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苦手なライティングを克服。その方法は小学生で習っていたことに、大人になって今さら気づいた。

はっきり言って、僕は文章書くのは苦手です。

一番嫌いな教科は国語。
入試で足を引っ張ったのは国語。

高校の時に、真面目に感動させるべく書いた読書感想文を発表して、なぜかクラスを爆笑の渦に巻き込んだくらいでした。

感動する文章を書くとか、文章から人の気持ちを読み取るとか無理ゲーだと思ってました。笑

そんな僕が今は文章を武器にする広報・PRという仕事をしています。
学生の頃からすると考えられないです。

今振り返ってみると、昔は苦手だったことの方が今はやってる気がします。(ただ、実は今でも文章は苦手だという意識はあります。)

苦手な文章をどうやってそれなりにできるレベルに持っていったのか。

それは、とあることを2019年に一定期間したことが大きな要因でした。

しかし、最近はそのことをなかなかできていないので、今一度思い出して行動に移していきたいと思ったので、このnoteを書くことにしました。(あと、広報・PRのビジネス系な記事ばかり書くのも飽きてきた。)

また、広報のつながりで文章を書く方と多くつながりができたこともあり、
そのような方へ役立つ情報になればいいなと思い、この内容を共有したいと思いました。

やる前とやった後で、どんな変化があったのか

「文章書くの嫌だなぁ」
「どう書けばいいか全然わからん…」

3年前の僕はこんな状態でした。
しかし、その克服のための期間を終えると。

「一定以上の文章は書けるやん」
「ああ、こうやって書けばいいのね〜」

こんな風になるわけです。
一番変わったのは、「文章を書くことに対する心持ち」です。

これまでの不安な気持ちから、ある程度大丈夫だと思う気持ちへ。
さらには、どのように受け取られるのかを試したくなるくらいの気持ちへと変わりました。

これまで苦手一辺倒だったのが、やってみようと思えるようになったわけです。

どんなことをやって苦手を克服したのか

一言で言えば、ライティングの「ブートキャンプ」です。

そう、ビリー隊長で流行ったあれ!!
(あのままではありませんが、大きくはズレてないです。笑)

どんなブートキャンプかと言うと、

「2000字を目安に記事を毎週書く」✖️「 3ヶ月」というものです。

これは天狼院書店という、ちょっと変わった書店がやっている講座なのですが、書き方の授業と共に、記事を毎週書き続けるという宿題が魅力の講座なのです。

ただ記事を書くと言うわけではなく、読んだ人が面白いと思ってもらえるようなクオリティの記事を書くというものです。

受講者は、毎週2000字の原稿を提出して、編集部にチェックしてもらい、OKだったらオウンドメディアに掲載されます。
通過した受講者の記事は、メディアグランプリという名の企画で、オウンドメディアの閲覧数をもとに順位づけされて表彰されます。

編集部のチェックがOKでもNGでも、何が良くて、何がダメだったのかのフィードバックを編集部からもらえます。

ということで、このブートキャンプをシンプルに言うと、
書き方の授業を受けて、毎週2000字の記事を書くことを3ヶ月間続けること」です。

どんなことをやって苦手を克服したのか

毎週2000字、しかも面白いと思ってもらえるコンテンツを書くってこれが結構大変なんですね。

「え…何を書こう?」

テーマが思いつかないんですよね。特に最初のうちは本当に大変です。
なんとかテーマが見つかって、想定読者を決めて、いざ書こうとなったら。

「どう書いたらいいの?…」

少し書いてみるけど、読み返してみる。

「全然つまらんやん。」
「しかも授業で聞いたこと全くできてないし。」

「知っていること」と「できること」は全く違うことに改めて気付かされる瞬間です。

さらに追い討ちをかけるのが、編集部から当然のように不合格が返ってくる。笑
ビジネスなんだから合格させろよ!なんて心では思いながらも、しっかりとフォードバックを具体的にしてもらえることがありがたかったですね。

苦手が苦手じゃなくなってくる

最初の1ヶ月くらいは本当に苦痛でした。

「今週も2000字書かなきゃ!」

2000字が頭から離れませんでした。
仕事をしてても、通勤途中も、ご飯を食べている時も。

でも、ずーっと意識してると、変化が現れてきます。
まず、世の中の見え方が変わります。

常にネタを探しているわけです。

いいネタだと2000字は書きやすいですよ。でもネタが大したことないと2000字の苦痛はめちゃくちゃ大きくなります。

そうなると、カラスが飛んでいることでさえ、何かのネタになるかもと考えるわけです。

「もしかしたらカラスが電柱に当たるかも(当たるわけないんですが…)」
「カラスがなんで今あそこを飛んでいるんだろう。何か面白いストーリーになるかな」

何気ない日常の普通のワンシーンでもネタにしようとします。
この感覚が続くと、ちょっとした出来事が起きるととても嬉しくなるんです。

これまでだと何も感じなかったワンシーンが、最高のネタになってくれる。
その感覚が書くことへの苦手意識を減らしてくれました。

(一番最初に僕が書いて、編集部のチェックを通過した記事)

書くことは基本のフォームを押さえればよい

こうしてネタ探しの毎日の中で、記事を書いていくわけですが、これまで書くことは「文才」と呼ばれる、一種の生まれつきの才能がある人がうまい文章を書けると思って生きてきました。

特に、エッセイや小説などの分野は。
しかし、授業を受けると、その考え方は間違いだと気づきました。

野球に基本のフォームがあるように、書き方にも基本のフォームがあるということだったのです。

その基本を身につけさえすれば、ある一定レベルの文章は書けると。
この3か月というブートキャンプ期間はその基本フォームを身につけるための素振り期間ということなのです。

基本フォームの要素はあまり詳しくお伝えできませんが、

・文章を正しく、わかりやすく書く
 読みやすい文章は単純に読んでもらいやすい。

・何かに例えたり、秘密やGAPがあると読みたくなる
 ミステリーのように謎があったりすると読み進めたくなる。

などなど、こんな要素を盛り込めば良いと教えてもらいました。(もっともっとあります。)

天狼院書店の回し者でもなんでもないので、あまり詳しいことはここでは割愛しますので、下記を参考にしてください。

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短所はそれなりに克服できる

一般的に短所よりは長所を伸ばせと言われますよね。
僕は基本的にはその考え方に同意してますし、長所を伸ばそうとします。

ただ、短所があまりにも酷いと長所の足を引っ張ってしまうと思うんです。だったら、短所をそれなりのレベルにはしておきたい。

そう思って、このライティングゼミというブートキャンプを受けました。
最初は相当辛かったですが、途中からは少し手応えを掴んだ感じがしました。

そして、続けていくうちにランキングでTOP5に入るくらいにまでなりました。自分でも恥ずかしくないと思える記事が書けるようになったと思いました。

(この記事で4位に入ることまで出来ました)

短所と言っても、ある一定のレベルまでは引き上げられることがこの経験でわかったのです。

そのやり方は、「正しいやり方を繰り返し練習すること」だったのです。

小学生が新しい漢字を覚える時に、漢字ドリルに何度も何度も書いて練習する。

それと全く同じです。

大事なこととしては、練習する過程でフィードバックを受けることです。
何が間違っているのかを正しく理解できることが近道であると言えます。

「小学生でもやっていることを、30歳を過ぎてやることになり、さらにはその大切さに気づくなんて…」

大人になると色々なことを忘れてしまっているようです。

正しいやり方を知り、繰り返し練習する。

これを今からもう一度、しっかりとやっていこうと思った2月最終日でした。

大人の皆さん、一緒に頑張っていきましょう!!
















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