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所要時間

これからディズニーランドに行きます、雨だけどかわいい格好も考えました着ていきます、なんか帰宅して謎に1、2時間寝たせいで変な動画をつけたまま寝落ちしてしまい、はっと気がついたときにはどこかでみた萌えキャラが映っていて次の瞬間にはまた寝てた、でも朝方寝れなくなって何度か起きたので眠い、シャワーを浴びる、その中で、ふとこんなことをしていいのかと考える、有休をとった会社のこと、もう今月でまた人が辞めてというか辞めんのはどう考えても上のせい、待遇のせいなんだけど一緒に働いてる人にもある程度傲慢な、もちろんそれは自分にもある、部分が、あって、虫の良いお願いみたいなものがあるんじゃないかと思いもしなくもないけどやはりこれまで辞めてった人への仕打ち、無念、又聞きした上とのやり取りなどを思い出して怒りを新たにする、転職サイトを見ているが見ているだけ、新しい仕事を人が減るので任される、やってみようかなと思っていることが頭を回ってディズニーランドをいつか、というか今にも消し飛ばしてしまつかもしれないことを想像して結局別に関係ないや、という気分になる、そう、関係ない会社と命は金という関係でしか接続していない、わたしは労働のために生きていない、ということを肯定したい、でもできない、できる、人によってはわたしにはその能がないだけで、だが、切り替わったポイント乗り換え駅、気づく、でも戦争は違う、命で命を砕く、魂を固くて乾燥した意味のない『えいれい』とかいう、陳腐でおぞましく、どこまでもどこまでも言う人にとって気持ちいいほど他人行儀な響きの言葉に変えてしまう、最悪のけもの、その牙に胸を貫かれ今にも死んでいる人がたくさんいて、その中でとおくちかく離れて近い私たちはなにかに怒りながら『息抜き』と称して日常に戻ってはまた怒る、銃を取ることはない、騒いで、活動をするだけ、言論が、言葉をろうすることでなにかが変わるのだと信じているから、でも変わらない、変わってはいるのだろう、でもその歩みはカタツムリみたいでしびれを切らしているみんな、ひっぱられそうになる、その穴へ、具体的に言うと御茶ノ水駅前の橋、あの下をのぞきこんだときの寒気と一瞬の安堵をただよわせたその穴へ、身を投げてしまいたくなる、でもそれは絶対にしてはいけない、わたしはえいれいになんかなりたくない、愚か者として死にたい、そのためには言葉をろうするのだ、今すぐとりかからなければならない、わたしたちは逃げている目を背けている、日常に戻れないという覚悟が必要だ、でもそれって戦争となにが違う、誰だって日常に戻りたいのにわたしはずるいとか思っちゃう、なんで自分だけ御茶ノ水橋の上で川面をじっと見つめつつ足を踏ん張ってなくてはならないのか、背後でたくさんの人が行き過ぎる、会社員、学生、老人、就活している人、たましい、えいれいとなって形を失ったもの、その気配を感じながらじっと歯を食いしばっている、同じ人はたくさんいる、でも見えない、背後ばかりが気になる、かゆいな背中が、そして時間が来て時間が、わたしは中央線に総武線に山手線に武蔵野線に乗り込む、かわいい服を着て、真面目な服を着ないで、たぶんディズニーランドに行くべきではないのかもしれない、今すぐなにかが、とんでもないことが起きて私のこのとりとめのない言葉が血と肉の塊に、無用なものになったとしたらそしたら私は愚か者として消えた、名を残したことになるのか、眠い、自分の残り寿命が見れたらいいのに、そしたらそこからあるべき結果を逆算するから、するかしないか決めるから、学びも転職も執筆も逃げる算段も準備も生きることも死ぬこともらいややっぱいい、でもわかることがある、こんなことをしている場合では、やはり、

テーマパークまではあと46分、調べたらかんたんにわかった

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