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スポーツ教室の見学に行ったら楽しすぎた話

暑い暑い夏、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は暑さが大の苦手なので毎日煮干しの如くカラッカラ。

さて今回は、6月・7月に以下のスポーツ教室の観覧に行ってきたのでそのレポートを残しておくことにする。

6/17(土) 堺ジュニアスポーツ教室2023
7/2(日) 和歌山ジュニアスポーツ教室2023

堺/和歌山ジュニアスポーツ教室とは

スポーツ教室イベントとは

その名の通り、スポーツを教えるイベントのこと。
子ども(主に小学生)を対象に、スポーツ選手やコーチが講師となってスポーツを教える1日限りのイベントだ。
ブレイザーズの選手が良く行うスポーツ教室は訪問型と来場型があり、訪問型は主に地域の小学校などに選手が赴きバレーボールを教え、来場型は体育館を貸し切ったりイベントスペースなどで参加者を募ってバレーボールを教える。
今回見学に行ったのは来場型のスポーツ教室イベントの方だ。
(そもそも訪問のスポーツ教室は主に小学校で開催なのでそもそも一般見学できない)

堺ジュニアスポーツ教室2023

6/17(土)と18(日)に開催された、堺ブレイザーズ主催のスポーツ教室。
会場は普段練習にも使用している日本製鉄体育館だ。
このイベントは小学校1~6年生を対象にバレーボール、サッカー、バスケットボールを同時に体験できる。
講師はバレーボールはもちろん堺ブレイザーズの選手数名で、サッカーはセレッソ大阪のスクールコーチ、バスケは大阪エヴェッサのスクールコーチが担当。
堺ブレイザーズからの参加選手は、各日若手からベテランまで揃えた6名ずつだった。
6/17(土):
1.松本慶彦選手・4.髙野直哉選手・5堀江友裕選手・9.迫田郭志選手・11.重留日向選手・21.竹元裕太郎選手
6/18(日):
2.樋口裕希選手・3.安井恒介選手・7.出耒田敬選手・18.梅本鈴太郎選手・22.赤星伸城選手・23.鵜野幸也選手

当日は午前の部と午後の部に分かれて開催されていて、午前の部は小学校1~2年生対象、午後の部は小学校3年~6年生対象。
それぞれの部で各スポーツを順番に体験していく形で、自分の担当するスポーツ以外の時間はスタッフとして手伝う形式なのが面白いポイントだった。
(サッカーの体験時間はバレーとバスケの講師が補助スタッフとして動く)
つまり、普段バレーボールをしている選手たちがサッカーやバスケをしている姿が見られるのだ。
こんな貴重で楽しいことはない。
効率的には後述する和歌山のスポーツ教室の方が良いかもしれないが、面白さでは堺の方が勝る。
子どもたちと一緒になってサッカーボールを蹴るバレー選手、バスケのドリブルをするバレー選手なんて中々見る機会がないからだ。
これは見る価値アリ。
そして客席の空調もばっちりで明るくて見やすくて快適。ブレ体育愛。

サッカーをする迫田選手
バスケをする迫田選手

和歌山ジュニアスポーツ教室2023

7月2日(日)に和歌山県のノーリツアリーナ和歌山で開催されたスポーツ教室。
ここではバレーボールの他、バスケットボールと卓球を体験でき、バスケットボールは和歌山トライアンズの選手とスタッフ、卓球は日鉄物流ブレイザーズの選手とスタッフが講師として各競技を教えてくれていた。
堺ブレイザーズからの参加選手は、2樋口裕希選手、3安井恒介選手、7出耒田敬選手、9迫田郭志選手、18梅本鈴太郎選手の計5名。

今回は和歌山での開催なので、南海線で和歌山へ。
駅から見える建物なのに、歩いても永遠にたどり着かない体育館、それがノーリツアリーナ和歌山。最後の難関は心臓破りの坂。坂の上のノリョか。
来年行くときは心しておけよと来年の私に伝えたい。

