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kindleペーパーバック校正刷りの注文

 kindleでペーパーバックを販売するときに、「校正刷りの注文」という機能がある。これは印刷コストのみで注文できる機能であるが、別途送料がかかる。それはAmazon Primeに加入していてもかかってしまう。販売開始した後でも利用はできる。

 140ページ程度のペーパーバックだと500円弱の印刷料金が必要となる。詳細は以下のリンク先を確認してほしいが、紙の大きさは関係なくページ数のみで計算される。黒インクのみであればベースは400円で1ページ増加毎に2円加算されることになる。カラー印刷は黒のみと比較するとおおよそ倍の料金がかかる。小説の場合は、黒のみで問題ないと思うが、写真集などの場合は要注意である。

 送料は大きさによって変化するのかもしれないが、私がこれまで出版している新書版(105×173)だと410円だった。

 結局校正刷りを注文するコストと通常の商品を注文するのとではそれほどコスト差はないことになる。最も、販売価格の設定次第ではあるが。

 また、写真でもわかるように、「校正刷り」の場合、「再販禁止」と印字された帯が上部の方についてしまう。私の場合、これがタイトルに被ってしまった。

 結果として、実際に紙になった状態を自分の目で確認してから販売開始するという強い意志がないのであれば、販売開始して商品として注文してもいいのではないかと思う。もし、それで間違いに気づけばそこでコンテンツの修正も可能である。大抵は事前にkindleビューワーで確認できるので、校正刷り印刷サービスを利用しなくても大きな問題はないと思っている。

 USAでは著者特権で印刷コストだけで製品版を注文できる機能があるようですが、日本では利用できないようです。


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#kindleノウハウ #電子書籍 #気をつけること #便利な機能 #経験

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