4年に1度の平和の祭典が一区切りついた~「東京は夜の七時」~

 おじゃまたくしです。昨日は楽しみにしていたおげんさんといっしょの再放送が休止になってふて寝してしまいました。天気には抗えません。台風の被害、最小限でありますように…。

 昨日私が酒気帯びで配信ライブを観たり、大学のサークルの後輩主催の定期発表会の打ち上げに参加したりしていたころ、日本の首都、東京の国立競技場で東京オリンピックの閉会式が行われていたという。開会式ももう去年元々の演出チームが解散した時点で観ないと決めていたし(実際新しい演出チームは発表の時点で観てみようかなと思わせてくれたのだがネットの中の人たちやきちんと調べようともしないマスコミにイラついてその気持ちが失せてしまったため観なかった)、どうせ閉会式も…と思ったし観ていたSNSのフォロワーさんたちの呟きを眺める限り思った通りだったので観なかった。(DJ松永氏のルーティンだけ観たかった。ファンなので。)ともかく会長の話は長かったらしいが無事に終わった模様。24日からのパラリンピックまで4年に1度の平和の祭典は一区切り、というわけだ。

 開会式も閉会式も色々な音楽が使われたらしい。ゲーム音楽だとか。日本で作られる音楽はどんなジャンルのものでも素晴らしいものが多い。それを踏まえたうえでやはりこの地で開催するお祭りにはこの曲が一番ふさわしいと思うのだ。それが「東京は夜の七時」だ。閉会式では使われていたらしい。

 矢野顕子氏、ピチカートファイブ、野宮真貴氏、YMC・野宮真貴氏・カジヒデキ氏の共同名義、そして椎名林檎氏が「返詞」として歌詞を書き浮雲氏が歌うバージョン。本当にどれも素晴らしくて、これ以上ふさわしい曲なんてないのではないか。聴けば聴くほど思う。じゃなかったらマツケンサンバだ。

 「東京は夜の七時」の中で印象に残っている歌詞がある。

早くあなたに逢いたい                                    早くあなたに逢いたい                                                                                                          トーキョーは夜の七時

 ワクワクする。そして「会う」ではなく「逢う」が使われている部分になんとなくロマンティックな感じを覚えたり「東京」ではなく「トーキョー」と表記しているあたりも、個人的にはとてもいいと思っている。「とうきょう」っていう発音より「とーきょー」って発音の方が海外の方々もそうだし日本人の耳にもよく馴染んでるのでは。メロディーもポップで耳に残りやすい。なにより繰り返し歌われタイトルにもなっている「トーキョーは夜の七時」という歌詞がキャッチ―なのだ。それも含めて開催地決定のプレゼンで滝川クリステル氏が言った「おもてなし」にふさわしい曲だ、と思うのだ。

パラリンピックが終わると次はいよいよ2024年のパリ大会。花の都と言われる街でこの祭典が開かれる。三年後はどういう世界になっているだろう。まだわからないけれど、世界中の人が抱き合ったりハイタッチできるような世界で開かれたらいいなと思う。


知識をつけたり心を豊かにするために使います。家族に美味しいもの買って帰省するためにも使います。