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ブランディングがあなたにもたらす「解放」と「喜び」(売り手編) 〜読者さんからのお便りコーナー〜

こんにちは。
8millionsの阿部です。

前回も、頂いたご質問に対する回答をお伝えしました。

「ブランディングによって、お客様にどんないいことがあるか」

について、ほんの少しですが触れられたと思います。

今回は前回の続き。

「ブランディングによって、販売側にどんないいことがあるか」

について、お伝えします。


ストレスと、喜びと。

「ブランディングって、どうして必要なんでしょう?」

「どんないいことがあるんでしょう?」

という問いに対して僕は前々回の記事


 1.顧客側におけるストレス軽減と喜びの向上

 2.販売側におけるストレス軽減と喜びの向上


と回答しました。

そして1については前回の記事で「半分だけ」お伝えしています。


今回は残りの半分をお伝えしようかと思ったのですが、先に2についてお伝えしていこうと思います(すみません)

ブランディングを行うことで、販売側にどんないいことがあるのか?

少し具体的にお話しましょう。


2.販売側におけるストレス軽減と喜びの向上

購入するお客様だけではありません。

販売する側にもストレス、そして喜びというものがあり、そしてそれらにブランディングは密接に繋がっています。

販売側のストレスとは、例えば

・マーケティングやセールスの労力の軽減

というものですね。

一所懸命いい商品やサービスを生み出したとしても、それをどう伝え、どう届けるか。

そこに苦労される方は少なくないでしょう。

ブランドの力が強くなればなるほど、このストレスは軽減されます。

つまり販売側からの働きかけ、つまりマーケティングやセールスが不要になる、ということです。

非常に高レベルのブランドになれば

「新製品ができました」

の一言だけで売れるようになるでしょう(実際そういうブランドいくつかありますよね)

こういったストレスを軽減(うまくいけば解消)してくれるのがブランディングが販売側のあなたに与えてくれる力です。

ただし個人的な観点ではありますが、これよりももっと優先して解消すべきストレスがあると思うのです。


より深刻なストレス

それは

「合わない顧客に対応するストレス」

です。

最近「カスハラ(カスタマー・ハラスメント)」という言葉の知名度が増してきています。

モンスター化した顧客による嫌がらせ。

いやもはや「顧客」とは言えない存在。単なる嫌がらせですw

そんな人があなたのもとにやってきたら・・・どうでしょうか。

ストレス以外の何物でもありませんよね。

僕はサラリーマン時代にモラハラ上司たちに鍛えられ、独立後はおカネの亡者と化したマネハラ(マネー・ハラスメントという今僕が作った造語ですw)顧客に鍛えられた歴戦の勇士wですので、この「合わない人とのストレス」が本当に嫌なんです。


善くも悪くも、この世には色々な人がいます。

様々な環境、様々な価値観で、様々な人が生きている。

よって同じ人間なんてひとりもいないし、だからこそ、この世界にはどうしてもあなたと分かり合えない人は存在します。

同時にこの世界には、あなただからこそ理解できる、あなたと出逢うのを待っている人も存在するんです。

であれば、あなたはどういう人と関係性を築くべきでしょうか?


販売側が得られる喜びとは?

ブランドとは「両想い」の関係性であるべき。

僕はそういう信念にも似た感覚を持っています。


あなたの価値観に合った人、あなたが笑顔を見たい人、あなたが共に歩みたい人

そういう人と繋がって欲しい。

仮に売上が上がったとしても、不要なストレス(必要なストレスもありますので、ここはきちんと判断すべきではありますが)で心がすり減ってしまうのであれば、ビジネスとしては正しいとしても、ブランドとしてはそれはもう本末転倒である。

過去、僕自身がそういう人生を生きてきたからこそ、心からそう思うのです。


あなたの価値観に合った人、あなたが笑顔を見たい人、あなたが共に歩みたい人

そういう人と出逢い、善い関係性を作って欲しい。

そしてその結果、売上がついてくる。


それが僕の考える「ブランディング」であり、販売側が得られる喜びです。


物理的な成功も、精神的な幸福も、両方得てほしい。

だって、その方が楽しくないですか?


という訳で、僕が考える

「ブランディングが販売側のあなたにもたらす解放と喜び」

でした。

(顧客側の喜びについては次回以降にお話しますね)

よければあなたも、そういうブランドを築いていただければと思います。


それではまた次回に。

ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました。


8millions 阿部 龍太

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