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kindle for Mac障害のその後No2

 Macで小説を書き始めてから、陥ったトラブルはPagesを使って書いた縦書きの小説をkindleに投稿した際に起こった。Macで見る時だけ正しく表示されないのだ。それでAmazonに対して問題報告をし調査を依頼していたが、あまりにも時間がかかるので、「回避策」をネットで探して対応した。その記事が以下の記事だ。

 前回障害に対するその後を投稿した記事が以下である。基本的にはなんら改善には至らなかった。

 Amazonのヘルプの担当者も途中で変更になったこともあり、調査は遅々としてすすまず、仕方なく回避策で修正した旨の連絡をしたら、その結果は問題ないという連絡がくる結果となった。問題はクローズされかかったので、追加質問を入れた。

Q : Mac標準のPagesで作成したEPUB形式のファイルはkindleでサポートしているのか?
A : 技術的には、ほとんどのepubフォーマットでは、縦書きのコンテンツのepubがサポートされています。 そのため、epubの作成の際にどのようなアプリケーションを使用したとしても、(PagesがAppleのアプリケーションのみで使用できるCSSスタイルを作り出していないかぎりは)その背後にあるフォーマット構文は同じであるはず、とのことです。そのため、Kindleでは特定のアプリケーションにて作成された縦書きのepubファイルをサポートしない、との見解はございませんでした。

 結果として、このような解答につながったのだが、結局kindle for macでの表示の改善には至らなかった。もっとも、半分諦めていたので「回避策」を使った。

 その後、さらにネットをググっていたら以下の記事に辿り着いた。この記事で紹介されている方法は手順としては少ないように感じる。まだ、試してはいないが実績ある手順のように感じる。Pagesで作成したEPUBを一度分解して内部にあるCSSという定義ファイルを手修正してもう一度EPUBファイルとして再作成するという方法らしい。どうやらEPUBファイルというのは圧縮された複数のファイルで構成されているらしい。小説の本文はxhtmlに変換されて章単位で保存され、全体を制御するためのファイルがCSSという定義ファイルらしい。初めて知った。


 いずれにしても、肝心の小説の内容を考える時間がこの一連の作業で大きく削られてしまったことは事実なので、手順は確立したものになる方が望ましい。現在、私として実績があるのは、でんでんコンバータでの対応なので、しばらくはこの方法で続けることになるかなと思う。(見出しの設定や改ページは、別途本文内に追加しないといけないので結構手間はかかる)

 電子書籍は出版までの行程を全て一人で実施しなければならないので、仕方ないなとも思うが、プラットフォームの違いによる表示の変化まで検証することは困難かもしれない。そのためにEPUBという共通のファイル形式が存在している安心していたが、どうやら微妙に差があるようだ。

 Kindle for MAC自体があまり評判は良くないので、諦めるという選択もあるのかもしれないが、多くの出版物は問題なく参照できるのでなんとかしたいという気持ちの方が強い。

 書き上げた小説「証」も回避策で作成したEPUBで登録されたので、早速参照してみた。iPhone、iPadではなんら問題はなく参照できた。が、Kindle for MACで見ようとしたら、「アプリケーションを更新してください」というメッセージが出てダウンロードができない。仕方なく、一旦kindleを削除して再導入してみることに。。。結果に変化はなかった。新たなる問題にぶつかった😭

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