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夢に見るほど甘えたい

今日の夢は断片的だがしっかり覚えている。
昔ながらのゲームセンターで巨大なガチャガチャを回して、小さくてしょぼいラクダのフィギュアを手に入れたところで、いかぐり頭のぽっちゃりしたお兄さんに頭を撫でられた。その人はYouTuberのとっくんだった。なんでや。
しかし、歳を重ねた今、頭を撫でられるなんてほとんどないことだ。分厚い手の温かさがすごく嬉しかった。私は人の温もりに飢えているのかもしれない。

手放しで甘えられる小学生の頃に戻りたいなぁ、と思うことがある。頭を撫でてもらうのもそうだけれど、甘やかされる、許される、庇護を受ける、あの幸せと知らなかった幸せな時間をもう一度味わいたい。
もはや与える側に移行しつつあることは分かっているが、辛い時はどうしたらいいの?誰が慰めてくれるの?温かさで包んでくれる人はいるの?
パートナーがいればこの気持ちを埋めてもらえるのだろうか。いたらいたで、「いるのにもらえない」という寂しさに苦しむんだろうな。

お盆が終わるから、急に夏が去ろうとするから、寂しくて甘えたくなっているのだ、きっと。

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