子育ての醍醐味は日々新鮮な感動を味わえること
【育児は最高のエンターテインメント】
ってよく言うけど、心底そう思う。
もちろん楽しいことばかりじゃない。
自分の時間はなかなか持てないし、お金はかかるし責任ものしかかる。
特に長男は発達障害(自閉症スペクトラム)であり、
人との距離感が掴みにくかったり、目に見えないものを読み取ることが
苦手だったり。凸凹が激しい息子ゆえ、将来を案ずることもある。
息子のステージが変わるたび、新しい環境になるたび、
これからも親としてたくさん悩んでいくだろう。
でも本気で悩んだ分、我が子と真剣に向き合った分、
端から見たらほんの些細な出来事だとしても
涙が出るほど嬉しかったりすることを私は知っている。
今日だって過敏症の息子が歯医者でじっと口開けていただけで、泣きそうになったもん。めっちゃハイタッチしたもん。段ボールでつくった剣と盾が思いのほかかっこよくできて小躍りしている姿みただけで、ああかわいいなあこの野郎って感動したもん。公園で小さい子に優しくしている姿みただけで優男やないかって感動したもん。妹と2人でお風呂に入って「〇〇ちゃんぎゅーって目つむっててやー」てシャンプーしてあげてる声が聞こえてきて、立派なお兄ちゃんしてるなあって感動したもん。思い出すだけでも一日でこれだけ感動してる。
まだ母親歴6年。
まだまだ長い母親業。
これからもほんの些細な出来事を涙が出るほど感動してやろうと思う。どんどん自分で出来ることが増えていって私の出番がなくなっても、母親の存在を疎ましく思われる時がこようとも、息子のひとつひとつの小さな成長にいちいち感動してやるんだ。