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「14歳の栞」を観に行った話

先日「14歳の栞」という映画を観てきた。 この映画は、中学2年生のあるクラスの最後の数ヶ月間を撮影し、 それを1人ずつに焦点を当てる形で並べ替え、構成されている。 その中でそれぞれの人物の関係性が少しずつ重なり合い、 一本の映画となっている。 登場人物は全員実在のノンフィクション作品だ。 肝心の出来については、 これがとても良かった。 そこには、大きな事件があるわけでもなく、 ただ、14歳のありのままの日常が流れる。 一方で、そのような映画だからこそ、 「あの頃」の自

    • 【いぎなり東北産】の歌詞の特徴ー「君」と「私(たち)」の関係

      おにぎりZZと申します。 前回の記事を投稿した後、Twitter上で想像以上の方に反応をいただき、非常に嬉しく思います。この場を借りて、お礼申し上げます。 卑しいもので、反応を貰えると、もっともっと欲しくなるのが性分です。懲りずに第二弾を書くことにしました。 今回は、前回の記事を踏まえた上で、そこから発展して、東北産のファンに対するメッセージを読み取っていきます。 存在の肯定『天下一品』が東北産の自己言及の曲であることは、前回確認した通りです。『天一』は、「どんな時も一

      • 【いぎなり東北産】の歌詞の特徴ー「自己言及」

        初めまして、おにぎりZZと申します。 普段はTwitterに生息しています。 いぎなり東北産では葉月結菜ちゃん推しです。 先日の「第3回ディスタンスライブ」へ行って参りました。 一番の感想は楽しかった…ですが、二番の感想は初披露の『おぼろ花火』の歌詞が衝撃的だった…です。 そんなわけで、『おぼろ花火』について、色々書きたいと思ったのですが、そもそも、東北産の歌詞に感じていた特徴について、飲み会等で断片的にしか語ったことがなかったことに気が付き、今回、筆を取りました。

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