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天才失敗 もう凡人で好かれたい

「マカロックツアーvol.18 〜わたし、しばらく家を出ます!don’t call マザー☆鈍行27本ツアー〜」
先日マカロニえんぴつのライブに行ってまいりました。
お初のマカえん。1人参戦。
客層ほぼほぼ大学生か高校生でしょうか。かなり若い。たまに40代くらいの方がいる程度。
バンドやアーティストによってライブの雰囲気がぐっと変わるので、こういうのも醍醐味の一つです。
グッズ待機列に並び、タオルとロンTを購入しました。


以下多少のセトリネタバレあり。


・愛のレンタル
私がマカえんって…結構いいジャン♬になったきっかけがエビ中に提供した愛のレンタルだったので、キタキタキタ!!とテンション爆上がりしました。
愛のレンタル本当にいい曲ですよね。こんな素敵な曲を提供してくれる神がいるんだ泣泣 と当時は大変感動いたしました。
エビ中はたまにドキッとするような大人っぽい曲を歌うんですが、まさにこれがそう。ギャップというか。
はあ…かっこよすぎるんだよな。というかはっとりの声って本当にいいですよね…。掠れた声が色っぽいんだわ。

はっとりがMCで「別にサビで手上げなくてもいいし、好きに乗ってくれていいよ〜。なんでもありだよ〜」と言ってくれたのが嬉しかった。
いろんなライブで思っていたけれど
サビが来たから慌てて手を上げて、サビが終わったから慌てて変なタイミングで手を下ろす、みたいなことがなんとなく気になっていたので
出演者がそういうこと言ってくれるのは素直に嬉しかった。
星野源氏も言ってましたしね。みな好きに聴いて良いと思うのだ。

・ノンシュガー
かか悲しくないよ〜
我ノンシュガー大好き人間思わずにっこり。
マカえんのロック!って感じで本当に痺れます。
やっぱりバンドっていいよなあ。ギターボーカルってなんでこんなにかっこいいんだろう。

・悲しみはバスに乗って
一時期エンドレスで聴いていた曲。
アルバムの表題曲って総じて名曲。
「まだまだ僕は半人前 生活は三人前」からの上がっていく感じ
私この曲聴くと泣いちゃうんだよな。人生の哀愁というか、諦めのような、でもちゃんと生きるぞという意思も感じる。優しい暖かい曲。


もうね、ライブ中何度も何度も楽しいなあと思った。
遠征だったし仕事がバタバタしている期間で多少の疲れはあったけど、それでもここにきてよかった。このタイミングで来てよかったって何度も思った。

うまく言えないんだけど、マカロニえんぴつってすごくすごく「愛」が多いバンドだと感じた。一人よがりで嫉妬するというより、相手に対する愛を歌にしてるような。すごく、生きてる熱を感じた。
青臭さすら愛しい。そんなバンドです。

恋愛してる時に聴いたらまたもっと解釈が広がって違う聴こえ方がするんでしょうね…
曲聴きながら、私ってこんなに熱を持って誰かを愛したことないかもしれんな〜と苦笑いしました。



後半怒涛の激アツラッシュ
「洗濯機と君とラヂオ」「ワンドリンク別」「ハートロッカー」
この流れ本当にウケた。どこまで会場盛り上げれば気が済むの(怒)(怒)
かっこいいクールなイントロ〜爆熱の「恋ではない恋ではない!」までのこの数秒間、体がムズムズする!!!ジェットコースターが発車する直前のような。待てをさせられてる感じ。

ラストのなんでもないよ、これがまた良い。
かなり認知度の高い曲だと思うんですが、みんなが歌える曲、知ってる曲があるのってかなり強みですよね。
マカえんを誰かに勧める時にもいいし、入りやすい一曲があるのってすごく大事。
会場の皆んなで「ラ〜ララララ ラン」と合唱できるのもよきポイント。


いやはや汗だく。会場出てからもずっと熱が冷めやらぬ状態。
ホテルへの帰り道はリピートで「遠心」聴いて、またライブに絶対行くぞと決意を固めました。

これからマカえんの曲がどんどん増えていくのが嬉しい。生きる楽しみの一つになったかもしれない。
今の時代トレンドは短命で、すぐに飽きたら捨てられたり乗り換えられたりがしょっちゅうではあるけれど。
マカロニえんぴつ、ずっとずっとバンドを続けてください。応援するから。
マカロニえんぴつがいるなら音楽業界、バンド業界はまだまだ大丈夫だなって、
大袈裟かもしれないけどなんとなくそう感じた一日でした。




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