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ヨガの種を蒔く

美容目的やフィットネス目的でただ身体を動かすのではなく

もっと内面に向かうヨガのプラクティスを重ねていると

アサナではなく、呼吸やエネルギーワークに興味が向くようになり

そこから今度は精神性へと興味が向くようになります。


今朝のレッスンに来られた生徒さんは

もうかれこれ4年くらいご一緒させて頂いていますが

他に生徒さんが居ない日には、アサナの練習よりも

ヨガ哲学のお話に夢中になりがち。

(既に彼女のアサナのプラクティスは私のインストラクションが
必要ないほど素晴らしく洗練されたものですが。。。。)

今朝はとうとう一切身体を動かすことなく

マットの上でお話で終わってしまいました。


お話したのは

スタジオではなくマットではなく

私たちの日常生活でいかにヨガで学ぶ事を活かせるかのお話。


例えばヨガのプラクティスをしていると

自分の心と身体の声に耳を傾けることが上手になり

その声と相反する言動を取ると

それまでは感じなかった違和感を感じるようになる。


「その違和感こそが

ヨガ的な生き方のスタート地点ですね」なんて。


「ヨガのプラクティスで得た色んな経験や技で

自分の笑顔がどんどん増えて幸せになれば

周囲の人も興味を持ってくれて

コミュニケーションの中で“種蒔き“ができますね」


すっかりヨガ哲学で盛り上がって

時間を過ぎて生徒さんが慌てて帰られる時には

「では種蒔きに行ってらっしゃい」とお見送りしました。


ヨガはスタジオに通ってマットの上で練習するものと

一般的には思われていますし

ヨガをする人は聖者のように静かな生活を営んでいて

社会生活の中の心乱されることとは無縁のように思われてもいるようですが


私は人間関係に揉まれ

人生の悪天候に翻弄され

常に動き続ける生活の中にこそ

ヨガの価値が見出せると感じています。


YOGA FOR EVERYONE.




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