【SS】フシギドライバー5 #毎週ショートショートnote
8/7-8/13 お題 フシギドライバー 410文字
西暦2200年、すでに地上を走る車という車からはハンドルという部品が消えた。同時にアクセルとブレーキも消えた。外観から見るとタイヤも消えた。
全ての車は地上から30センチ程度浮上して移動する乗り物に変身を遂げていた。緊急時は3メートルまで浮上できるようになっている。燃料は空気と太陽光発電のハイブリッドなので給油もいらない。環境にやさしい移動体として生まれ変わりエアシップと呼ばれている。
利用者から見れば、免許証は廃止されサイコロのような箱をエアシップの中にセットすることでエアシップを利用できるようになっている。この箱はフシギドライバーと呼ばれ、エアシップを運転するアバターだった。持ち主とテレパシー交信することで目的地をセットし、自動で運転してくれるのだ。移動途中のアクシデントにも自動対応してくれる。
この後20年をかけて、ワープ機能と潜水機能も追加される計画となっており、人々の生活はますます堕落していくことだろう。
410文字
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