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過干渉

先日、義理の父が手術することになった


わたしはどちらかというと、自分宛のメッセージが増えてくるとそれを負担に感じる

自分が彼の立場なら、返信に気を遣い始めるなどして逆に労力を使うので
メッセージをもらうなら単発の1本くらいがありがたい

また、彼らは海外にいて、わたしはその場にいるわけでもなく
当事者間の緊張感なども未知数だったし
手術自体の詳しいことも逆に負担にならないようにとの思いからあまり聞かなかった

それでも深刻さのあるメッセージにするか、元気に明るめのものを送るかは悩んだし、文面もそれなりに時間をかけて打って、
わたしなりに気持ちを込めたものを送った


母はそれに対してやり直すように言ってきた


何よりもまず、だが
お前には送っていない

つぎに、
彼に何をLINEしようか、はたまた、LINEをするかどうかも
指示される筋合いはない(メッセージしてねとも催促されたのだった)

例え、義父の励ましになるだろうから、という善意からであっても
送った文面に対して赤ペンを入れられる道理はない


メッセージの書き方や仕方で思いやり度を測ろうとするのがそもそも間違っている

メッセージを毎日送らずとも、心の中で無事でありますようにと祈ったり、神社に足を運んだりする人もいる

メッセージがシンプルでも
負担にならないようにという気遣いが背景にあるわたしみたいなケースだってある

それなのに、
母のお気に召すメッセージなら愛情がある(そうでなければ無い)というのは、完全に母の主観
母の物差し

あなたの思う「正解」をわたしに植え付けるのは間違っている
わたしのしたことを「間違い」と言うのも失礼極まりないし
わたしを信用していないと言っているのと一緒だ



わたしは、今までずっとそうだったじゃないかと気づいた

わたしが自ら導いた判断は、いちいち干渉しないと間違っている
と指摘されてきた

自分の判断で何かをすれば、そのたび修正されてきて
間違っていると言われ続けてきたのだとようやく気づいた
どうりで自分に自信が持てない

だってわたしの言動を直され続けてきたんだから
自分の言動に自信が持てるはずがない


この話に発展したところで、
わたしがいくらどう傷付いたかを説明しても
そう感じる私の気持ちをそのまま受け取れないらしい

何故なら今はそれどころではないし
このタイミングで一番大変なのは義理の父とそれを支える母だからだそうだ

そしたら、わたしの思ったことはその場では我慢しろということだろうか

そりゃそうか、今までずっとそうだったし

だって、言うべきタイミングなんてものはないんだ
後になって平和な時間にそれを持ち上げても真剣味にかける

ましてや気にしいなわたしみたいな人は
せっかくのいい雰囲気を壊すことを恐れるわけだから

結局我慢しつづけていく
ただ、その燻った火種はずっと抱えたままで

それが幼少期から溜めてきたものだから
最近やたらと爆発するのだ

母にどんなに悪い意図がなかったとしても、
よかれと思ってやっていることだとしても、
私の感じた感情は真っ当なものだ
validだ

私がどう思ったかをあなたに決められるなんてあってはならない

You can't tell me how to feel


「私はこう感じた、思った」に必ず
でもね、と返す

私の気持ちをそのまま受け取ってくれない
いつも自分の話ばかり

今ここをみれていないのはあなたの方じゃないか

インナーチャイルドの話をするとそれを避けたがるのは
自分に非があることを認めたくないからじゃないのか


そもそも
義父がメッセージの仕方が気に食わないと母に漏らしているのかは知らないが
だとしたら、なぜそっちを庇ってわたしを援護しようとしない?

メッセージの仕方で愛情を図ろうとしているなら
どう考えたってそれがおかしいじゃないか
なぜわたしを先に直そうというマインドになるんだ

おかしいだろ


母の過干渉は
みんながハッピーになるようにという表向きはいい理由からきているようだが

結局のところ自分が何も直さずに周りを直させて楽をしたいだけじゃないか

改善もしない 成長もしない

人ばかりを責めて生き続けたいならどうぞ

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