夏の日の贅沢
夏バテにはうなぎと言われていますが、お寿司もいいですよね。回らないお寿司屋さんは度々いくことは叶いませんが、たまには行きたくなるものです。もうすぐ私の誕生日ということで、出かけていきました。支払いは私です😅
とてもおしゃれな空間のお寿司屋さんで、創作寿司を握ってくれます。むらさきを入れる小皿は用意されていません。全ての握りに工夫された味付けがされていてこれがまた美味しい。通常だと握りにワサビが入りむらさきをつけて食べるので、常にツンとした醤油の味わいが口の中を支配しますが、ここのにぎりはそれぞれに素材を生かした味付けとなっており握りごとの変化を舌の上で楽しむことができます。
今日注文したのは、ランチのコースで松というコース。お品書きとしては、サラダ、茶碗蒸し、握りが十二貫、お椀、デザートとなっています。握りに使われるネタは、九州、四国あたりで水揚げされた魚たちです。タイ、イカ、イサキ、マグロ、太刀魚、ウニ、中トロ、アジ、などでした。それぞれ水揚げされた場所が異なっていました。それに、ビールを飲んで日本酒をワイングラスで一杯いただきました。日本酒は程よく冷えた、辛口の蜻蛉という福岡の若波酒造のお酒を選びました。
今回は、写真をほぼ取らずに一生懸命味わいを楽しんだので、残念ながら写真は少ししか掲載できませんが、是非、想像してみてください。握りを乗せるのはまな板ではなく、ガラスでできたお皿です。夏は涼しげでとてもいいですね。
板さんとおしゃべりしながら(といっても、このご時世なので、ほんの少しのおしゃべりですが)一貫ずつ目の前に説明と共に置かれた握りをつまむ光景。食べる前には、ガリで口の中に残ったひとつ前の味わいをかき消して新しい味を楽しみました。もちろん食べた後は日本酒をちびりと飲みます。たまらない至福の時間を楽しみました。
外は太陽も出て来て暑い日になりましたが、お店の中は心地いい涼しさで、とっても美味しい握りを堪能できました。次に、来れるのはいつかなぁと思いながら、帰って来ました。
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