見出し画像

『職業リハビリと心理教育 就労場面における慢性的な傷つき体験のトラウマ化...を考える』

『職業リハビリと心理教育
就労場面における慢性的な傷つき体験のトラウマ化...を考える』


仕事のご相談を受ける職について、もうすぐ
10年になります。

それ以前に、企業での医療相談や、医療現場での訪問でのアウトリーチ
人と対話を通じて、
一緒に考えるは、カウンセラーではないのですが、カウンセリング的であると感じています。
働く、ご相談のなかには、
疾患の話
通院や症状、それらによる事情を採用選考の際の話にくさより、
非開示で就労され、いいだしにくいため、痛みや、排泄が増える、易疲労感、紫外線に当たれない、重量物がもてない
など、事業者に相談困難と感じている人が多くみえ、
ゆえに、症状が悪化した際、
会社との共有ができないため、実際と心身の状態や状況のギャップが益々大きくなり、
態度や表情に我知らずとして出てしまう

こうしたお話を散見します
さらにうかがっていますと

やがて対人関係の問題となり
嫌な体験をされている

誤解が生じている場合、相互のすれ違いが、やがて対人緊張をもたらし、感情的なトラブルに変わってしまう

対人緊張や問題に移行し、
居心地が悪くなり

慢性的なフラストレーションが過重になり、
すトレッサーは雪だるま式に増える可能性を秘め、
体調には益々ネガティブな要素に変わってしまいます
ぐるぐるとしたそうした疾患や通院治療、その就労の際の一定の理解を得ることについて、
環境を整備することにより、そうした人材が、会社でのコンフリクトをおこさなくてもいいための情報共有や、互いに話しあえる環境のいくらかの整備の必要性を感じざるえません

国や行政、自治体や社会全体で共有する取り組みの必要性を、ヒシヒシと感じております。

環境トラウマ

への理解を促し、職業リハビリテーションに携わる支援関係者、産業保健、あるいは治療と仕事の両立支援コーディネーターや難病患者就職サポーター、(心理教育)は、
今後とても大切な基礎教育となっていくのではないかと思うのは、
現場でうかがうお話のなかに、
そうした環境により生じるトラウマ
影響がその後の就活に与える影響が現象として散見するためであったりいたします。


就労と慢性的なフラストレーション、傷つき体験によるトラウマ

人の理解に心理的な側面からの理解をも含んでいないと、なぜそうするのか?
わからないだろうなぁ、と感じることに多々出くわすからだったりします。

本人に起こっている症状や対処について理解すること
ご本人さえ気がついていない場合があります

トラウマティックイベントを体験する人は少なくない


トラウマからの回復は、様々な人とのかかわりの中で進むものですが、(個人差がある)

その周囲のサポートする方々が初期に接点をもつことが多くなるなか、
決して、相談をしたが、理解が得られないばかりか、心情を吐露したはいいが、理解が得られにくいとなると、
もはや、社会をどう信頼したらいいか、
その場面でさらに二次的なダメージを受ける方々...
支援者のリソースは貴重ですが、
ちかごろ、そうした支援関係者、難病患者就職サポーターへの研修は、コロナ禍前より中断しておりますので、
いささか現場がどうなっているのか...

人材育成は、すぐにリターンがみえないところですが、
そこをおらそかにしますと、逆に結果や成果は落ちる、育成ができないと長期的な影響もみられる

短期的な目にみえる数字、難病患者の就労支援であれば、

就職率をいかに高めるか、において、
就職困難者を相談に含めないことにより、数値はあがります、が...

人材育成がないと、就職者は減る
評判は下がり、相談者も減ります
実際に都道府県の傾向で、スキルや説明内容の違いにより、そうしたことが都道府県単位で起こっている状況がみられています

研修や育成が少ない...ほとんどない点は、心配が残りました。

就労とトラウマ体験の調査は、オンラインアンケート調査など行う必要を感じています。

難病患者の就労支援、就活、働く準備、書類作成、使えるサービスや支援機関、整理の仕方等、難病患者の就活について、当事者の皆様をイメージしながら、元難病患者就職サポーター、リワーク支援、医療現場での支援の体験と実践に基づいて書かせていただいています。