和歌山のスポーツ教室も堺と同じく学年別に午前の部と午後の部が分かれていた。参加する子どもたちの人数は堺に比べて多く、子どもたちを4チームに分けて交代しながら各スポーツを体験する形式。
各スポーツを順番に体験する堺とは違い、和歌山はそれぞれがコートに分かれて同時開催。チームを交代してまた繰り返しという形なので、バレーボール教室は同じ流れを4回しすることになる。選手たち大変だろうなと思いつつ、たくさんの子どもたちを時間のロスなく体験させられるいいシステムだなと思う。
教える選手側や見学側の人間は、同じ流れの繰り返しに疲れる部分もあるかもしれないが(笑)
だが回ごとに子どもが変われば様子も少しずつ変わる部分もあるので、あの子上手いなーとか考えながら見ていたら4回しもあっという間だった気がする。

ただ、暑い。ノーリツアリーナ、まじで暑い。聞いてはいたけどむちゃくちゃ暑い。
座席からは微妙に見えなかったり手すりが邪魔だったりして主に立ち見をしていたが、ずっと立ちっぱなしでカメラを構え続けるのは結構大変だったので休憩しながらの見学をお勧めする。
あと飲み物と扇風機などの持参、ゼッタイ。

ちなみに和歌山は体験終了後に出入口で選手のお見送りがあったが、子どもたちにお見送りをする中、大人ですみませんという気持ちで猛ダッシュで駆け抜けて帰った。

午前の部はイエローユニ
午後の部はネイビーユニ


スポーツ教室の見学方法

事前に見学可否を確認し、一般見学席で見学

必ず事前にイベントの詳細に「一般見学可」と書いてあるかをまず確認する。一般見学NGの場合もあるので注意。
また、同時に撮影の可否などもチェックしておいた方が良い。
今回は写真はOK、動画はNGだった。

こんな風にHPに書いてあった

見学席は主にスタンド席で、体験をする子どもの親御さんと同じ場所での見学になる。
場所がわからない場合は、一般見学どこですかーと受付で言うと教えてくれたのでスタッフに聞いてみると良い。

みどころ

試合とは違う選手の姿

試合の時は真剣なプレー姿を見られるが、スポーツ教室ではそうではない。
子どもと一緒に声を出しながら準備体操をしたり
サッカーをしながら走り回ったり
バスケットボールのミニゲームをして遊んでいたり
子どもたちに囲まれて絡まれていたり
子どもたちに自己紹介をするときにあだ名で紹介していたり(さこちゃん先生とか、ひろとか言ってたね、迫田選手)
そんな姿が存分に見られるのだ。最高しかない
色んな選手を見ながら、この選手は教え慣れてて上手いなあとか、声かけがいいなあとかそんな発見が出来たりする。(髙野選手は流石リアルパパという上手さだった)
迫田選手も子どもたちに男女共に人気で、よく囲まれたり絡まれたりしていたし、迫田選手の方から話しかけに行ったりしていて、割と子ども好きなのかな…とほっこりしていた。

選手×キッズは最高

いきなり語彙力が成仏してしまった。
それくらい子どもと絡む選手たちはマイナスイオン全開放で癒し力がハンパない。ここは高野山の森の中か…?
あとはどの選手がどの年代の子どもに人気なのか、というのを見るのも楽しい。この選手は高学年の女子に人気なのかも~みたいな。
とにかく子どもたちと楽しそうにバレーをしている姿は一目見てほしい。
癒されて、よく眠れるようになる。

バスケのミニゲーム中
子どもに大人気

最後に

スポーツ教室見学、めちゃくちゃ楽しい。
来年もあったら是非見学したいと思う。暑くても和歌山頑張るよ。
それくらい普段とは違う選手の姿や子どもたちと楽しそうに笑う選手たちが見られることが最高に楽しい。
最初はオフシーズンに少しでもブレの選手が見れたらいいな~くらいの気持ちだったが、これは普通に楽しいイベントとして今後も見学すると決めた。

もちろん真剣にバレーのプレーをしている姿も最高に楽しいが、オフシーズンならではのこんな姿も沢山見たいではないか。

ただ、当たり前だがプレー姿は見られないし、子どもが主役のイベントなのでただ「見る」だけのもの。
ただ見て帰るだけじゃつまらない!という人には向かないかもしれない。

私は地元友の二児の母に、「来年小学校上がるなら応募してよ」と今から言っている。友達も乗り気だから来年はその子のカメラマンになってるかもしれない。


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