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珠洲市復興支援:7日目

7日目です。今回の私の復興支援最終日になります。今日は朝から小雨が降っており、昼頃に曇りになりました。

午前中は藤井さんとチーム東松山の方6名と共に畳を運び出すひのきしんをさせてもらいました。

8部屋くらいありました

畳は合計60枚ほどで、藤井さんの指揮のもとテキパキとスムーズに運び出せました。まず私が全ての部屋の畳を1枚外して、他の畳が取れる状態にしていき、東松山の方に外に運んでもらって藤井さんと私でトラックに積み込む流れでした。
2回に分けて3トントラックと軽トラで飯田港の仮置き場まで持っていき、スムーズに進んだおかげで10時半くらいには完了しました。

スッキリ

料亭か旅館かわからないですが、趣のある建物で、古い自動販売機や明治時代くらいの古書がありました。

値段は現代的
ここに置いておいて大丈夫?

北乃洲分教会に戻った後、本日帰られるチーム東松山と藤井さんをお見送りしました。色々と学ばせていただくことが多かったです。ありがとうございました。

作業が早く終わり、雨も止んできたので、お昼をいただく前に北乃洲に停めてある軽トラ3台と3トントラックを掃除させてもらいました。全ての車の灰皿に矢田さんのフィリップモリスの吸い殻があり、矢田さんの仕事の多さを感じました。

午後からは東濃大教会の後藤さんに着いて行かせてもらい、若干傾いた建物を支えるとりあえずの柱を建てる作業のお手伝いをささてもらいました。

丸太が1本既にありました

まずホームセンターで4メートルの角材を買い、現場へ向かいました。
その角材を後藤さんが壁の角度に合わせて切り、打ち付けられました。

壁と梁に当てるための木

写真を撮り忘れてしまったのですが、このあとにこれでは不安だということで壁に当てる木を少し短くして梁に当てなおしました。後藤さんは現職の大工さんであるそうで、丁寧な仕事をされていました。ありがとうございました。

これで今日のひのきしんは終了し、少し時間があったので矢田さんに現場の下見と買い物の手伝いをさせてもらいました。
見に行った現場は、災救隊が解体した潰れてしまった布教所の残ったゴミの片付けでした。

跡地

写真には写っていないのですが、端のほうに人間では持ち上げられない量の瓦などが入った巨大な土嚢袋がありました。人間が持ち上げられるサイズの袋に入れなおすそうです。

今回の活動報告は以上です。
今日も事故ナシ怪我ナシでありがたい!
珠洲ひのきしんセンター、並びにご一緒にひのきしんしてくださった皆様、特に宿泊を受け入れてくださり毎日おいしい食事を用意してくださった北乃洲分教会の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。


復興支援に際して、各個人ができるときにできることをしていくことが大切だと感じました。
ひとりひとりの力は小さいですが、皆様の継続的な支援活動のおかげで、少しずつ確実に復興への路を辿っていると思います。
今回で色々なノウハウを学ばせていただいたので、また足を運ばせてもらいます。


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