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鬼ごっこのイメージを考察してみる。

こんばんは。鬼ごっこ協会です!

鬼ごっこ協会として改めて鬼ごっこのイメージについて考察をしてみることにしました。これからの時代においても、鬼ごっこを多くの人に楽しんでもらえる遊びとして生き残ってもらえるように、日々鬼ごっこの意味を時代に合わせて考察をしていくという試みをしています。

これまでの鬼ごっこのイメージや、現代に鬼ごっこ的に思われている事象などについて少し整理していきます。

■ 従来からの鬼ごっこのイメージ

従来からの鬼ごっこで持たれているイメージは『子どもの遊び』です。子ども達が、公園で家族連れや保育園や幼稚園の園庭で友達同士でじゃれ合っている姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そこで連想されている鬼ごっこは、「追いかけっこ」「色鬼」「氷鬼」「だるまさんが転んだ」などでしょうか。

■ 子ども達の遊びとしての鬼ごっこ

鬼ごっこは、基本的には「子ども」がイメージのベースにあると私たちは考えています。それは素晴らしいことで、道具や技術の多くを必要としないので、幼少期の子ども達にも気軽に楽しむことができます。運動神経の良し悪しも関係ないので、幼児期や学童期(小学生)の期間において、基礎体力の向上やコミュニケーション能力の向上を楽しく図ることができるので、もっともポピュラーに遊ばれていることはとても素晴らしいことであります。

■ 最近の鬼ごっこにまつわる動向

①「スポーツ鬼ごっこ」
続いて、最近の鬼ごっこにまつわる動向を整理していきます。
まずは、「スポーツ鬼ごっこ」です。こちらは私たち鬼ごっこ協会が2010年から普及をしている新しい鬼ごっこです。子どもから大人まで親しんでいただいています。

②「逃走中」
メディアで最も話題として拝見することが多いのは「逃走中」です。ハンターと称する鬼が、芸能人などのプレイヤーを追いかけるというかくれんぼのような鬼ごっこをする番組として人気を博しています。

③「チェイスタグ」
ここ数年、SNSやメディアで話題をよく拝見しているのは「チェイスタグ」です。障害物のあるフィールドの中で、少人数マッチで純粋に追いかけっこをするという、かなりスリリングな鬼ごっこです。

④「パルクール」
パルクールというスポーツが、鬼ごっこのようだということで近年注目を集められています。スケボーやローラーブレードのように、ストリートを舞台にし、様々な障害物を「走る」「跳ぶ」「登る」といった移動をカッコよくする姿が、SNSやメディアではよく取り上げられていますね。テレビゲームでも、パルクールはよく登場する遊び方となっています。

⑤「カバディ」
カバディも、よくSNSやメディアで目にするスポーツです。インドを発祥とされる伝統的なスポーツで日本でもプレイヤーの方が多くいらっしゃる競技となっています。アニメ化もされ、近年も人気を博されています。迫力のあるプレーは観ているこっちもハラハラさせられる展開を見ることができます。

■ これからの鬼ごっこの未来

そして、これからの鬼ごっこの未来でありますが、子どもの遊びとしてのイメージであった鬼ごっこが、近年では大人や若者でも親しみやすい遊びやスポーツも登場されていて、少しずつイメージは変容しつつあります。

私たち鬼ごっこ協会としては、いかなる子どもや大人であっても親しみやすいのが「鬼ごっこ」であると考えているので、スポーツが好きな人、遊びが好きな人、ゲームが好きな人など、様々な方々にとっても楽しめるものとして「鬼ごっこ」がこれからも楽しまれていくようになる未来のイメージを作っていきたいと考えています。そのため、スポーツ的に楽しめる「鬼ごっこ」、遊び的に楽しめる「鬼ごっこ」、ゲーム感覚で楽しめる「鬼ごっこ」を、いずれも大切にして鬼ごっこの発展に寄与していきたいと思っています。

未来の社会は誰にも分かりませんが、これからの時代にも受け入れてもらえるような遊びは何であるのかを常に考えながら、鬼ごっこを通して多くの人の笑顔に貢献していきたい気持ちは、これからも持ち続けていきます。

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