
だけど簡単だった
ネットで検索するとナショナル→パナソニックの場合は「ハイ・パーツショップ」というサイトで検索も電話問い合わせも発注も可能なサイトが用意されている

他のメーカーでも同様だと思う
かつてイナックスの雨戸部品もそうやって調達したことがある

不幸にして洗面台が古過ぎて品番からは検索できなかったから、電話をかけたらオペレーターの人は難なくお目当ての互換性がある現行シャワーホースを紹介してくれたので、サイトから速攻で注文

そして同封の修理マニュアルに沿ってホースを交換することおよそ30分で無事ポタポタ水漏れは完全に修理できてしまった
ポタポタ発生から「なんだこりゃ」と試行錯誤が3日、それから部品発注を含めて3日後には修理完了

これが取り外したシャワーホース
外観では分からないけど内部のゴムホースがパンクした模様

もし自分で修理できなかったらクラシアン呼ばなきゃダメかと思ったけど、案ずるより産むが超易しだった

たぶん私がクラシックカーディーラーズを観ていなかったら、こうしたDIYレストアする気分にはならなかったかもしれない

だって、めんどくさいんだもんなぁ

60歳超えると以前は尻込みせず実行したマイカーのタイヤ交換でさえ、できればやりたくないのが還暦後の正直な気分

そんなふうに意欲ダウンするようになったけど、クラシックカーディーラーズがその気分を少し持ち上げてくれた
しばらく飽きるまでこの番組を妻が居ないときに観続けようと思う

どうも妻は、この番組、何が面白いのか理解できず、見ているとダルいんだそうだ


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