金曜夜にぴったりな最高映画4選
「年末」「金曜日」「仕事終わり」、ときたら家でゆっくりしている場合ではない人も多いと思いますが、そんなあなたに「今夜は家で映画でも見ようかな」という気持ちになってもらうために書いています。
おすすめ映画なんてネットで探せばいくらでも出てくるので、大変僭越ながら今回のテーマ「選ぶ」や紹介した映画にちなんで自分の話も混ぜていければ良いなと思っています。
全部見たことあるって方、是非みなさんのおすすめも教えてください!!
読んでくれた方に1つでも見たい映画を選んでもらうべく、今回は動画配信サービスで見られる映画に絞りました!それではよろしくお願いします。
順位はつけられなかったので順不同です。
映画は青春だ
成績優秀な優等生であることを誇っていた親友同士のエイミー(ケイトリン・デヴァー)とモリー(ビーニー・フェルドスタイン)。しかし、卒業前夜、遊んでばかりいたはずの同級生もハイレベルな進路を歩むことを知り自信喪失。二人は失った時間を取り戻すべく卒業パーティーに乗り込むことを決意する。果たして、二人を待ち受ける怒涛の一夜の冒険とは?そして、無事に卒業式を迎えることができるのだろうか!?(引用:filmarks)
はい、きましたこれはもう最高のフレンドシップ映画です!!!
この映画、何が良いってとにかく音楽が良いです。見てる途中に気付いたらApple musicでプレイリストダウンロードしてました。
あとモリーとエイミーの会話が秀逸で、意味がわかるとにやっとします。個人的には2人がお互いを褒め倒すシーンが大好きです。
お互いが大好きで大切なんですが、高校卒業前夜という人生に一度きりの夜が2人にいろんな出来事を引き起こすんですよ〜
ちなみに、セリフやキャラクター設定やストーリーのあらゆる部分で圧倒的に偏見がなく、当たり前にいろんな人がそこに存在しているのもこの映画の魅力です。
ともだちって最高🤝今すぐ愛を伝えなきゃ!!という気持ちになりますよ〜。
私も高校生の頃にアメリカの超田舎にいた時期があるんですが、高校生が主人公のアメリカ映画を見るとその頃苦しんでたことや楽しかったこと、頑張ったことなんかを思い出してじんわりします。
大人でも子供でもない時期、自分の人生だけど上手く舵を取ることができなくて、色んなことに悩んで迷って、今思い返すと何も考えていないようで毎日必死で生きていたなあと思い…。そういうあれこれをまだ思い出せるのは私だけですか…?高校生の心が残っているんでしょうか…
楽しいだけの経験ではなかったですが、自分のことを誰も知らない、言葉の通じない場所へ1人で行くことを選んだ16歳の自分は今考えても随分大胆で勇気があったなと思います。
その頃の自分は今よりも更に自信がなかったはずですが、帰国後のしばらくは無敵高校生でした。身一つで誰も知らない土地へ飛び込んで生き残ったということが、文字どおり自分を何でもできるような気持ちにしてくれました。
自分のことをちょっと好きになれたときとか、大好きな友達と過ごしている時、そういう無尽蔵なエネルギーが湧いてくる瞬間ってありますよね。
次に紹介するのは、そういう瞬間がめちゃくちゃ美しく切り取られている映画です。
ウォールフラワー(The Perks of Being a Wallflower)
チャーリー(ローガン・ラーマン)は、小説家を志望する16歳の少年。高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられ、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごすことに注力していた。ところが、彼の生活は、陽気でクレイジーなパトリック(エズラ・ミラー)、美しく奔放なサム(エマ・ワトソン)という兄妹との出逢いにより、一変する。初めて知る“友情”、そして“恋”―。世界は無限に広がっていくように思えたが、チャーリーがひた隠しにする、過去のある事件をきっかけに、彼らの青春の日々は思わぬ方向へ転がり始める―。(引用:filmarks)
