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ジャニーズの枠を超えたV6という奇跡のグループ

まさか、この歳になってジャニーズにハマるとは思ってもみなかった。

学生時代はずっとバンドを追いかけてきて、社会人になってからは(ほぼ)欠かさずフジロックに行って。ロックバンドばかり聴いてきた10年間。

「8時だJ」世代なので、ジャニーズには小さい頃から慣れ親しんできたし、基本的に好きだけど、まさかファンになるまでは予想していなかった。

そう、Youtubeでこの動画を見つけるまでは......。

あれ?これ、ジャニーズ...? 今までの王道のダンスナンバーとは異なる曲調で、私の好きなバンドと似たテイストだった。

従来なかった曲に戸惑いながら調べてみると、なんと作曲は一昨年昨年くらいに話題となった「AmPm」だという。

※AmPm:2017年3月「Best Part OfUs」でデビューした日本人の覆面ユニット。Spotify再生回数は1900万回を超え、Nicky Romeroをはじめとする海外大物アーティストのREMIXをも担当する。

(ちなみに普段はこんな曲を作っているんだとか。実は名前はよく聞くけど、曲を聴いたことはなかったのです...)

これだけ格好良い曲を作り続けるAmPmなら納得の曲。さらにV6はこの曲で初めて全編英語、しかもダンスは難しくて中々取り入れる人がいない最先端のダンスに挑戦しているらしい。そりゃ、格好良いはずです。

それまでV6といえば、ダンスナンバーの格好良い曲か、「WAになって踊ろう」に代表される明るい曲のイメージ。それが「いつの間にこんな今時の曲を披露するようになったの?」と思って、曲を検索していったら、まんまとハマってしまいました。

なので、今回の #いまから推しのアーティスト語らせて は、V6で書かせていただきます。とはいえ、本当にど新規なので、ジャニーズファンの皆様は温かい心で読んでいただけたら嬉しいです。

ダンスがシンプルに格好良い

デビュー当初、アクロバットが多かったV6。10周年あたりまでの曲なんて、「え、それ人間技?よくそんなに動けるね?」と心配になるほど。

と思いきや、最近も十分すごい。なんと、2015年のベストアーティストで、全員バク転を披露してしまったのです。坂本くんは当時44歳、グループの平均年齢38.8歳。30代後半〜40オーバーのおじさんがやることではありませんよね......。

しかし、今は三宅くんのラジオでアクロバット引退宣言が出る等、昔ほど激しいダンスを見る機会は少なくなりました。アクロバットはやらなくても、十分大人なダンスで格好良さを表現する全員アラフォー・アラフィフのV6。

進化し続ける曲やダンスに対応する基礎力の高さはもちろんのこと、コンサートでは初期の曲もちゃんと踊るので、「どんな身体のつくりをしているんだろう?」と疑問に思ってしまいます。

ジャニーズだけど、ちゃんと歌がうまい

ジャニーズファン以外からすると「いや、だってジャニーズじゃん」というのが、やっぱり歌。分かる、私もそう思っていました。でもそんな人にこそ聴いてほしいのが、坂本くんの声。ジャニーズの中でトップクラスだと思っています。

実は坂本くんは、ディズニー映画『ターザン』の主題歌を決めるオーディションにジャニーズの坂本昌行を隠して「Marsa Sakamoto」として応募。見事合格し、主題歌を担当することになったのです。これだけで十分凄いのですが、なんと作曲したフィルコリンズが「世界各国の主題歌の中で、Marsa Sakamotoの歌が一番凄い」と大絶賛。主題歌を担当した歌手の中から特に優れた歌手として、坂本くんが選ばれたそうです。

それほど賞賛される歌声を持つ坂本くん。今ではその歌声を生かしてミュージカルでも活躍しています。スタイルの良い彼から出る、美しい歌声に聴き惚れてしまうことは間違いありません。

バラエティもちゃんと面白い

V6といえば、アラサー世代は「学校へ行こう!」を見ていた人も多いのではないでしょうか?改めて調べてみると、放送は1997年〜2008年まで(後続番組「学校へ行こう!MAX」も含む)。

中でも神回として有名なのは、「学校へ行こう!」で放送された「V6 祝十周年‼︎ 北海道6人旅SP」。名(迷?)言「やべぇ、鹿が乗り移った!」など、V6ならではのわちゃわちゃが存分に味わえる回です。

10年目でこれだけ面白いバラエティを作ることができるのは、若いときからロケやスタジオで周りの人を見ながら、動いてきたからこそ。イノッチの気配り力や優しさを見ていると、バラエティで培った力が大きい気がします。

ファンへの心遣いが素晴らしい

個人的にですが、V6の中で一番周りに気を配り、臨機応変に対応しているのは、三宅くんなんじゃないかと思っています。

彼が2005年の握手会で出会った聴覚障害を持つ女の子がきっかけで手話を始めたのは有名な話。そのときになんとか理解しようと習い始めた手話。今では、難しいといわれる話しながら手話をすることもできるそう。2014年からはNHKの手話番組「NHKみんなの手話」でナビゲーターも務めるまでになりました。

