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こんなにも個性を強調しないと、自分と他人が融合してしまう

「私らしさを出す」事は、カンタンそうに見えて結構複雑でややこしい。「私らしさ」「私らしさを振りかざすこと」「”私”がないこと」。
様々な「私らしさ」を知り、自分以外の私らしさと向き合ってこそ、その言葉の深さを知り、本当の意味をつかめるかなと思います。

まず、ワンプロでは「私らしさ」を「個人・個性」と表現しながら、以下の信条(というと大ごと過ぎるような気がしますが)を掲げています。

ひとりひとりが発信できるこの時代。
やりたいことをたくさん叶えられるこの時代。
”自分らしさ”を大切にできる、この時代。

なりたい私、ありたい私、未来の、私。

世の中にある、たくさんの発信ツール。
必要なものをうまく活用して、私らしく表現していきたい。
そのためには何が必要で、
どれが、私が楽しめるのか。

人はみんな、個性も魅力も違う
だからこそ、使うツールも使い方も変わってくる

さあ、「私だけ」を身に着けて、
描いた景色を一緒に見よう。


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https://oneproduce.studio.site/


自分ひとりの視界は限りなく狭い

当たり前に自分ができると思ってることが、実は他の人では成し得ないことだったり、欠点だと思うところにこそ最大のチャームポイントが隠れていたり。”自分の中に存在していて当たり前で気付けない事”にこそ、「個性」が隠れていることもあります。

「巷でこのやり方が流行っているからやってみた」「お友達が教えてくれたからやり出した」。教えてもらったことを素直にやってみる心意気や良しですが、果たして本当にあなたに合っているのかな、と思うことがあります。
おススメしてもらった後、ちょっとやってみた後、自分の頭で「これって本当に私にとって必要なのかな?私に合ってるかな?」とか考えたかな?って。
そこをすっ飛ばしてダラダラ続けたり、自分で考えず、とりあえず人に「これでいい?」なんて聞いた結果、「やってみたけど成果が出ない。楽しくない。」となり、ただ単に時間を消費し遠回りしただけだった…というようなことはザラに起こるし、そういう人を沢山見てきました。

ワンプロが「個人・個性」に重きを置く理由は、こういうことを無くしたい、という思いが大きいです。自分自身を客観的に見て、自分の能力や魅力を最大限に活用できるものを取捨選択する。遠回りして嫌になって辞めてしまう、そんなことがないように、「あなたに合っていて成果が出やすい」ものを提案したい。自分の能力を自分で狭めないでほしい。

流行っているからInstagaram、流行っているからTwitter。本当に”世界”はそれだけ?
きっと見えていないPRの仕方はたくさんある。見えていないから選択肢にも上がらないだけかもしれない。もしかしたらそれが、自分にとって一番の場所であるかもしれないのに。

自分に合っているものを、楽しく続ける。自分の中にある限られた知識だけでなく、たくさんの選択肢の中から選ぶこと。そうやって自己プロデュースをしっかり行ったうえで、動画やHPなどのコンテンツ制作を行うことで、確固たるあなたのコンテンツが出来上がると信じています。

「個人と個性」は自己主張の激しさではない

もう一つ言っておきたいのが、「個人の時代だ!」「個性が大事だ!」と声高らかに宣言し、「だから何を言ってもいいんだ、何をやっても大丈夫だ」と勘違いする人もいます。個性や個人には、様々な環境や力関係、制約などが付きまとうもの。自分のほうが上の立場になる上司や親、周りに気を使ってもらいやすい年が上の人たちなどは、特に注意が必要。
個人や個性を振りまいて、自己主張を激しくすると、それはただの厄介な人にしかなりえません。個性や個人は、多角的な方面から見たときに、「誰をも傷つけずに自分らしく在る方法」を見出すことにこそ意味があり、「他人にも他人の考えがあり、それはコントロールできないんだ」と相手の背景をも含めて理解してあげる、という行為が必要になります。(決して納得はしなくても良い)今流行りの”私らしさ”だけど、表面的にとらえるだけでは誰も得しない、ということは明らか。ワンプロは絶対にそうならないように、「個人・個性」を正しく落とし込もう、という強い思いがあります。

「メタモン」タイプの”個性がない個性”もある

その反面、「いや、私は個性なんかないけどな…」、と悩む人も一定数居るだろうなと思います。
(なんなら私がそうなんですよね。これだけ個性個性言っておきながら!)

私は自分のことをポケモンのキャラクターである「メタモン」だと表現することが多いです。
メタモンって、「全身の細胞を組み替えて、見たものそっくりに変身する」キャラクターなんです。上っ面だけじゃなくて、中身まで変わってしまう。全てを俯瞰で見て、全てに感情移入しない。何でもかんでもある程度できるから(でもその分野でとびぬけることはできない)、自分らしさや個性という枠組みにはめようとすると、「私の得意って何だろう…?」と分からなくなってしまう。個性がフィーバーしだした今、ここに苦しめられる人も多いんじゃないでしょうか。
ゆえに、少し前にTwitterでも同じようなことを書きましたが、”何者でもないから、何者にでもなれる”ということをもっと意識することが大事です。この状態もまた、「個性」なのだと誰かに認めてもらえたら大丈夫だから。
これはまた別記事で、気づきと共に長々と書きます。

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……で、ここまで書いておいてアレですが、正直「個性個性ってうるさい」って思います。笑
こんなにも声を上げないと個人は守られないのか。こんなにも個性を強調しないと自分と他人が融合してしまうのか。
本当はこんなことをいちいち言わなくても、誰もが「自分という個人は自分のものである」と思えることが一番だと思っているし、そうなる事を望んでいます。

各々の仕事に、自分らしさを活かしたコンテンツ。
楽しく続けられて、それが誰かの役に立つ。
そんな、巡り巡る良い循環をワンプロでは目指しています。


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