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悪夢を言語化しようとしたら消えた

昨晩の夜。

私はもともと入眠までに時間がかかり、眠りも浅い体質。

昨日は特にそれが顕著で、ときどき目覚めては重い頭を枕にこすりつけていました。
そのせいなのか、不気味な夢を見て、またその夢を見ている間呼吸が苦しくなり、なかなか上手く息が吸えずに苦痛な時間でした。

夢の内容として覚えているのは、

夫の携帯電話に男性が電話をかけてきていて、
何かをずっと怒っている。

けれど夫は電話をスピーカーにしたまま眠ってしまい、私だけがその男性の声を聞いている。

男性は返答が無いことに気づかず話し続けていた。

ふとこちらに男性が問いかけをしたけれど、夫は寝ているためもちろん答えず、
それに対して電話の男性は沈黙したまま返答を待つ。

夫が話を聞かずに寝ていたことに気づき、その男性が怒り出すのではないかと私は焦っていた。

目に見えた恐怖ではないけれど、
ひたひたと不気味さが迫ってくるような、嫌な夢でした。

その後もなにかが起きていて、
それも不快だったということと、息ができない苦しさがあった、という記憶はあるのだけれど、

それを夢現になりながら頭の中で言葉にしようとしたとき、私のそこからの夢の記憶は綺麗に消え失せました。

シャボン玉のように割れていくような感覚があり、
こんな感覚あるのか...と寝ぼけながら驚きました。

手繰り寄せたかった夢のイメージが、
言葉にしようとした瞬間に消えて無くなる。

言葉にすることは、型にはめてしまうことなので、
それの象徴のような出来事だなあ、何だろうなあこれは、と思いながらまた眠りにつきました。
※息苦しかったのは、単純に鼻が詰まっていただけだったので、鼻をかみました。

ちなみに、これは現実の話ですが、
私が再度眠りについたあと、
夫は何と夜中に起き出して嘔吐・下痢をしてしまい、その音でまた目が覚めました。

大学時代に食品衛生を学んでいたので、
夫の様子を耳で聞きながら、潜伏期間を考慮して、ノロウイルスに感染しているであろうということと、
二次感染を防ぐため、明日キッチンハイター(次亜塩素酸ナトリウム)を購入し、家中の拭き取りをしなければ...エタノールではダメだからな...
と、何故かそこだけ冷静に考え、3度目の眠りにつきました。

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