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そして、また。


気が付いたら、
毛布にくるまるのが幸せで
朝にあたたかい珈琲が飲みたくなる季節。

4年振りにステージに立った日からも
約1ヶ月経った。

あの日のことは思い出すだけで、
頬が熱くなるぐらい興奮が蘇る。

そのぐらい納得のいく素敵な思い出になった。

ステージを降りたその瞬間には
また少しずつ自分のペースでやっていこうと
心がきまっていた。

いつになるか分からない次を夢みながら
いつもと変わらない日々を送っていた。

「私達のグループのメンバーとして
ステージに立ってほしいんだけど...」

そんなメッセージがきたのは昨晩

内容が頭に入らないぐらい動揺して
一度スマホを閉じてしまった。


まさかの形で次のお誘いがきて嬉しい反面
すでに完成されている中へ
一人で飛び込むのは、それなりに勇気がいる。

一晩中考えた。
考えすぎてほとんど寝付けなかったのは
本当に何年ぶりだろう。

「よろしくお願いします。」


そう返事をした。


またステージに向けての日々がはじまる。

ただの趣味だけど、
私にとって小さい頃からの大切な居場所。


                                      ito.

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