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バーテンダーに求められる父性。では母は。


自分の職種における立ち振る舞いを、家庭の中だったらどのポジションか考えてみる。

こんばんは、BARを営んでおりますtakemiと申します。飲食業をやっていて日々思う事を、書き綴るとともに飲食の考え方を勉強しております。


以前、海老沢泰久さん著の「人はなぜバーテンダーになるか」という本を読んだ際、「バーテンダーは父たれ」といった事が書かれていました。


詳しい内容は失念してしまったのですが、確かざっくりいうと


「日中は会えないが夕飯時に子供たちが父親に向かって『今日こんな事があってね』と今日の出来事を話したがるように、バーテンダーもお客様が『聞いてよー。最近さー』と言いたくなるような、いわゆる家庭における父親のようであるといいよね」


といった内容だったと記憶しています。

日々の細々した事までは見れないが、出来事を話したくなるようなどーんと構えた存在であれと。

現代の父親像がそれと同じかどうか分かりませんが、読んで「なるほどそうだよなー」ととても感銘を受けました。
今でもいつかちゃぶ台を上手くひっくり返せるように、胡坐(あぐら)をかいた状態から即座に両腕を上げる「エアちゃぶ台返し」を寝起きに30分やっています。すみません嘘です。


話を戻してちゃぶ台ひっくり返すとかそういう事じゃなくて「バーテンダーは良いお父さん像目指せ」って分かりやすいなーと。お酒を飲む場なのでもちろんお客様が成人されてる上で、その父親になれる存在。

では大人に対してのお母さん的な職業ってなんでしょうね?


子供に対してなら学校の先生がそれに当たるのだと思います。日々細かい事を注意や叱咤して見守る存在。とても尊い仕事ですよね。
ですが相手が成人の場合と考えたらば、今回の件ではパス。

スナックのママさんは?いや、僕個人の意見としてはスナックのママさんは「母親の親友(美人)」くらいの距離感ではないかと思っています。だって母親は「ボトル入れてよ」とか言わないですもん(笑)。わりとよく会うし叱ってくれたりするちょっと綺麗なお姉さん。

国税庁?お小遣いの管理は徹底してやってくれますね。もらったお年玉を「とりあえずお母さんが預かっとくね」というタイプのお母さんです。どうか有意義に使っていただきたい。


僕がちょっと思い当たった職業は「パーソナルトレーナー」とかかな。日々の食事なども細かく管理し、運動を促し、基本だらしない生活を送っていると叱ってくれる職業。パーソナルトレーニングやった事ないけども。

んー、もうちょいお母さんぽい職種ってありそうですね。色々考えてみよう。


自分の仕事を家庭ならどのポジションか考えてみるのも面白いのではないでしょうか。末っ子になりたーい!

拙い文読んでいただきありがとうございました。貴方と私に幸多かれ!!

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