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嫁がいるのにニューハーフ風俗嬢に恋した俺は結婚不適合者(その10)


1.これまでのあらすじ

題名通り、クソ人間です。
読んで気分を害する人もいるかもしれません。すみません。

自分の感情の整理をしつつ、風俗嬢やニューハーフに恋をしている人に役立てられればと考えています。

1.これまでを3行で

  • 41歳、既婚、子なしのサラリーマン

  • ニューハーフ風俗嬢のオキニ(由衣)にガチ恋

  • 順調に風俗嬢と仲良くなりつつも今後の方向性に悩み中

詳細は下記のストーリーをみてほしい。

2.前回から

由衣とクリスマスデートの後、年末年始も仕事が忙しく、僅かな休みも正月イベントで休む暇がなく、あっという間に今年がスタートしました。

そんな中、由衣に腹を立てている自分の感情も発見したので整理のためnoteに記そうと思います。

2.憎悪の感情

1.愛は憎しみに変わる

「愛は憎しみに変わる」なんていうけれども、まさにこういうことってあるんだなーって、いう感じです。(昔、意中の女の子にデートをドタキャンされた時も、ガッカリするというよりこんな感情だったかもしれない。)

特に由衣の俺への態度が大きく変わったわけでもなく「あけおめー」なんてLINEは相変わらずにくれるし、共通の趣味の話題も振ってくれるんだけど、そっけなくて営業LINEに感じるんだよね。

そもそも、数か月前の俺がこのような方向(距離感)になることを望んだアクションを取っていて、それが実現したにもかかわらず、実際にこの状態になると少し寂しい

もっと、たわいないLINEをしたいし、昔のように俺だけに写真とか動画を送ってほしい。向こうから活動方向の相談をしてほしいし、アプローチもしてほしい。

そんな気持ちの中で、俺への時間を差し置いて、他のお客さんへの営業活動の時間が垣間見えると腹を立ててしまう。他のお客さんと仲良くやり取りをしているのが見えると腹を立ててしまう。俺を優先してほしいと思って腹を立ててしまう。

昔から俺がやっているソシャゲも由衣の方がセンスもあって、ランクが上になってしまった。趣味に稼働を掛けられる時間が違うから仕方ないんだけど、ほんの少し嫉妬心がでてしまった。(自分の器、小さすぎるやん、、、)

2.俺は自己愛の塊だった

当初は、「無償の愛」でよいと思っていたし、風俗嬢と遊ぶなんてそんなものっていう意識ももちろんあった。実際、対価としてお店の金額以上のサービスはしてもらっているのでなんら問題はないのに、なぜ憎しみの感情が生まれたんだろう。

おそらく、由衣が俺のものになったという「所有意識」が一度生まれてしまったんだと思う。その駆け上がりのスピードが速すぎて、怖くなったからブレーキを掛けた。ただ、遅かった。ブレーキを掛け始めた頃には、俺のものという認識が既に生まれていたんだと思う。

一度所有したものが手離れしていくことで、「今まで自分が尽くした分の見返りがなくなった」ことによる憎しみの感情なんだと思う。

「自分がそうしたいからしている愛」ではなくて、いつの間にか「自分に見返りを求めた愛」に変わっていたみたい。

自分の所有物を失っていく感情についても、今までの恋愛なら、「もっと可愛い子を探すんだ!」とか、「別の女の子と飲みに行くぜ!」っていう考えも併せて生まれてきたんだけど、今回は違うんだよね。手放す喪失感が大きい

既婚してからの恋愛というのもあるかもしれないけど、「由衣がニューハーフだから」なんだと思う。長い人生の中で初めてニューハーフに恋をしたんだ。普通の生活をしていると出会うことは稀(※)だし、代わりの人なんていないんじゃないかって思ってしまう。

出会ってから、性同一性障害やLGBTに関することもすごく調べたし、社会的にも興味や関心を持つようになった。ビジネスチャンスもあると思って知見を広げた。ある意味、趣味というか新しい世界にハマってたんだろうね。

恋愛対象が「ニューハーフ」という人も世の中にいると聞くんだけど、こういったバックグラウンドがあるからかもしれない。俺も次の恋はそうなるかもしれない。

※由衣と出会ってわかったけど、ニューハーフの人は普通に世の中にいる。もちろん、由衣と遊んでいて周りの人から怪しい視線を感じたことは一度もない。通称「パス度」とか言うらしいんだけど、一般の人は気づかないレベルのニューハーフさんって沢山いる。本当に運命の人なら、街で出会うのかもね。世間の人がイメージしている女装おじさんとは全然違うんだ。

3.今後の進め方

1.俺の感情

これらの感情はとても大きなものではなくて、また自分の中で芽生えた程度。もちろん、言葉や態度には出していないし、相変わらず次のデートの予定を調整している。

由衣からすると、俺がだんだんとそっけなくなったことを感じ取って「あまり(俺に)営業稼働を掛けなくていいやとか」とか「新たな拠り所(ATM)を探さなきゃ」とかそんな感じかもしれない。

かといって、俺から見える事実として「強力なライバル(太客やイケメン)出現!」とかいうことも無さそうだし、由衣の配信活動なんかもまだ俺しか携わっていない。なので、相対的にみて差が縮まっている可能性はあるが、大きく俺の順位が下がったとかはないと思う。

ただ、この「憎しみの感情」の方が「恋をしてつらい感情」よりも吹っ切れやすそうなんだよね。腹が立つくらいならもう関わりたくないし、サクッとLINEやSNSのつながりを消せそうなんだ。また、嫁との関係をもう一度見直そう、っていう感情も芽生えてくる。ほんと、都合いいよね。

2.今後の進め方

このままフェードアウトできるように持っていきたいとは思っていて、また寄りを戻す活動をするよりかは引き続きニュートラル(そっけない感じ)で進めたい。(その時は、事情があってしばらく会えそうにない、これまでありがとう、と伝える。)

もし、このズルズルのうちに、俺の心が(マザーテレサのように)成熟してしまって、無償の愛を与えられるようになると、このまま5年でも10年でもずっと友達でいたいという考えになるかもしれない。(この気持ちの時期があった)

もし、由衣が俺が離れていくことを察知して「そろそろ餌をやるか」なんて感じでまたグイグイ来たら、由衣にぞっこんしてこれまで以上に恋をするかもしれない。

多少はあるにしろ、これらがすべて計算(色恋営業)だったらほんとあっぱれだよ。さすがプロなんだよな〜。

このシナリオの結末ばかりは時が過ぎていくのを待つしかないよね。

4.あとがき

今回書いたノートを見ると、すげーネガティブだしインキくさいし、絶対モテない男の発想だよねww やだー!!

リア友にはもちろん話はしていないし、その時にはこのnoteの存在も話す気がします。数年後見返して、黒歴史になりそうです;;
この歳になって黒歴史増やしてどうするんだって、感じですよね。

なんだかんだnoteとしても10回目だし、半年くらい書いた気もしていて、ニューハーフの人、同士の人、夜のお仕事の人たくさんの方からアドバイスをもらえたりで、楽しくやってます。
オフラインでのつながりではありますが、素敵な方ばかりでみなさん応援しています。

あと、書くスピードが格段にあがりました!昔は半日かけて書いてたような気がします。(今回で1.5時間くらいです)
物書きとか人生であまりしてこなかったので、こういうことを小さいころからやっていると現代文とか国語能力があがるんだろうなーって思いました。

続き:新年一発目のデート


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