見出し画像

【話題】プリンをつくる美容室。noteはじめます。

皆様はじめまして。
O. N. G株式会社、代表の大野木宏太と申します。

簡単に自己紹介をさせていただくと、今年で歴25年目をむかえる美容師です。高校を卒業した1996年に青森県から上京して、97年に美容師免許を取得してから、ずっと美容師一筋でやってきました。
このnoteでは、そんな私が経営する美容室の一風変わった取り組みを紹介したいと思います。

プリン専門店を併設する美容室

私が経営する美容室『ヘアラウンジ ソレイユ 六本木本店』は六本木駅から徒歩2分のビルの中にあります。立地の良さもあって、ありがたいことに多くのお客様が訪れますが、この美容室には一般的な美容室と大きく異なる特徴があります。

それは、美容室の中にプリン工房があること。
お客様の髪をカットするかたわらで、プリンをつくり販売しているんです。

日本初、美容室の中のプリン工房

私たちのプリンの特徴

このプリンは手前味噌ですが、美容師が片手間につくっている趣味のプリンというレベルのものではありません。国際プリン協会会長の濱口竜平さんに監修していただき、しっかりと味にこだわって開発しました。

材料は、放し飼いの環境で育てている牧場から直接牛乳を買い付けるなど、いい牛乳、いい卵、いい砂糖を調達しています。健康でおいしいものを提供したいので、添加物や保存料も一切入れていません。

このプリンは評判を呼び、「美容師がつくるプリン」として多くのメディアに取材していただきました。TBSの『Nスタ』や、『坂上&指原のつぶれない店』でも取り上げてもらい、ロケで来てくれた三時のヒロインさんからも高評価をいただきました(笑)。

一日に300個以上売れたこともありますし、この前Googleの口コミを見たら、嬉しいことに星が4.9個もついていました。
最近では駅やデパートの催事にも出店することが増えてきています。
ビルの前を通った方がふらっと買いに来られることもありますし、髪を切りに来たお客様が帰りがけに買って行ったり、パーマの待ち時間に食べられたりもしています。

この工房は、『完全無添加プリン専門店 サンスマイル』として営業許可もきちんと取得しています。保健所の許可を得て、食品衛生士の資格をとった美容室は全国でも初めてだそうです。

プリンを製造するスタッフは、美容師としての仕事をこなしながら兼業をしています。午前中にプリンをつくり、午後をカットの時間にするなどそれぞれがスケジュールを工夫して、楽しく仕事をしています。もちろん一日中カットのみを行っている美容師もいますし、その辺りはスタッフの希望に応じて任せています。

パーマ液を混ぜる要領で材料を混ぜます(笑)

プリンだけでなく色々やってるO. N. G

ここまで読んでいただいた方は、
「というか、なんで美容室の中でプリンをつくってるの?」
と思われていることでしょう。

港区の保健所にプリン製造の申請を出しに行った時も、担当者の方がビックリされていました。
「美容師が、美容室の中で飲食業を行うなんて意味が分からない」
と思ったのではないでしょうか(笑)。

でも驚くのはまだ早いんです。

実は私が経営するO. N. G株式会社では、プリンだけではなく他にも様々なことをやっています。
展開する事業と店舗は下記の通りです。

■展開事業
1・美容室 (2008年11月から)
2・ネイルサロン(2013年1月から) 
3・まつげカールサロン (2016年7月から)
4・保育園 (2018年4月から)
5・プリン専門店 (2018年8月から)
6・巻き爪矯正 (2018年12月から)
7・ドライヘッドスパ専門店(2021年6月から)

■店舗
・ヘアラウンジ ソレイユ 六本木店
・プリン専門店 六本木ぷりん サンスマイル
・ドライヘッドスパ専門店 美眠[Bimin] 六本木店
・まつげカール&ネイルサロン ソレイユ 綱島店
・まつげカール&ネイルサロン ソレイユ 弘前店
・埼玉巻き爪矯正院 川越店
・託児所付き美容室 ルアーチェ 川口店

いよいよ、「いったい何をやってるんだ、この美容師は…」と思われたでしょうか…(笑)。
次から次に事業と店舗を立ち上げて、もしかしたら無計画な人間に見えるかもしれません。
でも、一応私なりに考えがあって、このように多角的に事業を展開しているんです。

事業を拡げる目的は売上のためではありません。一番の目的は、「社員たちに長く幸せに働いてほしい」ということです。特に、女性が輝けるステージをつくり続けたいと考えています。

なぜ事業を多数展開することで、社員たちに長く幸せに働いてもらえるのか。女性が輝き続けられるのか。それを説明するためにも、このnoteを立ち上げました。

次の記事からは、美容師業界の負の体質と私たちがそれを改善するために取り組んでいることについて説明していこうと思います。