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胃バテ!10の旬食材で予防・改善。

夏、高温多湿のこの時期、冷たい物の飲み過ぎで胃が冷えたり、冷房など
で体温調整のバランスが崩れたりで、胃の調子を崩す方が多いです。
そこで薬膳の考えを交えて胃バテに効果的な10の旬食材をご紹介します。

胃バテに効果的な主な食材は、
かぼちゃ、とうもろこし、ピーマン、枝豆、もも、ナス、ゴーヤ、オクラ、トマト、びわ。


⓵ かぼちゃ=薬膳の帰経:脾・胃
主な栄養素=ビタミンC・ビタミンE・β-カロテン 
【効果】
・血行促進して体を温める
・胃腸の働きを活性化


⓶ とうもろこし=薬膳の帰経:大腸・胃
主な栄養素=食物繊維・炭水化物・ビタミンB・E・ミネラル
【効果】
・体内の余分な水分を排泄
・消化を促す


⓷ ピーマン=薬膳の帰経:心・脾
主な栄養素=食物繊維・ビタミンC・β-カロテン
【効果】
・胃腸の働きを活性化


⓸ 枝豆=薬膳の帰経:脾・大腸・胃
主な栄養素=たんぱく質・ビタミンB・ビタミンC・β-カロテン
【効果】
・胃腸の働きを活性化
・水分代謝をよくする


⓹ もも=薬膳の帰経:肝・脾・大腸・胃
主な栄養素=ペクチン・カリウム・ビタミンC・ビタミンE
【効果】
・腸を潤す


⓺ ナス=薬膳の帰経:脾・大腸・胃
主な栄養素=ナスニン・カリウム・食物繊維
【効果】
・胃腸の働きを活発にする
・食欲増進


⓻ ゴーヤ=薬膳の帰経:心・脾・胃
主な栄養素=ビタミンC・カリウム・食物繊維
【効果】
・胃液の分泌を促進
・胃腸の働きを整える


⓼ オクラ=薬膳の帰経:肺・肝・胃
主な栄養素=食物繊維・ビタミンK・葉酸
【効果】
・腸の働きを整える


⓽ トマト=薬膳の帰経:肝・脾・胃
主な栄養素=リコピンやビタミンC、β-カロテン、食物繊維
【効果】
・消化を促進する
・胃の働きを整える


⓾ びわ=薬膳の帰経:肝・脾・肺
主な栄養素=β-カロテン、β-クリプトキサンチン・ビタミンB6・ビタミンC
【効果】
・胃の働きを整える
・食欲増進

⓵から⓹までは、
薬膳では温性・平性の食材で、「体を温めたり、温冷偏っていない食材」
⓹から⓾までは、
薬膳では涼性・寒性の食材で、「体を冷やす」食材となります。

以上が、胃バテに効果的な10の旬食材です。
冷房等で体が冷えている時は、温性の食材を取り、
体に熱がこもっている場合は、涼性・寒性の食材をとりましょう。
ただし、涼性・寒性の食材を取るとき、冷房等で体を冷やすような場所
では体が冷えすぎてしまうので要注意。

食べ物で安全に体を整えるには、毎日の積み重ねが大切です。
日々、食べ物でしっかりと体をケアしていきましょう。


詳しい内容の記事は食育ブログ「あなたへのおいしい食手紙」を
ご覧ください!
薬膳・漢方マイスター ONIGIRI


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