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日本一有名?な酒屋・白菊屋 開栓放置の会と島根の酒の会

11月4日の日曜日、島根の地酒フェア2018 in 大阪「しまね地酒をきき酒する会」に参加してまいりました。

個人的に好きなのは玉櫻、十旭日(じゅうじあさひ)、天穏が好きです。山陰のお酒はお食事によく合うし、燗にすることで山陰地方の酒ならではなの味わいが楽しめるのが特徴です。そして高槻の日本一の酒屋?白菊屋の開栓放置の会の様子をお届けします。 しまねの地酒フェア2018 in 大阪 今回の会は、島根県の酒蔵さんが19蔵が集まっているという贅沢なイベントです。 島根の地酒フェアは天満橋の國民會館の12Fで開催です、會館の入り口に着くと人が結構並んでいるではありませんか!!! 

えっ?こんなに並んでるんやと思ったら、12Fまで上がるにはエレベーターでないと上がれません、なので人が並んでいたのかと納得。 そして非日常が待つ会場への入り口を前にしてドキドキ。 なんだかワクワクしますね。どんなお酒が飲めるのか飲みたい気持ちを抑えながら、会場内へ。 

 かなりの人と熱気が会場を包んでいました。僕がここにいることができるは1時間、後にも日本酒のイベントが控えているので量のことも考えないといけません。どうしようと悩むところ。 いつもの見る顔もチラホラといらっしゃいました。そこで燗酒の達人テツさんに出会いました、テツさんがオススメのお酒を教えてくれたので、アドバイスと僕の飲んだことのない蔵のお酒とを考えて1時間を使おうと考えて飲むことに。  

まずは天穏さんのお酒をいただくことに。ここのお酒は現在若き杜氏さんが神に捧げるためのお酒を意識して造られています。このお酒は大阪の福島にある井上酒店さんにオススメを尋ねた時にお話を聞かせていただいて4合瓶を即購入。家で飲んだら、すごくキレイなんですが、旨味があってスルスル飲めてしまうお酒で食事と合わせたらとてもいいなと感動しました。 今回は生酛を出されていたのでそれをいただきました。とてもキレイで酸があり、燗映えするお酒だという印象でした。ずっと飲んでいられる酒だと再認識。 いただいたお酒の印象です。

 月山さんは今流行りのテイストでキレイな感じでした。

日本海さんは若干熟成感のあるお酒でややキレイな印象。

誉池月さんの隠し酒の純米大吟醸をいただきましたが、流行りのフルーティな味すぎて僕には合わなかったです。

出雲富士さんの純米酒はすごくキレイでスルスルフルーティな印象。 出雲富士 宗味さんの生酛をいただいたのですが、フルーティな中に酸とややボディ感のある旨味という印象。

十旭日さんは山陰地方ならではのボディ感があり、新しく今の流行りのタイプのテイストのお酒もありました。  

僕の感じた印象としては、やっぱり昔の味のスタイルではなく、今の流れに沿った味というものを研究されていて、各蔵元さんの努力を感じるイベントでした。またあれば参加したいとなという想いを胸に次の会場へと向かうのでした。  

日本一有名な酒屋?白菊屋開栓放置の会へ

天満橋から東梅田へ行き、そこからJRに乗り換えて総持寺駅で下りて着くとまだ18時過ぎ、意外に早く着いたやんと思うと、もう少し島根の酒を楽しめていたなとちょっと後悔した気持ちのまま、テクテクと歩いて白菊屋に向かいました。 ちょっと早めに着いて常連さんや店員さんたちと雑談しながら開始を待っていました。続々といつもの参加している方の顔ぶれがを見るとちょっと安心しました。  

※開栓放置の会とは… 白菊屋さんが寝かせていたお酒や、開栓放置していたお酒を常連様が集まって楽しむ会で、参加者全員が料理を一品持ってきてお料理とお酒を楽しむ会です。参加費は2000円です。

 そして、会が始まります。 まずは乾杯酒はなんと、今は愛知県の藤井一酒造で菊鷹を醸す山本杜氏が醸した、

 左は酒屋八兵衛を醸す元坂酒造の蔵元・元坂新平さんと右が菊鷹・山本スペシャルを醸した山本克明杜氏 山本スペシャルではありませんか!!!

数年経っているのにこの滑らかさと味わいの深さがなんとも言えない至福の時、 これだから開栓放置の会は参加しなければならないイベントのTOP3に入る僕の中でのイベントなのです。 飲食店を辞めてからも声をかけていただけるのはとてもありがたいことです。

何と言っても白菊屋の代表取締役社長である藤本一路さんが選ぶお酒は本当に美味しいですね。あと飲むべき時期までわかっているという日本酒の神様と言っても過言ではありません。またそのことを鼻にかけない人格者?それはどうかはわかりませんが、お酒のことに関しては素晴らしい味覚を持っている方です。 

 綿屋も美味しかったですね、 凱陣は熟成させてうまさが開く素晴らしいお酒です、而今は熟成させることで本当の良さが出てくる、ミーハーはその良さがよくわかっていない。 謙信の純米吟醸の愛山も良かった、 特に驚きだったのは奥播磨の伝授も美味しかったです、大治郎も良かったし、巖も飲むと幸せな気持ちになる味わいでした。 最後に日本酒の良さはお食事と一緒に楽しむことです。豆知識として、辛口甘口があり、日本酒度が高いほど辛口とされていますが、そんなことはありません、あれはお酒に残っている残糖度を表すものです。糖分にも色々あり酵母が食べれない糖分もあるのです。あとは酸度との関わりもあるので一概に日本酒度が高い酒イコール世間でいう辛口ではないということです。 

あとは日本酒の銘柄でお楽しみください。

それでは今回はこの辺で。最後まで読んでいたただきありがとうございます。  

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