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関西大学リーグを1年間応援してみた

今更記事。
昨年春に突然関西大学リーグを見に行った私が、
その後主に近畿大学を1年(1シーズン)を応援してみた記録と感想を残しておく。
初めて関西大学リーグに足を運んだ時の話はこちら

近畿大学バレーボール部との出会い

詳しくは上の記事に書いているので一言。
2023年5月の黒鷲旗でブレイザーズに勝った大学生何者!?からの沼落ち。
そこから、わからないことだらけの大学リーグ追いかけが始まった。

各リーグやイベントが盛りだくさん

大学リーグ、試合やイベントが多い。
当初知っていたのは「インカレ」という大学生版春高のような全国大会があるということだけだったが、いざ調べてみるとそんなもんじゃない
春・秋にリーグ戦、関西では西日本インカレだの都道府県選手権だの選抜大会だの、はたまた合宿やオープンキャンパスやらイベントが多数。
大学生、練習もして年中試合があって大変だなと思いつつ、確かに自分も学生時代は色んな大会やイベントがあったなと思い出した。

春リーグ

4月~5月に実施される関西大学リーグの春リーグ。
私が近大を知った5月は既にリーグ終盤で、なんとか日程をあけて見に行ったのが初めての春リーグ。
前の記事にも書いたが、初めてだらけでかなり苦労した。主に会場と自由席のわからなさ。そこで他の大学も知り、気になる選手も増えていく。

西日本インカレ

6月に3日連続で実施された西日本インカレ。
私は最終日しか見に行けなかったが、近大VS愛知学院大学の決勝戦が超アツかった。愛知学院大学はブレの赤星くんの母校くらいしか知識はなかったが、強かった…。

近畿大学オープンキャンパス

この歳になってオーキャンに行くことになるなんて思わなかった。
何故行ったかというと、オーキャンのイベントで近大現役VS近大卒業生のOB戦があると聞いたので。何それオモロそう、と参加した。
とはいえ近大の卒業生として知っていたのはWD名古屋の中野選手とJT広島の中島選手、あとブレに移籍の噂があった森選手、きんでんに何人かいたな…くらい。
それでもOB戦はめちゃくちゃ楽しめた。やっぱり先輩と一緒にバレーができる、戦えるって嬉しいよな。
特に後藤陸翔くんが大好きな先輩中野倭くんと一緒にいるのが楽しそうで。良かったね…とにこにこしながら眺めていた。

近大サマーカップ

8月のお盆。灼熱の近大。もう行きたくない(多分行くけど)
近大毎年恒例らしい近大合宿は、各地の大学やVリーグチームまで参加する合宿試合。
いやこれが大変のなんのって。暑すぎる。
近畿大学記念館、そろそろ空調設備どうにかせんか…?と毎日思ったくらい暑いので、来年生きて帰れるか不安である。
ただ試合自体は楽しい。普段関西のリーグでは見られない福山平成大学(迫田選手の母校!)や関東や四国の大学などがいたり、国体の県代表がいたり、V2のチームがいたりと色んな対戦が見られるドリームマッチ。
ただ、暑い。水分2リットルと冷えタオルと扇風機あっても死にそうになったので、次にいくまでに暑さ対策を学ぼうと思う。

その他

京都選手権に立命館大学を見に行ったり、関西で見られるってなるとフットワークが軽くなっちゃってだめね。
ただ関西といえど会場が京都の奥地で、これ小旅行…となったのは内緒。

近畿6人制バレーボール総合男子・女子選手権大会(近総)

これはブレも出ているので見に行っていたが、昨年までならVリーグチームしか注目しなかったのに見るチームが増えて困った。
近畿大学はもちろん、天理大学や立命館大学、龍谷大学……リーグを通して愛着がわいたチームが色んな所で試合をするので、体育館内を右往左往しながら試合を見て回ったいい思い出。
特に近畿大学と天理大学はV相手でもいい試合をしてくれるので、本当に見ていて楽しい。

天皇杯ブロック予選

天皇杯は決勝を見るものだと思っていたのに、ブロック予選を見に行くことになるなんて。
近畿大学・天理大学・大阪産業大学あたりが見れるとなればそりゃ見に行きますよ京都まで。