そしてもう一つ、V6ファンが勇気付けられた出来事が、岡田くんが結婚したときに出したコメント。岡田くんの結婚は、当時V6の情報を何も追っていなかった私のTwitterにまで流れてきました。

しかも発表しようとしたのは、クリスマスイブ。ファンにとったら、大切なイブに大好きなアイドルの結婚を知るわけです。その悲しみをどこにぶつけたら良いか分からないですよね。そして発表された三宅くんのコメントはファンを大切に思う気持ちが伝わってくると話題になりました。

V6の末っ子にこんな日が来るなんて想像もしなかったです。とてもうれしく、また頼もしく思います。家族思いの岡田。きっと、守るべき者ができたことで、さらに強く優しい男になるんだと思います。22年間たくさんの人に愛され、支えられてきた僕たちですから、これからも感謝の気持ちを忘れずに一緒に歩んでいきましょう。本当におめでとうございます!
(三宅くんコメント 日刊スポーツより)

後半なんて、ファンに寄り添い続ける三宅くんらしいコメントですよね。しかもその後公表されたファンクラブ限定のブログでは、ファンを想った内容で綴ってくれたんだとか。結婚したのは自分じゃないのに、ファンのことを考えてブログを更新してくれるなんて、ファン想いの三宅くんらしい行動ですね。

反抗期を経た異常なまでのV6愛

今や日本映画界を代表する俳優にまでなった岡田准一氏。一時期、V6に対して反抗期ともいえる期間があったことをご存知でしょうか。

V6が10周年を迎えてからといわれていますが、その時期は何とか俳優として名を残そうと必死になっていた時期。V6の活動の時間も俳優としての時間に充てたかったのではないでしょうか。

そして、まだジャニーズが役者として演じることに色眼鏡があった時代。自分が俳優として成果を残すことが、V6にとって、ジャニーズにとってプラスとなると信じて活動を続けていました。

そのためか、当時のV6の番組では、塩対応・むしろ若干キレ気味の岡田くんが多く、当時小学生だった私は、岡田くん=冷たい人、クールな人という印象を持っていたほどでした。

その時期はメンバーと口を聞かないこともあったんだとか。それでもメンバーは温かく末っ子の頑張りを見守り続けていました。

俳優の道をがむしゃらに進み、V6の活動に力が入らなくなっていた時期。そんなときに、三宅くんが岡田くんにある言葉をかけます。

「アイドルとして誇りをもってくれ」

これを聞いて岡田くんは「これを先輩に言わせちゃいけない」と気づいたのだそう。

そして、完全に反抗期を終えたのは、20周年を迎えたNHK「SONGS」での出来事がきっかけなんだとか。剛くんが言った一言が感動的で、それで10年にもおよぶ反抗期が終わったそうです。

「俺は岡田の重圧とか、周りの期待とか分からないから。でも、ここにいるときくらいは、何も考えずに笑っていて欲しい」

岡田くんは「剛くんから、そんな言葉が聞けるとは」と笑っていましたが、内心は感動していたのではないでしょうか。

また、三宅くんも別番組で似たようなことを言っていました。

「アカデミー俳優だ、大河の主役だ言われてますけど、俺たちにとっちゃ、岡田は岡田。オカダの3文字に尽きるんだよ」

日々、色々な現場で主役を担い、数字を背負い、重圧と戦い続けている俳優・岡田准一氏。でも数字など関係なく受け入れてくれるお兄ちゃんたちがいるのは、岡田くんにとって心強い味方なのですね。

SONGSで反抗期を終えた岡田くん。今では当時の反動なのか、反省なのか、いたるところでV6への愛を語っています。時にはこっちが引いてしまうくらい。でもあの頃の冷たい態度の岡田くんを見ていたひとりとしては、今の溢れんばかりの愛を語る姿を見ているほうが嬉しくなってしまいます。

しかも当時の岡田くんは一番歳の近い三宅くんに対し、辛くあたっていたこともあったそう。それでも、三宅くんは「岡田、岡田」とかまい続けてきました。だからこそ、救われた部分もあったそうで、今の岡田くんは「何があっても三宅くんを守りたい」「ケンちゃんが一番かわいい」と周りを気にせずに発言するほど。

そして、反抗期でV6にきつくあたってしまった岡田くんですが、今年の「愛なんだ」では、反抗しながら身につけた“アクション”をV6の番組で恩返しする結果になりました。

末っ子からの、24年目の恩返し。あの10年がV6にとっても無駄じゃなかったと実感することが出来て、ただただ嬉しさを感じる時間でした。

そんなV6も、来年で25年目。反抗期をはじめ、様々な試練を乗り越えてきたV6。2020年はどんな活動をしてくれるのか、楽しみでなりません。

映画や舞台、はたまた司会や料理など、普段は各方面で活躍するメンバー。その活動がV6として集まると、よりバラエティに富んだステージになるのです。25周年はもっとメンバーに会えることを信じて文を締めたいと思います。

V6と、それぞれの活動に愛を込めて。

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