見出し画像

満員電車でも着席する方法

通勤中、みなさん何してます?
私の場合は片道1時間、往復で2時間電車で揺られます。1週間で10時間、1ヶ月で40時間ですから、この時間を有効に使えればなぁと思うわけです。
例えば、読書、動画、アイデア出し、仮眠…いくらでも可能性が見えます。

しかし、どうせならば座りたい…というか、座りたい。

とはいえ、都心のラッシュ帯で着席することは、非常に困難ですよね。
ですので、私は日々着席ためにPDCAを回しました、結果ほぼ毎朝座ることができる境地に至りました。
今回は皆さんに、このメソッドをお伝えします。

まず、大前提として満員電車で着席するためには、
「座席の乗客が電車を降りる際に、入れ替わる」ことです。

では、そのために、何が重要でしょう?
3つのポイントに分けてお伝えします。

1、 ポジショニング
2、 ターゲティング
3、 ムービング


1、ポジショニング
まずはポジショニング、場所取りです。降車客と入れ替わるためには座席の前に陣取る必要があります。ベストなポジションは以下です。

画像1


つまり、座席(ロングシート)の中央です。視界が一番広くとれ、移動がしやすく、次項以降のターゲティングとムービングに繋がるポジションです。

また、できれば1人の目の前に陣取るのではなく、
2人の間に立ちましょう、これだけで座れる可能性を2倍に広げられます。


2、 ターゲティング

座席客の前に立つだけでは、博打です。
座れる可能性を高めるには、近い駅で降りる乗客を見極め、その前に立つことが求めれるのです。

付近の駅で降りる乗客を見極めるのには洞察と経験が必要です。
まずは特定の駅で降りそうな乗客を認識しましょう。
わかりやすい例は、学生服で判断が可能な学生です。学校の場所がわかれば降りる駅がわかります。その他にも、ビジネス街がある駅では服装や雰囲気で判断することができるのです。

容姿で判断できない場合、動きの観察が重要です。以下の動作が見受けられると付近で降りる可能性が高いです。
・車窓の外を確認しだす。
・スマホや本、ペットボトルなどをしまいだす

ただ、上記は確実な反面、モーションに入ってから離席までの時間が短く、
事前に前ポジションを抑えるのが難しいのです。

そこで、席を立たない客を見分け、その前を避けることで可能性を高める事を意識しましょう。

付近の駅で降りる可能性が少ないという特徴は、
・寝ている
・遠方に向かうであろう装備
・本やムービーに熱中している

そういった人物の前を避けると、必然的に座れる可能性は高まるのです。

3.ムービング
目の前の乗客が降りたのに座れなかった事はないでしょうか?
まず、油断して降りる瞬間を見逃さない事ですが、ポイントは降車客の導線を読むこと、さらにその動きを制することであります。まずはダメな例を提示しましょう。

画像3

このように、降車客の導線に対して正面に向かい合わせてしまうと、体がブロックされてしまい、動くことができません。そして隣の客に席を奪われます。

降車客の導線ですが、基本的に近い入り口からおりますし、目の動きでだいたい読めます。

では、良い例です。

画像3

まずは、思い切って背面を向けます。すると...

画像4

降車客の導線がズレます。

画像6

あとは軸足を意識し、ピポットして座るだけです。
私は、この動きをスクリーン&スライドと呼んでいます。
降車客がスクリーンになり、サイドの乗客が座れなくなり、肩を入れてスライドして座るわけです。

また、離席前に導線が読め、左右に余裕がある場合には以下のような動きも有効です。

画像7

まずは導線にスペースを作ります。

画像8

ここでも降車客に背面をむけます。これによって、隣の客へのプレッシャーも与えられます。そして、軸足を変え、

画像9

ピポットし、着席だけです。軸足を作り、ピポットしていくことで最小限のアクションで着席することを可能にします。

この動きを意識すれば、すんでのところで座れないという悔しい思いは、もうせずにすむはずです。


さて、いかがだったでしょうか?
たまに、電車内で強引に動く方を目にしますが、それはよくありません。マナーを守り、なるだけスマートに自然に座ることを目指しましょう。

ちなみに、私は、どんなに頑張って座われたととして、
お年寄りや妊婦さんには進んで席をゆずることにしています。
東京都には、よく認知されているマタニティーマーク以外にも、援助や配慮を必要としている方々が、そのことを周囲の方に知らせることができるヘルプマークというものもあります。以下のようなマークです。

画像6

助け合いのしるし ヘルプマーク

見かけたら、席を譲りましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?