なんと言ってもキャストが魅力的。今や3人とも超有名俳優ですが(既にそうだったかも)、若い頃の3人は映画の中で既に輝いています。特にパトリックのキャラクターが大好きです。
この映画は、見る人全ての心をギュッと締め付けるはず。陳腐な言葉で説明付けることは避けておきます、気がひけるので…
個人的に、好きな映画と言われたらこれが最初に出てくるかもしれません。原作は小説なんですが、まさに青春映画の金字塔という感じです。(2行前に自分で言っておいて陳腐な?言葉でごめんなさい)
一番グッとくるのはやっぱり最後のドライブシーン。スマホの音源からデヴィッド・ボウイのHeroesが流れてくると、いつもあのシーンを思い出して「久しぶりに見たいな〜」となります。5回くらいは見てます。
楽しいだけの話ではないので、鑑賞中にチャーリーと一緒に苦しくなったり怖くなったり、ドキドキしたりします。2時間で主人公の人生を追体験するような気持ちになるので、最後のシーンの美しさがより強調されてグッとくるんだろうなと。
初めて見たのは多分高校生くらいで、その後何度も見ているんですが、見る度に違った視点から発見があります。良いセリフがたくさんあるんですが、大人になってやっとちゃんと意味がわかったものも。
いつ見ても、青春時代の気持ちを思い出させてくれる最高映画です。
次に紹介するのは、人生の一番しんどい時期に出会った2人が大人になってから夢を叶えようとするお話。
ニューヨークのライブハウス。シンガーソングライターのグレタは、心から愛していた恋人に裏切られ、失意の中ステージで自分の曲を歌っている。その場のほとんどの人が話に夢中になっている中、そこに居合わせたダンという男性だけが彼女の歌に聞き入っていた。彼もまた、私生活はかなりぼろぼろな落ちぶれた音楽プロデューサー。ダンは彼女の歌が気に入り、一緒にアルバム制作をしようと声をかけるが…
ちょっとfilmarksのあらすじが微妙だったので自分で書きました。笑
小さい頃(というか高校生くらいまで)は何の根拠もなく自分が何者かになれると信じていたんですが、大人になるにつれて自分も大多数の1人であることに気付いて人生に悩んだりしますよね、、しますよね?笑
夢を追いかける大人が主人公の映画を見ると、つまらない大人にならないように気をつけなきゃと思います…
好きなシーンは、グレタとダンが夜のニューヨークで散歩しながら音楽を聴く場面です。「わたしも二股イヤホンで一緒に音楽聴きながらニューヨークの街歩きたい!!!」という気持ちになります。なるはずです、そこのあなたも。
ネタバレしたくないので言及するの難しいんですが、この2人の関係性がとても心地良くて、映画が終わるまで「どうか変わらないでいてください…」と思いながら見ました。
紹介する前に「夢を叶えようとするお話」と言ったんですが、多分映画の中の当人たちは叶えたいというよりは「好きだから」という理由だけで音楽を作っています。
それがすごく羨ましくて眩しくて、音楽っていいなあと何度も思いました。私もお金を貯めてニューヨークで夜の散歩をする夢をいつか絶対に叶えたいと思います。
さて続いて紹介するのは、ピクサーのアニメーション映画。
1人で観るもよし、パートナーと観るもよし、友達同士大勢で見るもよし、トリはディズニーの最高映画です!
ニューヨークでジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師ジョーは、夢が叶う直前にマンホールに落下してしまう…。彼が迷い込んだのは、ソウル<魂>たちが地上に生まれる前に「どんな自分になるか」を決める世界だった!
