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ワンパナ、noteはじめます!

はじめまして!
Panasonic Groupの有志団体である、One Panasonic代表の春日貴大と申します。普段は同社の人事部門で人材育成の仕事に携わっています。

One Panasonicとは、2012年に発足したPanasonicにおける有志社員による活動グループのことで、通称ワンパナと呼ばれています。(以下、ワンパナ)

社内外のゲストを招いたイベントの開催や新入社員歓迎会等を通じ、「一歩踏み出す個人をつくる」「組織を超えた交流、イノベーションの実現」を目標に活動を続けてきました。

活動の紹介はFacebookページをご覧ください!

活動を始めて今年で10年。私は3代目の代表として、仕事の傍らワンパナの運営事務局を束ね、今日まで活動しています。

このnoteは10年という活動の節目を迎えたワンパナが、どんな志をもって活動をしてきたのか、また現在はどんなアクションをしているかを発信したいとの想いからスタートしました。組織風土改革に興味がある方企業内の有志活動に興味がある方にとって役に立つ情報を届けられれば嬉しいです!

コロナ禍で薄れたつながりを取り戻す「ななめメンター制度」


私たちの最近の取組として紹介したいのが「ななめメンター制度」です。

私がワンパナの運営に携わった期間のほとんどはコロナ渦。社員間のコミュニケーションはオンラインが中心となり、特にコロナ禍入社になった若手はヨコの繋がりをうまく作ることができずに悩んでいました。

また社内の人脈構築が難しくなったことで、みずからのキャリアの可能性を広げるチャンスや、社内にある知識・ノウハウにアクセスする機会が減り、成長機会を失ってしまうという状態が起きていました。

その状況下において、我々が出来ることは何か?
これまでのイベント開催を通じてワンパナ運営メンバーには、多種多様なキャリアを築き、社内で実力を発揮している社員との繋がりを多く持っていました。その繋がりを活かしオンラインで若手社員と先輩社員を繋げ、1on1を通じた仕事の悩み相談やキャリアイメージを広げるきっかけの場として、この「ななめメンター制度」を始めたのです。

 コロナ渦で加速した若手社員のエンゲージメント低下という社内課題を解決するものとして今年で実施して丸2年になりますが、メンター・メンティー合わせて200名以上の社員が参加する大きな取組になりました。

 ななめメンターの取組詳細はこちらからご覧ください👇

今後の展望について


 このような地道なアクションを続けてきましたが、最近少しずつ潮目が変わってきたのかな、と思うことが増えてきました。

例えば「ななめメンター制度」に対し、社内の組織風土担当のメンバーから「参考にしたいので話を聞かせてくれませんか?」というお声かけを頂いたり、我々の活動が社内の「グループCEO表彰」を受賞したりと、少しずつ会社と共に、組織課題を解決するひとつのファクターになれつつあるのではないかと、と感じています。

いち有志の取り組みにはなりますが、「当事者意識を持って、会社の課題を解決するために行動する」ことで、会社からの信頼を徐々に獲得できるようになる。課題に対して「これが課題だ!変えてくれ!」と声だけを上げるのではなく、「課題をどう解決するかを一生懸命考え、行動に移すこと」が大事であり、そういったマインドがより一層必要とされているのではないか、と感じます。

最後に、どうして仕事でもない活動をここまで頑張るのか、疑問に思う方もいるかもしれないので、私なりの思いを紹介します。

入社1年目からワンパナのイベントに参加していた私にとって、ワンパナは優秀で情熱持った先輩社員とつながり、自身のキャリアについて深く考える絶好の機会でした。これらの先輩と出会えたおかげで、今の私があると言っても過言ではありません。

一方で優れたスキルを持ちながらも、その能力を職場で活かしきれない同僚や、更なるスキルアップを目指して転職してしまう先輩を見るにつれ、自分の中に「会社が社員の持つ可能性を最大限活かしきれないことがあるのではないか?どうすればその状態を改善できるのか?」という気持ちが徐々に芽生えました。

この状況を打破し「Panasonicを『人をつくる会社』として、もう一度立ち上がらせたい」という想いで、今私は人事として働きながらも、更なる社員の成長・活躍の場を広げるべく、有志として活動しています。

活動11年目を迎えた私たちの活動ですが、挑戦の土台を築けたここからが更なる挑戦になっていくと思います。もちろん私以外にも沢山のメンバーが情熱をもってワンパナの活動を続けています。このnoteを通じて、我々のこれまでの取り組みやこれからの挑戦について、想いの部分も含めてお伝えしていければと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!

取組に興味を持ってくださった方はフォローと、Facebookページにぽちっといいねをお願いします!


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