子供の褒め方

本「自分でできる子に育つほめ方、叱り方」という本は、いままでの子供に対するほめ方、叱り方が良くなかったことを教えてくれた本でした。

この本では、モンテッソーリ教育、レッジョ・エミリア教育など様々な教育方法があり、長くなるので分けながら発信していきたいと思います。

今回は子供に対する「声のかけ方」です!

今回は「ほめる」という言葉を見ていきます。

自転車に初めて乗れたり、勉強や部活て結果を出したときに
「すごいね!」、「よくできたね!」などほめるのはごく普通に見受けられますし、定番とも言えます。
しかし、実は子供によっては弊害になっていたり、必ず良い影響になるかといえばそうではないという結果がでているのです。

ほめ方には3つあり
「おざなりほめ」表面的なほめ方
「人中心ほめ」特徴をほめる
「プロセスほめ」過程や努力をほめる

「おざなりほめ」と「人中心ほめ」にはデメリットがあります。
それは「ほめられ依存症」になってしまう可能性があるということです。ほめられないと価値を見いだせない、ほめられるために行動する、評価を恐れチャレンジしなくなるなどがデメリットであります。

「プロセスほめ」は効果が高いです。
具体性があり、能力ではなく過程であれば再度挑戦、努力できるからです。能力は変えようはなくとも、過程なら工夫ができるため子供はまた頑張れるのです。

ほめる上で大切なこと

ほめ方の話をしましたが、ほめる理由も大切です。

「アメとムチ」で子供に接してはいませんか?

この方法では、子供に接するとアメ欲しさに行動してしまうのでこれも「ほめられ依存症」になります。
私たちに必要なのは「見返りを期待しない贈り物」なんです。

子供も一人の人間として、考え方や理由があって行動します。大人がそれを自己都合で決めつけてしまえば子供は自ら考えることをやめ、依存してしまいます。
「良い子」とは大人に従順な子供ではありません。私達は無意識的に、大人に迷惑をかけない子供が「良い子」と定義してしまっているのです。

助言は大切ですが、それが周りを意識した大人の自己都合になっていないか考える必要があると思います。叱るよりも、寄り添って一緒に解決することが大切なんです。

感情的よりも論理的に常に考えることが大切だと思っています。命に関わるときこそ感情的になるかもしれませんが、それ以外は落ち着いて子供話し合いましょう。できているところは努力や過程をほめ、できていないところは一緒に解決していきましょう!

以上が「ほめ方」になります。
次回は「叱り方」を発信します!

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