サンガスタジアムに引っ越して約1年経ちました。その① ~西京極との別れ~
どうもonigiriです。
前身のブログ含め、初めてサッカーについて…というよりPerfume以外の話を書きたいと思います。(ちょっと絡めて書きますが…)
Perfumeに関しては13、4年ぐらい応援していますが、
それより長ーーーーく応援しているのが、我が故郷・京都をホームタウンとする唯一のJクラブ、京都サンガF.C.です。
「エンタメ」の枠を超え、生活に欠かせないPerfumeと京都サンガという存在
Perfumeについては、別の記事やTwitterやらを見て頂ければ分かると思いますが、その時々、熱量は違えどずっと好きです。時間が比較的あった大学時代には色んなところへ、めちゃくちゃライブに行きました。コロナが収束すれば、今度は社会人の財力を使って色んなところへ行きたいと思っています。
ただ、サンガはめちゃくちゃ行きまくるほど、ずっと好きだったかというと、当時小中学生だったというのもあり招待券しか使わなかった年もあれば、1年通してスタジアムに行かなかったシーズンもあったり、遠征に行った年もあったりとすっごい波がありました。強い・弱いがあるので仕方ないのかもしれません。サッカー関係の仕事をしたいと思っていたぐらいサッカーそのものが好きだったからこそ、かもしれません。
でも、嫌いにはなれないですし、応援しなくなるというのは多分死ぬまでないと思います。
後述する内容から、コアサポーターとは言えないと思いますが、それでもファンではなくサポーターだと思っています。
同じエンタメでも、多分、思い入れだけで言うとPerfumeよりサンガのほうが強いです。
でも、現地に行った回数では今の所Perfumeのほうが多いと思います。
なんでかなぁと改めて考えたのですが、やはり「その場で得られる体験の差」かなと思います。
(色んな意味で)思い出の地、西京極
サンガのホームスタジアムは2019シーズンまでたけびしスタジアム、正式名称は京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(通称:西京極)でした。
阪急京都線の西京極駅から徒歩5分という、駅から目と鼻の先にある好立地なスタジアムです。
小学1年生の頃からサッカーをしてきた自分にとっては、誰がなんと言おうと憧れの地でした。
当時、ジュニア期の大会の開会式で西京極のピッチに立ち、決勝まで行けば西京極に立てる!という、このピッチでプレーしたいという思いが強かったのを思い出します(なお、結果)
ただ、観戦するという意味では…控えめに言っても最悪の地でした。
上の写真はかつてJ1に居た2008シーズンにガラケーで撮った写真です。(vs新潟戦)
ちなみに当時は、ゴール裏の広さからメインスタンドから見て右手がホームチームのエンドに設定されていました。
画質が悪いので見にくい…と思いきや、現地でも観にくかったのです。
手前のエンドは辛うじて見えるのですが、逆のエンドは本当に見えませんでした。
それもそのはず。陸上の大会が開けるレベルの陸上競技場であるため広いトラックがあり、それによりピッチまでの距離が遠く、加えてスタンドの傾斜が緩いため、非常に見難いのです。
サンガは昔から全選手にチャント(応援歌)が存在し、ゴール後はほぼ必ず得点を決めた選手のチャントを歌うのですが、混戦のときはゴール裏から「誰や?」なんて声が聞こえ、ちょっと時間が経ってチャントを歌うときもあったりしました。(それでも分かるコアサポの人は流石だと思います。)
当時は小中学生向けの招待が時々あったので、それで観に行ってましたが、親に言って、もしくはお小遣いで西京極に行ったのは1回あるかないかのレベルでした。
また、KBS京都でホームゲームをほぼ放映していたので、それで見ることが多かったです。でも、弱いときは全然見てなかったような気がします。
それに、西京極には「西京極ウェザー」と呼ばれる特殊な気候がありました。
京都市の中でもやたらと、天気予報が外れやすかったり、豪雨・雷雨が降ったり、カンカン照りになったり、盆地の強みを最大限に活かし(?)夏は夜でも蒸し暑く、冬は雪は降らないのにクッソ寒かったり、またカラスや鳥や虫が試合に乱入したりと、散々振り回される気候に加え、
それらを防ぐための屋根がメインスタンドの記者席・関係者席のごくごく限られた所にしかないというスタジアムで、試合後着替えるのに、隣のわかさスタジアムの下に逃げることもしばしばありました。
肝心のサッカーでも大木監督のようにコンセプトがしっかりしたシーズンもありましたが、子供の頃から見ていたサンガに対しては「一貫性がなく、よく分からないサッカー」をしていたという印象がどうしても強いです。しかも弱い。
サンガのサッカーが良く分からない+スタジアムに行っても見難いので良く分からない+西京極ウェザーというのもあり、サンガは好きでも「わざわざ行くのもなぁ…」という気持ちがどうしてもありました。
ただ、そんなスタジアムでも行けば楽しいんです!
スタグルは年々良くなってたし、毎試合色々なイベントがあり、何より勝てばめちゃくちゃ気持ちいい。
なんだかんだ言いながら、毎年のように顔を出している、昔から馴染みのある思い出の”実家”です。
それでも…
それでも、それでも…貧乏学生がわざわざお金を出して得られる体験としては、”弱い”というのが正直な所でした。というか、大人になってお金に余裕ができても、時間を割いて行きたいかと言われると、サッカーが魅力的だったら行くかなというレベルです。
なんというか、友達をあんまり入れたくない実家のような感じが心のどこかにありました。
そういう意味でも、球技専用スタジアムである、サンガスタジアムbyKYOCERAの設立は、待望の、念願の、マイホームでした。
西京極というスタジアムを経ているから、
京都にサッカースタジアムの構想が出ては何度もポシャったから、
いざ亀岡に作るぞとなったのに、茶々を入れられて中々作れなかったから、設立初年度にコロナ禍という未曾有の被害に巻き込まれたからこそ、
サンガスタジアムという我が家には色んな人に来て欲しいなと思います
…という話を書こうと思っていたのですが、長くなってしまったので、また次回。
【追記】
次のパートでは、そもそも行ってみたいスタジアムってどんなものか?というのを改めて考えてみました。
読んで貰えると嬉しいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?