見出し画像

【勉強法】「勉強が嫌い」という子どもたちの思考を分析してみた!(前編)

いつもご覧いただきありがとうございます。学習塾ONEDAYです。
期末テストも終わり、成績が良かったお子さんも、そうでないお子さんもいたことでしょう。そして後者の場合、「2学期からどうしよう……」とお悩みの保護者の方も多いはず。

そこで今回から、「勉強を苦手にしないために避けるべきこと」を5つご紹介していきます。成績を確実に伸ばす方法は千差万別ですが、一方で最低限の成績を維持することを掲げるのであれば、いくつかの回避すべきことを守るだけである程度まではできるようになります。

1つ目の回避すべきことは超シンプルで「ノー勉(ノー勉強)」です。
そりゃ勉強しない子は勉強してる子に学力で勝てないですよね。勉強に限らず運動でも習い事でも、どんなこともある程度のラインまでは結果は努力に比例するものです。

そしてそれを経験上よく知っている大人ほど、「勉強しなさい!」「なんでできないの!」とまくし立ててしまうものです。
特に自分が子どものころに割と成績が良かった親ほど、自分の子どもに同じ水準の努力や結果を求めてしまい、最終的に親子で衝突してしまうという話もよく目にします。

とはいえ、勉強しない子ども側にも当然言い分があります。まずはその言い分を紐解いていきましょう。

勉強しないのは「やってもできない」とあきらめているから

勉強しない子に「なんで勉強しないの?」と聞くと、始めのうちは「めんどくさいから」という言葉を繰り返します。ゲームのほうが楽しい、とか、友達と遊ぶ約束をしている、とか、何かと理由をつけて勉強を後回しにする行動を繰り返します。

ただ、さらに掘り下げると「だってどうせわかんないじゃん」という言葉が必ずと言っていいほど出てきます。本人も勉強をしないといけないことはわかっているけど、やってもわからないから勉強をする意味を感じない、というロジックです。言い換えると、まずは「やってもどうせできない」というメンタルブロックを取り払うことから始めないといけません。

きっかけ1:「なんでできないの?」

そしてこのようなケースをさらに紐解くと、過去に先生や親御さん、周りの友だちから「なんでできないの」という趣旨のことを言われ続けているケースが非常に多いです。親や先生としては問題を解かせて「これはできるだろう」と予想していたのに、ふたを開ければ子どもができないのですから、驚きや辟易とした感情が沸き上がるのも無理はない話です。

しかし、子どもにとって親や先生は大きな存在であり、そんな大人からこのような発言をされれば「自分はできないんだ」と感じるきっかけにもなりかねません。加えてこのような発言が続けば、「親や先生は自分のことをわかってくれない」という話につながっていくのです。実際に勉強が嫌いになる原因の大部分が、勉強それ自体が嫌いであること以上に「親や先生からあれこれ指摘されるのが嫌」という子どもの声をよく聞きます。

とどのつまり、大人から勉強ができないことを指摘され、それを機にさらに勉強が嫌になり、また大人からできないことを指摘され……という無限ループを繰り返すことで、いつしか勉強そのものを嫌になることで解決を図るのです。ここまでくると、子どもと大人との間の信頼関係の問題にも発展します。

きっかけ2:「こんな勉強なんか必要ない」

あるいは「こんな勉強なんか必要ない」と大人が言っているケースもまれにあります。講師の立場からするとこれ以上に最悪の言葉はなくて、お願いだから子どもの見ているところでそんなこと言わないでくれ、と個人的には思っています。

このケースはYouTubeなどでインフルエンサーが「漢文なんか使わないでしょ、いらないよあんな授業」(当塾の見解とは異なるのであしからず)と言っているケースでも当てはまります。中高生の間は情報や文脈を正確に読み取る力がまだ十分に身についていないことも多く、「勉強全般が必要ない」というように誤った解釈につながる可能性が否めないのです。

勉強に限らず、大人が軽々に「○○は必要ない」と発言することは、子どもにあらぬ誤解をもたらします。そうした誤解が将来の可能性をつぶすことにつながるので、大人が子どもと接するときは自分の発言に気を付けてほしいものです。

そしてこの記事を読んでくれている子どもたちがいれば伝えたい。
勉強に不要なものなんかないです。不要と思えばそれで終わってしまうけど、必要と思って頑張ったことはあとで思わぬ形で役立つことがあります。ただ、未来を正確に予測することはできないし、何が自分にとって役立つかは正直後にならないとわからないんです。だったら、「どれも大事だよね」って思っておいたほうがチャンスが広がるんです。

つまり大事なのは「君が目の前の勉強をどう捉えるか」です。学んだことに価値や意味をつけるのも君たち自身です。

まとめ

ここまでで勉強しない子が勉強しなくなるきっかけを説明しました。子どもは親御さんの否定的な言葉を受け止めて、関係性が崩れていくことによってどんどん勉強しなくなるというのがよくある流れでしたね。

後半では勉強しない子をどのように勉強に向かってもらうか、対策をお話ししていきます。続きが気になる方はぜひフォローをお願いします!

学習塾ONEDAYの案内

最後になりますが、当塾では勉強に不安を抱えている方の学習支援を行なっています。Google meetを用いたオンライン授業により、日本全国の皆さんに学習支援を提供できる体制を整えておりますので、まずはこちらからお気軽にお問い合わせ下さい!

学習相談窓口

ONEDAY公式LINE:https://lin.ee/nqPLhp3

ONEDAY公式サイト:https://oneday-cram.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?