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ゲームのガジェットレビュー04 Wii HDMI コンバーター

 どうもどうも、ゆうまです。
 今回取り上げるゲームガジェットは、Wiiの映像出力をHDMIへコンバートする、その名もWii HDMI コンバーターです。
 Wiiは任天堂から発売された第7世代のゲーム機ですが、発売は2006年で、もうすぐ20周年を迎えるゲーム機です。
 今回Wiiで遊ぶためにWii HDMI コンバーターを購入しました。




購入に至った経緯

 実はWiiではなく、ゲームキューブのゲームを遊びたく、今回この製品を購入しました。すでにレトロゲームとして分類されるWiiですが、その前機といえるゲームキューブもしっかりとレトロゲームです。
 昨今では古い時代のゲームは現行機で遊ぶことができます。バーチャルコンソールとかがそうですね。しかし、GCやWiiは実機で遊ぶ以外方法がありません。(たぶん)

レトロゲームにありがちなこと

 そう、それは映像出力を接続することができません。
 いまでこそHDMI等々で規格化され、さまざまなゲームで同一規格が採用されていることもあり、モニターサイドもHDMIが実装されているところですが、この頃のゲーム機では、ゲーム機サイドでは独自規格、モニターは3色RCAやS端子、D端子、コンポーネントなど様々でした。
 そうしてくると必然的に当時のTVなどが必要になりますが、入手困難ではないにしろ、入手してもその扱いは面倒なものになります。特に捨てる場合なんかはね。
 HDMI化するにはいろいろな方法、製品がありますが、今回のこのコンバーターはだいぶお手軽だったのでこうしてnoteにした次第です。


諸元

 製品に関すること

製品情報

名称:Wii用 HDMI コンバーター
開発:株式会社 コロンバスサークル
製造:株式会社 コロンバスサークル made in china
取扱:株式会社 コロンバスサークル
価格:1500円(税込)

製品の外観

 至って普通。至極普通。
 同梱はなく、本体のみが白い緩衝材に包まれています。HDMIケーブルはもちろん同梱していません。

シンプル
裏面には注意事項が記載。
あと下部に問い合わせ先のメールアドレスがあります。

仕様

 この製品はWiiの映像出力をHDMIに変換するものになります。Wiiは公式に4パターンの接続方法がありました。3色RCA、S端子、D端子、コンポーネントの4つです。HDMIがスタンダードとなった今、この変換アダプタが必要になります。
 サイズは、15mm×72mm×35mm、重量は22gです。
 対応解像度は、480p、720p、1080pになります。一般的なテレビやPCモニターでは表示することは可能だと思います。本製品を使用したら映像の設定を「プログレッシブ」を選択するとのこと。
 3.5mmピンジャックは、スピーカーのないモニターに接続する際、イヤホンやスピーカーに音声を出力するためのものになります。
 外装の箱を見ればお分かりですが、任天堂のライセンス商品ではありません。
 注意:これはアップコンバータではありません。
 
もしかしたら一番重要かもしれない。アップコンバートは低解像度の映像などを高解像度に変換するものです。例えばSD画質からHD画質するとか、処理自体はデジタル処理などによる補完なわけですが、アップコンバートできる製品は普通に高いです。

仕様まとめ


・出力はHDMI。
・3.5mmピンジャックで音声出力が可能。
・対応解像度は480p、720p、1080pの3つ。
・アップコンバートじゃないよ。


本体外観

 シンプル。

本体は名称が書いてあるだけ。
グレーの部分がWiiにささります。
背面。
HDMIと3.5mmのステレオジャックが1つ。

 同じ面しか撮影していませんでしたが、この裏面はただの白い面になっています。


所感

 では所感です。正直あまり書くことがありませんが、とてもイイです。モニター等に接続できることがすでに素晴らしいのですが、思っていた以上にきれいに出力されます。音声もおかしいなんてことはなく、普通に出力されています。
 私の環境では、HDMIに変換された映像信号はLive Gamer ULTRA(GC553)を経由してPCとサイドモニターに出力されています。遅延を感じることはなく、しっかりと録画、配信、遊ぶが行えています。
 どのくらいきれいなのか、百聞は一見に如かず、Youtubeに動画をアップロードしたのでご覧になってください。ちなみに、現行機に比べればもちろん劣りますので悪しからず。

 ご覧になっていただればおわかりかと思いますが、荒さは目立ちます。といっても当時はブラウン管テレビがまだまだ現役の頃です。今のみたいなきれいな画面なんていうのは望めないのです。
 せっかくなので静止画でも見てみましょう。

本当何言ってんだこいつ。

 動きの激しいシーンではありませんが、つぶれがちな文字も読めます。左上の日時とか。
 3.5mmピンジャックが本体にあります。これはモニターにスピーカーが無い場合使うことになると思います。これで音声を聴いてみたところ、特に遜色は無さそうです。ノイズが乗るとか、音が変とか、高音がしないとか、低音が割れるとか、そういうのはありませんでした。音質が気にならない人はダイソースピーカーとかでもいいかもしれません、いい音より劣るほうが雰囲気が出ます。


類似品がたくさんある

 この手の類似製品は実はたくさんあります。アマゾンですら結構な種類がでてきますが、価格帯も同じようなことから性能は似たり寄ったりなのかなと思います。ただ、この製品は国内メーカーが手掛けているので、サポートもあるかどうかわからないような海外製品を選ぶくらいなら、本製品を選んだほうが安心かもしれません。
 もちろんお約束はできませんが、こういった冒険をするのもまた醍醐味ですね。


オススメできる人

 それはもちろんWiiやGCのゲームが遊びたい人でしょう。Wii本体もソフトも持っていてるけど、映すものがなんて人にはおあつらえ向きです。今ではほとんどのモニターにHDMIが搭載されていると思いますから、そこに費用はかからないでしょうし。


最後に

 古き良きゲームも、現行機の中で遊ぶことができるようになったとはいえ、すべてが遊べるわけではありません。町に行けるどうぶつの森、黄昏の姫とのハイラル散策、銀河一半重力レース、そして動物番長、これらはまだ実機でないと遊ぶことができないのです。
 青春と一緒に過ごしたゲームを、今一度遊んでみませんか?

 


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