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父のチーズオムレツ

しょっぱ辛いカレー
固すぎるおむすび
どろどろお味噌汁

私の父は、仕事もしながら料理・洗濯・掃除・ゴミ捨て・お風呂洗いなど、家事全般をがっつりとこなす生活力がエベレスト級の人。
私はもう実家を出ていますが、帰省すると水回りがピカピカでいつも感心。

そんな生活力高めで尊敬できる父。
ただ、本当に、本当に申し訳ないのだけれど、
料理が美味しかった記憶がほぼ無いのです。

特にカレー。
「えっ、家庭のカレーが不味いなんてことある?」と思われそうですが、これが本当に不思議で。
父は自分がカレーが好きな分、市販のカレールウは使わず、カレー粉と色々なスパイスや調味料を使用しているため、所謂家庭のカレーの範疇を超え、子供には理解できない世界観のカレーを作るのです。

おばあちゃんの家に行ったとき、
「普通のカレーが食べたい!」と妹と共にリクエストしたことも。おばあちゃん爆笑。

そんな父だったのですが、
父の作る料理で唯一、私が大好きだったのがチーズオムレツ。
とろとろの卵とチーズ、そこに刻んだベーコンも入っていて、それを休みの日の朝食に出してくれることがあったのですが、それは本当に美味しかった。
(1回、なぜかクミンシードが入っていたことがあったんですけどあれは子供にはキツかった)

朝起きて、フライパンを開けて、チーズオムレツが見えた時はもう最高な気分でした。
正直、あまり小学生時代の記憶が無いのですが、そのチーズオムレツだけ鮮明に記憶があります。

書いていたら食べたくなってきた...
実家に帰ったら父に作ってもらおう。

あと父は筋トレオタクなのでプロテインも必ず勧められます。

#元気をもらったあの食事

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