そこでジョーが出会ったのは、やりたいことを見つけられず、“人間に生まれたくない”と何百年もソウルの世界に留まっている“22 番”と呼ばれるソウル。夢のために地上での人生を取り戻したいジョーは 22 番に協力を求めるが…。奇跡の大冒険を繰り広げる二人が、最後に見つけた<人生のきらめき>とは…?日常の中で<人生のきらめき>を見失っている全ての人へ贈る、”魂”を揺さぶるファンタジー・アドベンチャー!(引用:filmarks)
ディズニープラスで公開されてすぐに見たのですが、見終わった後に「映画館で見たかったなあ」と思わず呟きました。なぜってこれも音楽が最高に良いからです。ジャズピアノにとろけてひたひたの幸せな気持ちになります。耳が喜びます、、、
ストーリーはもちろん子供でも楽しめますが、個人的にはすごく大人向きのアニメーション映画だなと感じました。
英題はSoulですが、邦題はいろんな意味を掛けてますよね。主人公はジャズピアニストを目指しているので魂がこもった音楽という意味でのSoulful、生前の魂たちの世界という意味、生まれ落ちた人生を謳歌するという意味。
哲学っぽい要素も多く、色々と考えながら見ても理解しきれていないことが多い気がしました。誰かと語り合いながらもう1度見たいです
「生きてるってだけで尊いな〜自分の人生、もっと最高にしちゃお」とこの映画を見て思いました。
人生の一瞬一瞬を愛おしく感じられるような気持ちになるかも、です。皆さんがどう感じたかもぜひ教えてください。
さて、実はもう1つ候補があったんですが、ちょっと長くなりすぎたのでこの辺で止めておこうと思います。気になる方は直接聞いてくれると嬉しいです。
話は少し変わりますが、今回のnoteのテーマは「選ぶ」なので、ここからは「選択」について私が考えることを書かせてください。
選択とは「自分の意思で人生を決定すること」
人生は選択の連続だとよく言いますが、映画の中でも主人公は幾度となく選択を迫られ、選択を繰り返すことで物語が動き出します。選択することはつまり、自分の人生を自分の意思で決定していくことだと、理解しています。
私は優柔不断なので周りの人に迷惑をかけながら生きているんですが、わりと人生の大事な選択は1人で突然決断することが多いです。小さな後悔はもちろん沢山ありますが、人生の分岐点での選択に後悔したことは一度もないと思います。
それは選択の過程で自分と関わる様々な人が言葉をかけてくれて、努力を認めて背中を押してくれる環境があるからだ、ということも知っています。選択肢があるということ自体、とても恵まれていますし。
「決めることがゴールじゃない。この選択を正解にするんだという気持ちで進めばいい」
就職先を選ぶときに、尊敬する先輩に言われた言葉です。大事な選択をする時って、やっぱり間違えたくないじゃないですか。だから間違えないように、持てる情報を全部並べて、さてどうしようかと頭を悩ませるわけなんですが。
でも、選ばなかった世界を見ることはできないので、選んでしまったらもうどうにかしてそれを「正解にする」しかない。もちろん間違っても良いし、"間違えたと思ったら予想もしていなかったチャンスが降ってきた"、なんてこともあると思います。
「正解することが正解だ」とは思っていないです。ただ、私個人は選択行動をするときにはいつもこのマインドでいようと心がけています。自分で自分の人生を決めるために、です。(でも疲れちゃわないように時々社会のせいにしながら生きてます)
そんな私は今年、新卒としてマイベストに入社しました。まだ8ヶ月というのが信じられないほど、密度の濃い時間を過ごすことができています。
今年を振り返ると、反省ばかり出てきてちゃんと落ち込んでしまいそうなので今は前だけを見て2022年を迎えたいと思います。
ただ、最高の上司に囲まれて楽しく仕事ができているという事実が、正解だったことを間違いなく証明していることはここで言わせてください。
2022年は初速から爆走できるように、しがみついてストイックに仕事に向き合い続けます!
あとがき
拙い文章を最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
マイベストは「インターネットを使った“最高の選択体験”を実現する」というミッションのもと、日々ユーザーに誠実なコンテンツを作り続けています。
今回は会社のアドベントカレンダーの企画で、「選ぶ」というテーマで初めてnoteを書かせてもらいました。(https://adventar.org/calendars/6824)
25日しかない内の貴重な1回をいただいたのですが、とてもじゃないけど人に何かを説けるほどの経験も知識もないので、好きなことを…と書き始めたのに、かなり偉そうに書き連ねてしまいました。思った以上に赤裸々に書いてしまいびくびくしています。
仕事が終わらないあなたも、お出かけに向かうあなたも、帰宅途中のあなたも。1週間、いや、今年も本当にお疲れ様でした。今日は帰り道に好きなお酒でも買って、また明日を生き抜くために映画を見ましょう!!!!
(次回はNetflixオリジナルドラマのおすすめとか書きたい)
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