秋リーグと全日本インカレは日程の都合上行けず、配信で見るのみだった。
来年度は行きたい…どうにかして…。

好きな大学や選手が増える

もうお分かりだろうか、大学リーグを知っていくと好きな大学や選手がどんどん増えていくことを。
Vリーグでも各チームに「このチームならこの選手が好きかな」という選手が増えていくことがあるが、それの大学版。
最初は近畿大学の後藤くんと中西くん上手いな、くらいだったはずなのに、
近大だけでも同郷の長田くん応援しようとか、3年以下の学生たちもどんどん覚えて応援したくなってくる。
そして立命館や龍谷、大産大…と他の大学でも気になる選手が日々増えていく。怖い。
大学リーグは好きな選手が卒業したら終わりだしな、とか思っていたのに、卒業してもその後輩を応援したくなってもはや箱推しになる現象が起きている。

好きな選手の卒業と次のステージでの活躍

Vリーグと大学リーグの大きな違い。4年で卒業。
Vにも引退はあるが、明確に年数が決まっていて卒業があるのが学生。最終学年の頼もしさや卒業の寂しさを感じるのは学生ならではだなと思った。
そして私も1年弱応援した選手が卒業し、V1やV2に行ったり行かなかったり、と色んな進路へ進む彼らを見て感慨深くなった。これが卒業と次のステージか、と。
近大で応援していた後藤陸翔くんはV1の東京グレートベアーズへ内定。正直関西で見たかった気持ちはあるが、今活躍している陸翔くんを見ると正解だったんだろうなと思う。
私はV1に進んだことが嬉しくて、陸翔くんのユニフォームを衝動買いした。着る機会あるかわからないのに(笑)
そして先日の有明で9000人の観客の前で堂々とプレーをしてVOMまで獲得してしまう陸翔くんを見て、少し前まであんな小さな体育館でキャプテンをしていたのに、もうこんな大きな体育館でVリーガーの先輩に囲まれて堂々とプレーをしているなんて、と感慨深くなってしまった。オカンか。

そして同じく近大の中西くんはきんでんへ進み、地元に帰れば中西くんが見れるのかと嬉しくなる。今度見に行こう。

各カテゴリに好きな選手が増えていく

大学生は毎年卒業して色んな進路へ進む。大学リーグを見始めると色んな選手が好きになる。つまり、毎年卒業していく選手たちが色んな場所で活躍していくわけで。
V1だけじゃなくV2、V3や他のカテゴリまで合わせたら、もう見切れないくらい好きな選手だらけになるのでは?と今から心配している。
今でも、V1のブレイザーズをメインにしながら隙間で近大を見るだけで大変なのに…。嬉しい悲鳴。大学リーグを追いかける人ってどうやってるんだろう。
あとは大学を好きになると、そこを卒業した選手も応援したくなるので、
関西の大学卒のVリーガーに注目するようになったりした。怖いね。
あと近畿大学は近畿クラブスフィーダというV3のチームにも所属していてVリーグに参戦しているので、V3カテゴリも見に行くことが増えた。
正直体が足りないが、楽しい現場が増えるのは嬉しい悲鳴。

Vリーグとは違った大学リーグの楽しさ

前述したが、やはり4年で卒業という学生ならではのチームが面白い。Vのチームももちろん毎年引退・入団はあるが、きっかり4年で1学年が卒業してチームが入れ替わる。
それもあってか最終学年の選手の熱だったり、4年間にぶつけるがむしゃら感みたいなものが大きいと思う。
最近見た近大の試合も4年生が抜けて3年生中心のチームが出来上がっていて、新入生っぽい選手もいたりして新鮮で。これがチームの入れ替わりかと感慨深くなっていた。
4年生が居たころは可愛い後輩だと思っていた3年生が先輩やキャプテンをしている姿も見れるんだろうな、楽しみ。

これから

相変わらず大学リーグは当面近畿大学推しとして、各リーグなどを楽しみたいなと思う。
関東のリーグも見に行ってみたい…が、いかんせん体が足りない…。でも早稲田や筑波、日体とかはやっぱり見てみたい。
次は春リーグかな。日程まだかな。

ということで、大学リーグも楽しい。
関東だけじゃなく関西、中部、中国いろんな地方でも見られるのが良いところだと思うので、ぜひ近くの大学リーグに足を運んでみて欲しい。

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